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ユニラボからPRONIへの変革。これからも変わらないものと進化するもの。

こんにちは、株式会社PRONIでHRを担当している森です。
この度、株式会社ユニラボは社名を「PRONI株式会社」に改める、リブランディングを実行する運びとなりました。展開している「アイミツ」のサービス名も「PRONIアイミツ」に変わります。

会社の新たな門出を迎えるタイミングで、これまでも、これからも変革と進化を続ける、PRONI独自の組織カルチャーについて綴ってまいります。


第三創業期のはじまりを迎えて。

会社がより大きな変革しようとしている。

元々、ユニラボは2012年創業、2019年にそれまで磨き続けてきた「アイミツ」サービスをさらに拡大すべく、資金調達(シリーズA)を実施。その契機を第二創業期と称して、以降も組織の拡大と事業の磨き込みを続けてきました。コロナ渦においても成長を続け、直近の2023年3月にシリーズCラウンドで25.8億円を資金調達、さらに成長を加速させています。(累計資金調達金額は46.8億円を突破)

この度、2023年9月に社名を株式会社ユニラボからPRONI株式会社に改め、より多くの方に期待と信頼をいただけるブランドへと進化、さらに邁進していくという決断をしています。まさに第三創業期を迎えるタイミングです。

会社とサービス名称が統合されます。

弊社代表の栗山さんの記事にて、リブランディング決断の背景および我々のブランドや事業にかける想いについて、アツく綴っていますのでぜひご覧ください。

PRONIの門出を、全員で盛大にお祝い。

新しい門出を迎えるにあたり、映画館をお借りして、ブランドムービーを映画館で上映、全員で盛大にお祝いしました。ブランドのコンセプトだけでなく、そもそも我々は何者で、何を目指していくのか?なぜリブランディングに至ったのか?などの前提を社員全員で認識を合わせ、第三創業にふさわしいスタートを切りました。

ブランドムービーはぜひ、弊社コーポレートサイトをご覧ください!

PRONIのロゴ制作、ブランドムービー制作の舞台裏について、弊社デザイン室の柿本さんとCEO室の和田さんがご紹介しています。こちらも是非ご覧ください。

100人の壁を超える。PRONIらしいやり方で。

前述の通り、資金調達を皮切りに、有能でまっすぐな人材の採用および活躍促進に対して多く投資を続けてきました。気づけば、組織の規模も”100人の壁”と言われる大きな節目を迎えています。

組織が急拡大していく中で、処方療法ではなく問題が起きる前に予防策を打つこと。停滞せず最速で前に進んでいくために、先を見据えた打ち手、先手が必要と常に考えています。(それでも顕在化する問題は発生するものですが、想定の範囲内かどうかも大きく変わると思っています。)

では、さらなる組織拡大のために何が必要か。

改めて、組織カルチャーが拠って立つポリシーの確立と、各種制度の整備をどれだけ徹底しきれるかがポイントと考えています。(これをぶらさずに続けることが簡単ではないものと、自戒も込めて。)

具体的には、市場環境や組織規模の変化に対して、「今後も変わらない不変のポリシー」と、「柔軟に変化させるべきもの」とを分けて人事/組織戦略を構築しています。

本日は、ユニラボ⇒PRONI変更後も、変わらない不変なものと、今後も進化するもの、の二軸でお話を進めます。

会社トレードマークの卓球台はシックにリニューアル!

会社フェーズが変わっても変わらない価値観。

全ての目的はビジョン実現のため。変革と進化を続ける。

2022年に、これからの会社フェーズが変わっても、組織をつくる上で大事にし続けたい価値観や会社が目指す理想の組織像(≒カルチャーモデル)、そこに至る道筋について整理を進めました。

企業の成長において、事業と組織カルチャーの両輪を嚙み合わせて、それぞれを高速で回していく必要がある。カルチャーモデルを構築していく上で重要なポイントは、起点とすべき最終目的からの逆算と、もう片輪の事業モデルとの両輪駆動を意識した設計にすることだと考えています。

私たちの最終目的はあくまで「受発注を変革するインフラを創る」というビジョンの実現、その過程でビジネスパーソンの生産性向上に貢献、さらには日本社会に活力をもたらすこと。そこからの逆算で、ありたいカルチャーモデルについて議論・整理してきました。

