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いかにしてアテンションエコノミーに抗ってサバイブするか。目標達成のために今すぐできる10のこと


はじめに

以下たった約6000字くらいの文章なので最低でもこの分量くらいはサラッと読まないと、目標は叶わないのではないだろう。
という、社会学の宮台先生の尊敬の意も込め、いかにも挑発的な文体を用いてこの記事の冒頭部分を書こうと思う。

我々の日常には、中毒性あるもので溢れている。多くの人が気づいたら3時間スマホを見ていたなんて言うことが日常茶飯事の人もいるだろう。しかしこれは個人の目標や夢、将来の幸せを妨げる。個々の能力のDispariteyがさまざまな複合要因によって起こる、激動の時代にいかにしてこれを断ち切るか。大変重要なトピックである。大谷翔平はおそらく謎の美女の盾は他動画なんて見ずに日々トレーニングに打ち込んでいることは聡明である。

逆に言えば、これさえできればほとんどの今の問題が解決する。
大学一回の時、コロナ期間でNetflixを契約すると、3日寝ず食わずにドラマを一気に6シーズン見てしまった。その時に、このままでは社会的な死まで、一瞬で向かうと感じ、様々なことに取り組んできた僕が、年始に取り組みやすくておすすめなTipsを紹介したいと思う。
もちろん以下の風刺画のような生き方がいいなら、ここで閉じてもらって構わない。

デジタル小作農

美男美女のダンスや、よくわからないドッキリ動画、得体の知れない色の食レポ動画のスワイプは今すぐやめて、時間を大事にしよう。

なぜTiktokやInstaは止まらないのか

今日、我々はアテンションエコノミーの中にいる。この経済の枠組みはいかにして大衆を馬鹿にさせ、注目を集めて、時間を浪費させ、必要のない広告を垂れ流せるか。これがTech企業にとってのキーとなる。もちろん個人的にこのムーブはPros consはあるがあまり好きではない。なぜなら企業の思惑の中に、この情報を届けて幸せになってほしいなんて言う考えは毛頭ない。このアテンションエコノミーの流行は2000年のZackerbergのFacebookが転換点として始まり、アテンションというものは、この資本主義世界の新しい通貨となった。我々のアテンション、すなわちドーパミンというものは天然資源のようなもので、上限があるLimitedで重要なリソースである。人は1日に最大3万5,000回の決断をしていると言われるがだんだんこれも減ってきているというデータもある。
ドーパミンはやる気や活力を司る重要な脳内物質であり、報酬系と深く関連しており、これを理解し味方にするかどうかは、目標達成において非常に重要な問題である。

ドーパミンが出る時

・空腹感を満たしたとき
・おいしいものを食べているとき
・運動(有酸素運動が特に効果的)
・恋愛感情でときめきを感じるとき
・小さな目標を立てて達成するとき
・旅行の計画を立てるとき
・性行為
・自分にごほうびをあげる
・趣味に没頭しているとき
・新しいことを始めようとしているとき

上記は参考までにドーパミンが出る時の一例である。これについてはまた今後触れたいと思う。

いかにして抗うか。まず、すべき10のこと

1.アラームは一度だけかける。

起床時に重要なことは睡眠効率が良いタイミングに音を鳴らし、その一回で起ききることである。
スヌーズ機能を使って起床するためには、本当に起きなくてはいけないデッドラインよりも前に最初のアラームを鳴らす必要があります。

なぜか。

大切なレム睡眠(浅い睡眠)の時間が奪われてしまうのが疲労感の原因なのであるからである。

ここで少し、生物学的なお話しをしたいとおもう。

人は寝ている間、深い眠りノンレム睡眠と浅い眠りレム睡眠を90分周期で繰り返す。

そして、実際に起きようと意識している起床時間の1時間ほど前になると、脳はコルチゾールというストレスホルモンを放出し、体温を上昇させ、浅い睡眠(レム睡眠)状態へと移行し、脳も体も再起動に向けた準備をします。ここで目覚めると快適な目覚めとなるのですが……

再起動プロセスの途中でアラームが鳴り、起きてスヌーズボタンを押すと、睡眠サイクルが妨げられ、もうレム睡眠に戻ることはできない。
つまり、本来この時間帯に行われるべきだった再起動準備を行うことができなくなります。スヌーズ機能でリズムを崩され、朝の疲労感が倍増し、休息感が薄まってしまうのです。ひどい時には、二日酔いのような症状を呈する場合さえあります。

要するに何が言いたいかって?? アラーム一回で起きよう!!!!

