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【ミャンマークーデター】7月のまとめ〜クーデター発生から半年 〜
こんにちは。
とうとう、8月になりミャンマーで起こっているクーデターも半年が経過しました。
コロナウイルスの爆発により、クーデターとコロナのダブルパンチの苦境の中にあります。
7月は、
・コロナとクーデターの二重苦
・軍による酸素ボンベ・医療機関の支配
・通信会社テレノールの撤退
などが主な注目の部分です。
備忘録として、あと、世間から忘れられないためにも、7月の出来事と個人的な所感を
【ミャンマークーデター】武器禁輸措置に反対したベラルーシとミャンマーの関係
今回は、ベラルーシについて。
失礼ながらマイナーな国の1つだと思います。
私がベラルーシという国に興味を持ったのは、2021年6月に国連で行われた
ミャンマーへの武器禁輸措置に、唯一反対した国が「ベラルーシ」という報道を見てからです。
それ以前、昨年の大規模デモが起こっているとニュースで知りつつも、遠い国のように感じていました。
昨年大統領選挙後に、大規模なデモが起こり、直近では、飛行機の
【ミャンマークーデター】ミャンマー国軍と蜜月ロシアの関係とは?
今日は、クーデター以降に、ミャンマー国軍と蜜月の関係にあると言われるロシアの存在について。
ロシアは、ミャンマーに武器を輸出したり、国軍記念日に出席をしたり、国軍と近い関係性を持っていると報じられるようになりました。
私自身は、ロシアについてはほとんど興味もなかったのですが、この機会にロシアとミャンマーの関係性について勉強してみました。
きっかけはこちらの一連のツイートです。
1、ロシアと
【ミャンマークーデター】休校2年目になるミャンマーの大学
今回は、休校2年目になるミャンマーの大学について紹介します。
以前に、ミャンマーの大学制度についてはこちらの記事で紹介させていただきました。
ミャンマーの大学制度について簡単に紹介します。
1、ミャンマーの大学制度
基本的に、ミャンマーの大学に入学するには、
日本の学生と同様に、試験を受けますが、
ミャンマーの大学の特徴としては、
「自分自身で学部を選ぶ・大学を選ぶという選択肢が狭く点
【ミャンマークーデター】民主派勢力「PDF(人民防衛軍)」の存在
5月以降、ミャンマーでは爆破事件やUSDP(軍側の政党)の幹部の暗殺などが増えました。
それらの事件が民衆派によるものか、軍内部の自作自演か、軍内部の分裂かどうかは定かではありません。
しかし、先日タムウェというヤンゴンの中でも比較的中心部に近く、人口も多い地区で軍トラックの爆破事件があり1名の一般市民の犠牲が出てしまいました。
最近、話題にも上がる「PDF(人民防衛軍)」について解説します
【ミャンマークーデター】軍政時代のパスポート取得の賄賂と煩雑さ
今回は、軍政時代のパスポート取得のプロセスと煩雑さについてご紹介します。
5月中旬に、ヤンゴンのパスポートセンターが再開し、毎日大行列だそうです。
国内経済的ダメージによる就職の困難さや、学校休講・CDMによる海外留学、海外移住などを考えている方が多くなりました。
そのために、パスポートの取得を希望する一般市民の方が増えています。
まだコロナウイルスの影響で世界各国への出国は厳しい状況が続き
【ミャンマークーデター】6月中旬の市民生活と応援したいお店
4月中旬頃から、経済活動が戻り始めたように見えるヤンゴン街中です。
爆破事件、拘束、検問、国軍による強奪など治安的な課題は多々ありますが
やはり、市民生活では経済活動は欠かせません。
今回は、政治・情勢から少し離れてコロナ第3波・クーデター中の経済活動、(個人的な)オススメのお店についてをご紹介します。
*6月中旬での生活情報となることご了承ください。
1、市民生活まずは、ヤンゴンが今どの
【ミャンマークーデター】ミャンマーとコロナウイルス
6月になって、コロナウイルス第3波の懸念が大きくなりました。
ヤンゴンでも200名以上の生徒が集団感染する学校もあり、コロナによるダメージも刻々と迫ってきている印象です。
(しかし、街中はコロナ対策はほとんどなく、あまり気にしている人も多くない様子)
あまり大きくは報じられませんが一部地域(インド国境を接するチン州)では
すでに学校閉鎖・ロックダウンになっているそうです。
昨年3月下旬から