【目指す組織像(ストーリー)】
受発注を”変革”するというビジョン実現のために、非連続的な成長(変革・進化)が必要。我々のビジョンに向けた道は複雑で難解なもの。一人の力では到底辿り着けない。そのため、我々は多様な価値観や考え方を尊重し、集団的知性の形成を重視する。
ただし、どんな価値観も無条件に受け入れられるわけではない。それらを適切にインクルージョンするために行動規範(Value=まっすぐ)を重視する。
特に、挑戦を共にするチームとの"信頼関係"の構築および維持を重視する。
そうして醸成された「関係の質」が「結果の質」に、非連続成長に繋がっていく。
多様な価値観を尊重しながらこの好循環サイクルを継続することは難しい。
それでも壮大なビジョンへの長い挑戦のために変わらない価値として重視していく。

人事ポリシーの社内資料より抜粋
VMVドリブンで考え、構築しています。

「まっすぐ」を軸として、多様な価値観を尊重する。

私たちは、様々なバックグラウンドや価値観を持ったユニークな社員が多く所属している会社です。当然、組織内に価値観が違う人が多くなるほど、インクルージョンの難易度は高くなると分かっていますし、同じような考え方を持つ人が集まった同質性の高い組織の方が話も伝わりやすく、組織運営としては楽をできると思います。

ただ、我々はそもそも難易度の高いビジョンに向かっている自負があり、中長期戦を覚悟でコミットメントしている。また、特に変化が激しい昨今の市場変化に適応しながら、新たな”変革”を起こしていくには、多様な人とその集合知がなければ実現可能性は小さくなる、中長期的に事業を成功させるためにそれが必要不可欠と考えています。ゆえに、簡単ではない道を選んでいます。

特に、性別・年齢・人種など外見で判断しやすいものではなく、考え方・習慣・コンピテンシー・スキルなど、外見では判断しにくい認知的な多様性を意識してこだわっています。 

一方で、どんな価値観でも無条件に全て受け入れるべきというのは詭弁で、全員が共通のビジョンに向かっていくための、行動のフェアウェイを定め、徹底すべきと考えています。そうしなければ何でもありという組織になり、結果的にビジョンから逸れた目的を見失った組織になると考えています。その行動規範が、ユニラボ時代から変わらず大事にしてきたバリューの「まっすぐ」です。

採用時にも「まっすぐ」を体現できる方かを重視しています。

信頼関係をベースとした強いチームを形成する。

心理的安全性が高い組織が、建設的な議論を続けることで、新たなアイデアや価値を生み出すという話について納得感はありますし、その通りだなと感じています。

ただ、私たちは、そういった理屈抜きで、お互いの信頼関係を維持しながら、大きなハードルに向けて挑戦を続けることを好んできました。どれだけ目先の結果や利益を上げられても、順調に事業が成功しても、ビジョンの実現に近づいている実感を得られたとしても、共に働く仲間と信頼関係が無ければ決して満足できない。私たち(PRONI)のカルチャーの魅力の一つで、実際にそれを求めている社員も多いと感じています。

具体的には、「結果の質」を高めるために「関係の質」から高めていくことを考え方の起点としています。

急がば回れ。第一に、挑戦を共にするチームとの"信頼関係"の構築を重視する、そうして醸成された「関係の質」が「結果の質」に繋がる、非連続成長に繋がっていくと考えています。また、難しい挑戦を共に乗り越えた先に、さらに信頼関係がより強固なものになるという成功循環モデルを信じています。

成功循環モデルを信じて、まっすぐ進めています。

これからも進化を続ける人事制度。

今後も変わらないポリシーを礎として、HOWである具体的な人事制度については、これからも変革/進化を続けます。弊社の人事制度の進化ポイントについて、いくつかご紹介させていただきます。

会社が、社員に期待するものと約束するもの。

PRONIでは、社員全員がプロとして「自律」し、自己成長や自身のキャリア開発にもオーナーシップを持つ、常に高みを目指し、挑戦を続けることを期待しています。一方で、会社はその挑戦と成長に対して「伴走支援」することを約束しています。

「自律」と「伴走支援」をテーマに各制度の拡充を図る。多様なメンバー個々が自身の強みを活かし、自分らしいキャリアを築いていける、そんな環境づくりに挑戦し続けています。

具体的には、信頼関係をベースにした人事制度の運用を意識しています。ストレッチな目標設定による挑戦機会の最大化、1on1を通じた伴走コーチングによる経験の内省化、外部研修や読書など概念化への支援など、経験学習サイクルを回していけるような支援強化をしています。

また、様々な職種のプロフェッショナルが増えている中で、それぞれの専門性や強みをより適切に評価できる仕組みづくり、制度改定も検討しています。各制度の詳細については、また別途の機会でご紹介できればと思います。

様々な事情に寄り添い、長く挑戦を続けられる環境を。

100人を超え、さらに多様な人材が集まるPRONI。私たちは平均年齢33歳という、若いメンバーが多く所属する組織です。これから先に起こりえるライフイベントなど、メンバーが抱える様々な事情に応じて、より柔軟に働き方を選択できる仕組みづくり、一人一人が長くチャレンジを続けられる環境づくりに挑戦しています。