2.重要なIPhoneの設定

IPhoneでやるべき設定は、グレースケールをオンにしよう。

イメージ図

面白いYoutubeも、キラキラしたインフルエンサーのブランド品自慢も、よくわからないカップル動画や、刺激の強い美男美女のコンテンツもこれら全てが白黒だとどうだろうか。別に見なくていいじゃないか。こうなるだろう。実はブルーライトのカラーな部分というものは人間の脳に強い刺激を与えこの色も一つの大きなアテンションを誘発する理由である。
正直IPhoneが白黒でも、LINEやGmailは返せるし音楽は聞けるし記事や本は読めるし地図も読める。

ありかもそれって思った人へ。今設定してほしい。
コンテンツ見過ぎで、脳が侵され酸だらけになっためんどくさがりな人のために以下に設定方法を貼っておく。(もういいよその挑発)

この辺りでこの記事がいいなと思った方はぜひいいねして大切な友人に、共有してほしい。『文体は腹立つけど、この記事お前の人生に役立つぞ』そんな一言を添えて大切な友人や兄弟にシェアしてほしい。

3.最大の敵:Youtubeの倒し方

無限に無料でコンテンツが見れて投稿できて批評できる最高に革命的なプラットホーム。自分自身もたくさんの恩恵を受けていて有益でもあるが、正直ホモ・サピエンスとしての脳にとってはToo muchである。
あまり成長という言葉は好きではないが、自己成長において有益なプラットフォームとしても重要である。
ではどうするか。STEPは3つある。

STEP 1.チャンネル登録を断捨離しよう


これを読んでいるYoutuberには大変申し訳ないが、尊敬も込めてImpやCVRを見て分析をしにしまくった、あなたたちが作るサムネイルやタイトル、動画再生時間や投稿時間は、正直いって素晴らしい。

しかし僕らの脳には刺激が強すぎる。おすすめがたくさん出てきてどれも自分の趣味趣向に似通った魅力的なものに見えるが、ほとんどは不要である。
頑張って登録チャンネル数は5つまで絞ろう。
そんなことしたら好きなYoutubeが見れないじゃないかって。
見たければ検索すればいいし、検索することを忘れる程度のYoutubeはあなたの人生には不要である。

STEP 2.履歴を削除し、履歴保存を拒否しよう


これは本当にすばらしいと我ながらに思う。
賢いTech企業が、検索履歴などの我々の行動から趣味嗜好を分析して
『お前はこんなのが好きなんだろ、見てみるか、ほらね』
こんなふうに僕たちの履歴から提示してくる。
(GAFAで働いている人がこんなに性格悪いと言いたいわけではない。少なくとも働いている友人はいい人なので理解していただきたい。)

しかしこれは半分嘘で、半分本当である。
履歴を削除し、履歴が保存されないようにすると、彼らはレコメンドのための特徴量としてのソースがなくなり、それをアルゴリズムに投下できなくなる。するとなんと、彼らはレコメンドしてこなくなる。つまりYoutube見て気づいたら4時間経っていた(僕だけかもしれないが)なんてことは少なくとも大幅に減るだろう。

これもすぐにやろう。明日しようなんてことを思ったあなた。おそらく忘れているので今やろう。

STEP.3 アプリを消そう

ブラウザで見るのでちょうどいい。見たくなったら見たいものだけブラウザで見る。それで十分。一人のYoutubeは友達とカフェで談笑を上回らない。

4.水筒を持ち歩こう

砂糖たっぷりジュースや、自然界に存在しない色の飲み物を体内に取り入れるのは控え、水を飲もう。実は脳は短期的な報酬を砂糖によって感じ、やる気や集中力、思考体力を削ぐ。これを欧米ではCheap Dopaminといい意識高い系はこれを立つように警鐘を鳴らす。

Dr. David Katz /WIREDのYoutubeにて

そして浮いたお金で、美味しいワインやコーヒーにお金を回そう。この文明が作ったワインやコーヒーを楽しまずして一生を終えるなんて勿体無い。僕自身昔のアルバイト先だったホテル、最近はフランスやドイツ、イギリスで至極の嗜好品に出会う機会があり、口にするたび生きてて良かったと再認識できる。だがしかし、正直今ドイツにビールにやられてしまった人がたくさんいる。かなりの社会問題とドイツ人の友人はいつも言っている。(ドイツビールが美味しすぎるのが問題なのかもしれない)

何事もほどほどに楽しもう。

おすすめの水筒は以下である。マイボトルがない方、アウトドア好きな方はぜひチェックしてほしい。

5.SNSの通知を消そう

各SNSの通知を限定的にオフにしよう。

特に
・OOさんにいいねされました。
・生産性ないダラダラしたグループライン
・特に友達でもない知り合いの旅行写真
冷静に全く必要のないものである。自分の貴重なリソース(アテンション)は大事な仲間と自分のためになるものに使おう。

早速一つずつ消していこう
・LINE(通知管理、必要ないグループの退会
・Instagram(ファンでもないインフルエンサーのフォロー数減らす、通知オフ、できればアンインストールしてPCから楽しむ、使用制限)
・Facebook必要なし。特定の用事がない場合若者はアンインストールで構わない。Linkedinで事足りるであろう。
・Whatsapp (LINEと同様に変更)
・Twitter(現X・フォローを減らしインプットしたい分野のみフォロースキャンダル系アカウントなどは必ず外そう。人の不幸見ていいねするなんて何にもいいことない、そんなことしたら先祖が悲しむだろう)

ここまできたらあと半分!!!!!

