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読書記録4.4 -アプリを削除しよう-『7つのステップでスマホを手放す 退屈すれば脳はひらめく』マヌーシュ・ゾモロディ

こんにちは、だるまです。昨日はとても素敵な建物を見ましたが、一枚も写真を撮らず過ごしました。

さて、今日で折り返し4日目です。前回のミッションはこちら。

Day4 例のアプリを削除しよう

要約:アプリの制作者にとって中毒は価値である

はまっているゲームやSNSはありますか?だるまはゲームはからきしですが、Twitterを中学時代からだらだら続けています。最近ではこのnoteも…。

アプリ開発の目的

さて、今回はアプリを制作者側から見てみましょう。

制作者の目的は、

「ユーザーができるだけ長く拘束されるようにアプリをデザイン」

すること。なぜなら消費者の時間を奪うことが利益につながる社会だからです。

制作者はユーザーがアプリにかじりついてくれることを目標に開発しているのですから、なかなかやめられないのも無理ありません。noteのUIも頻繁に更新されていて、ますますはまってしまいます。

ユーザーよ、団結せよ!

中毒を目的に作られたアプリを適切に使えない場合はどうしたらよいのでしょうか?

本書ではユーザーの団結が必要だと述べています。

具体的には初期設定をかえること

アプリの初期設定は通知がすべてONになっており、相手側が集中しているときにも邪魔することになります。受け取る側に選択肢はなく、集中を中断させてしまいます。

外部からの中断のみならず、自己中断も注意力散漫の原因です。

例えば、Wordでレポートを書いているとき理由もなくTwitterやインスタを見て作業を中断させることはありませんか。

外部からの中断が多いとき、その後通知が静かになっても自己中断が増加するという悪循環が生まれるそうです。

節度あるアプリ使用のためには、初期設定をそのままにせず、自分流にカスタマイズする必要があります。

ゲームは悪なのか

これまで、ゲームやSNSをやめようという前提で話してきましたが、ゲームの有効性については盛んに議論されています。

ある研究ではゲームがうつ病に効果があるとしています。ただし、ゲームをする目的が「現実逃避」になっている場合はマイナスの影響を与えるようです。現実がうまくいっていないときほどゲームにのめりこみ、実際の問題解決がおろそかになるのは本末転倒です。

ゲームを「短く集中的に」利用して「より前向きな状態で日常生活に戻る」ことで、気持ちと肉体的なエネルギーを高めることができます。

自分で警告ラベルをつくる

頭では「短く集中的に」とわかっていても、なかなかやめられないのが憎いところです。

「はまる仕掛け」だらけのアプリをどうやって節度を持って利用したらよいのでしょうか。

あるゲーム開発者が、アプリにはまり寝不足になった時の対処法を引用します。

・スリープトラッカーをPCにリンクさせ、PM10時以降はPCから自分を締め出すように設定
・消灯時間になるとPCのブラウザーが翌朝6時までシャットダウン・自分のPCの管理権を自分に与えない(システムを簡単に無効にしないため)
・あきれるほど長いパスワードを設定して5枚の紙に書きとめ、街の反対側にあるオフィスや娘の貯金箱、奥さんのナイトテーブルの引き出しなど夜中に取りに行けないところに保管

これでようやく、睡眠時間を確保できました。めでたしめでたし。

うっすら冷や汗が浮かんできます。

それだけ、アプリのUIは私たちの心理現象を利用していますし、はまるよう工夫してあるわけです。
自分自身でコントロールできるようになりたいですね。

Lesson4 例のアプリを削除

今日の実践は、死にそうになるかもしれません。

1日目にメモした、使用時間の長いアプリを削除しましょう。

ゲーム、Twitter、Instagram、さらには天気予報

ないと生きていけないアプリを消しましょう。大丈夫、死にません。

だるまはすでにTwitterのアプリは削除しており、今回は天気予報アプリを削除。chromeはホーム画面から削除しました。
iPhoneはアプリを削除せずホーム画面から退却させる機能が追加されているので、そこから始めるのがいいかと思います。

さらにステップアップできる人は、アカウントごと削除です。

だるまはまだTwitterのアカウントを削除できません。Instagramを始めなくてよかったとつくづく思います。

おわりに

アプリを削除する瞬間はドキドキするかと思いますが、何かを変えたいと思っているならいま削除しましょう。

すっきりすることと思います。

今日も呼吸を忘れずによいスマホライフをお過ごしください。

かしこ

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