一方で、まっすぐの体現、変革/進化、信頼関係の構築など、人事ポリシーにおける他の重要ファクターとのバランスを保つことができるように、ルールと柔軟対応範囲の線引きを意識した設計をしています。

例えば、対面コミュニケーションを取れる機会やコラボレーション時間の確保と、柔軟な働き方の両方を担保できるように、以下のような制度運用をしています。

■働く場所:週2日〜自分の好きな曜日で利用可。出社と在宅のハイブリッドな働き方を選択できる。ただし、育児や介護、体調不良などやむを得ない事由がある場合は柔軟に対応。

■勤務時間:所定労働時間の前後1時間の時差勤務、1時間単位での有給取得も可能。これらの制度を組み合わせることで、個々の事情に応じて柔軟に働き方をデザインできる。

また、お子様が生まれた際の育休取得も積極推奨しています。実際に弊社代表も含めて、男性社員も含めたほとんどの方が育休取得・復職しています。

これらの柔軟な制度運用ができるのも、社員一人一人をプロとして、信じられているからに他なりません。新しい制度をトライアルとして積極試行し、PDCAを回しながら進化を続けていくことにしています。

オフィス中央の芝生は変わらない一つ。

タテ×ヨコ両軸で関係の質を高めていく。

PRONIでは毎月のように新しい仲間が入社しています。新入社員の方がいち早く組織に溶け込み、活躍しやすい環境を整える、これを全社で意識しながら施策を続けています。

一例として「シェイクハンズ制度」というものがあります。社員数増えたと言ってもまだ正社員100名強の規模。全社員をお互いが知っている状態、つまり「握手している状態」をいち早く作るべく、人事主導でランチ代の補助をしながら、交流機会を積極的に作っています。そうした交流機会をきっかけに、社内の"ヨコ"のネットワークがさらに拡大し、業務でのコラボレーションも増えていくことを期待しています。

また、組織が拡大していくにつれて、どうしてもメンバーと代表・経営陣との物理的距離は遠くなっていくもの。ヨコの繋がりだけではなく、タテの繋がりを維持/強化すべく、定期で代表と飲みながら率直に話ができる場「まっすぐFriday」という施策も継続しています。

上述のポリシーで記載した通り、信頼関係をベースに難しい挑戦を共に乗り越えた先に、さらに信頼の質が高まると考えています。それをさらに促進する場のセットも意識的に続けています。
四半期に一度、全社員が一堂に会して、最もまっすぐだった人(まっすぐ賞)、最も活躍した人(MVP)、最も活躍したチーム(MVT)を皆で称える会をずっと続けています。私たちは一人一人がプロでありながら、チームで価値を発揮することを意識しているので、ゆえにMVTが最後のトリを飾るのも意味があるものです。

「まっすぐ賞」のトロフィーもリニューアル!

受発注の変革に、まっすぐ挑む。

PRONI採用サイトも新たにリリースしました!

この度、PRONIのリブランディングに伴い、採用サイトを新たにリリースしました。ここまで、私たちが大事にしてきたビジョンと、それを実現するためのまっすぐを軸とした組織カルチャーについてご紹介してきましたが、それらの価値観を盛り込めるように意識して制作に挑みました。

本リブランディングのパートナーであるNEWPEACE社、映像/スチールともに撮影をしてくださったヤンスさん、新しいWebサイト制作をご担当いただいた小玉さん率いるiumチームの皆様をはじめ、多くのプロの方々のご支援をいただき、私たちらしいサイトになったと思っています。(この場を借りて、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!)

メインビジュアルの採用メッセージに始まり、個々メンバーのインタビューまで、様々なバックグラウンドを持つメンバーが「受発注を変革するインフラを創る」というビジョンにまっすぐに挑み続けている弊社の風土を感じ取っていただけますと、とても嬉しいです。

PRONI採用サイト、ぜひご覧ください!

壮大な挑戦を共にしていただける方を大募集中!

受発注を変革するインフラを創る、という壮大なビジョンの実現に向けて、 今後もどれだけ変革・進化のスピードを高められるかが勝負だと思っています。

実現の確度を高めるためにも、ビジョンに共感し、難しく高い壁に挑み続けていただける、さらに多くの仲間(プロ)が必要です。多様なスペシャリティを持った人が働きやすい場をつくり、信頼関係をベースとした強いチームを構築していきたい。

未来の仲間(プロ)と共に、アイミツという事業、PRONIという会社を、さらに変革/進化させていく挑戦に、毎日ワクワクしています。

弊社の挑戦に少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひお気軽にご連絡ください!


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