【ミャンマークーデター】6月のまとめ〜クーデター発生から150日〜
ミャンマーで起こったクーデターも早150日が過ぎました。
直近では、コロナ感染が激増によってロックダウンが噂されたり、急な政治犯の解放(罪はないのですが)、150日の抗議活動が予定されたり、内部クーデター発生??など
6月末は少し慌ただしく状況変化がありました。
7月は、良い方向に転じるように願いたいと思います。
6月のアップデートをまとめました。
<国内情勢>・6月1日から小学校〜高校
【ミャンマークーデター】インド国境チン州のミンダで激しい武力衝突と兵士へのインタビュー
本日は、先月激しい衝突が起こった「ミンダ(Mindat)」(ミンダッ、ミンダットとも発音)のエリアについてです。(2021年6月26日時点の状況になります)
6月19日に、2週間の停戦が発表され、2万5千人の住民のうち3割くらいが家に戻ってきているそうです。
しかし、近隣の山岳地帯には地雷が埋め込まれ、10代の方が命を落としました。
ここから、4月のミンダの町と衝突についてです。
1、ミン
【ミャンマークーデター】<連載2>軍事政権下での生活〜教育編〜
本日は、軍事政権下での生活について
ミャンマー人にインタビューした内容を書きます。
「軍事政権下の教育」について。
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ミャンマーでは、
小学校5年間、
中学校4年間、
高等学校2年間で、
小学校から高校まで計11年間通います。
義務教育はなく、生活困難によリ、
学校に通えない子供も多くいます。
高校卒業後、大学に進学する際は、
日本のように学生
【ミャンマークーデター】脱走する国軍兵士とミャンマーの国軍
クーデターも100日を超え、4ヶ月が経とうとしています。
ヤンゴンの街中では、大きな衝突は減りましたが、
至る所で検問、爆発などが増えてきました。
今月は、5月15日はチン州(ミャンマー西部)のミンダという小さな街で
空襲、ヘリから襲撃、重火器の使用、国際法で禁じられている「人盾」(兵士の前に一般市民を歩かせる)という、
激しい衝突がありました。
1000人の兵士がミンダという小さな町に集ま
<連載1>軍事政権下での生活
今回から、「軍事政権下での生活」についての連載を始めたいと思います。
1988年の民主化運動を経験したミャンマー人の
「軍事政権下での生活」
についてインタビューした内容を紹介します。
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「なぜミャンマーの国民は軍事政権を倒したいのか?」
「なぜここまで軍事政権を嫌うのか?」
実際に、1988年民主化運動を経験し、
その後軍事政権下のミャンマー生活した実際の様子
【ミャンマークーデター】ミャンマー在住日本人と日系企業勤務ミャンマー人の声
今日は、ミャンマー日系企業を対象の
ミャンマー人・日本人の声のアンケート結果のご紹介と、
個人的にミャンマー人やスタッフと話していて感じる所感まとめました。
まずは、こちらのアンケート結果ご紹介させていただきます!
まとめてくださった有志の方には本当に感謝です。
定量的に日系企業やその個人がどんな思いを持っているのか、参考になります。
・ミャンマー日本企業
緊急アンケート【日本人編】
【ミャンマークーデター】ミャンマーを知るための本・映画をご紹介
本日は、自粛期間中に、ミャンマーを知るための映画や本をご紹介させていただきます!
1、映画・動画編まずは映画についてご紹介します。
全て、アマゾンプライム等でも視聴が可能だと思うので
緊急事態宣言中にでもご覧ください^^
・ビルマの竪琴
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太平洋戦争末期、
「インパール戦争」という
ビルマと日本の戦いがありました。
その頃の日本人兵をモデル
【ミャンマークーデター】新政権NUGの設立
少しご無沙汰になってしまいました。
5月になり、ヤンゴン市内は、
どちらかというと「経済」を優先させるような
動きが増えてきたように思います。
ヤンゴン市内では渋滞もあり、ショッピングモールもほとんどがオープンしています。
4月中旬のミャンマーのお正月が終わってからなんとなく、仕事始まっているのか止まっているのか、区切りがない中途半端さがあります。
本日は、先月発足した「NUG」についてで