6.メールを整理しよう


今まで偉そうに色々書いてきたが正直ここは自分もまだうまくできておらず、試行錯誤している。しかし今現状の運用で一番良いのは以下である。

Gmailにおいてはアーカイブ機能を使い、受信トレイにはまだ返信できていない重要なメールのみが表示されるようにしよう。
週に何度かは時間をとって全SNS返事漏れがないか確認する作業を設けても良いと思う。
また仕事の話等はなるべくメールを利用しよう。
ジョブスもイーロンもザッカーバーグも毎朝メールでコミュニケーションをしている。簡潔かつ要件のわかりやすい内容が求められるメールは究極のコミュニケーションなのかもしれない。

7.マーケティングメールをUnsubscribeしよう


マーケターとしてメールマーケティングに少しに関わっていたことがあるが正直に言って、人類の幸福な人生にメールによるプロダクトとの出会いは全然必要ないと考える。メールによってプロダクトを発見することもあるから必要という意見もあるかもしれないが、そんなコンテクストで買う商品は少なくとも僕の人生の中では思い出にも残らないし、記憶にも残らないしなんせプロダクトを大事にする気持ちに差がある。少なくとも企業のマーケ戦略としての、メールは全く身体性を伴わないタッチポイントであるため豊かな暮らしに必要はないと個人的には考える。充実している人はそもそもメールを開いて商品を探したりしない。
もちろん売り上げのためには有効な施策だが、少なくとも必要ない。
時間はかかるが定期配信を解除(Unsubscribe)しよう。
もしメール内に解除するボタン等がなければほとんどの場合違反であるしなんらかのテクニックでギリギリ、リーガルをパスしていたとしてもそんな企業は顧客のことを本当に想ったりしていない。ブロックやミュート迷惑メール登録してそのようなメールにアテンションを割かないようにしよう。

8.集中できない時、3分間目を閉じよう

・瞑想や視覚化で集中力を高める。
・考えすぎや先延ばしをやめ「今」に集中する
・ストレスや不安、恐怖への反応の仕方を変える

瞑想はいうまでもないが効果はある。

特に呼吸を意識しよう。実はPC作業等をしているときは、スクリーン無呼吸症候群という恐ろしいことが起きていることがある。すなわちデスクワークでPCを見ているとき人間は呼吸を忘れていたりする。
人間は、突然のショートメッセージのように刺激が予想外のものであればあるほど、身体はこれを脅威と認識する傾向が強まる。

ネコは多くの場合、獲物に襲いかかる直前に静止し、呼吸が浅くなる。ポージスによると、これはメールやショートメッセージ、スラックのメッセージなどを受け取ったときに生じること、つまり静止して内容を読んで行動を考える、ということと本質的に変わらない。

つまり、仕事するときは呼吸しよう!!!

9.IPhoneのホーム画面を整理しよう


個人的には、IPhoneのホーム画面をモノクロにして刺激を減らすためアイコンを自作してモノクロにしている(いつかまた需要があれば記事にしたいと思う)
日常的に必要のないアプリはホーム画面から削除、またはアンインストールしよう。人間の脳は進化していないのに処理する情報量は増えている。こんなにもアプリをたくさん理解し消費できるほど我々の脳は優れていない。
走馬灯の中でスマホが出てくるなんていうようなことが起きないように、ホーム画面を整理し、使用時間を減らそう。

10.スマホをたまには机に置いて、紙とペンを持とう

あまり確固たるエビデンスはないが、まず身体性を伴う方が記憶として残りやすい。紙に書くということは、指やスマホでサラッとメモすることとはわけが違う。脳科学的にはおそらく筆圧を加える際に側坐核に刺激が入りそれがまたモチベーションを高める後押しになっているのではないかと考える。
もちろんデータを残すことも重要だが、デバイスから離れる時間もお重要である。
おすすめはコピー用紙丸ごと買いとお気に入りのペン10本セットを購入することである。たまに紙とペンが勿体無いなんて人もいて、SDGsをなんなのかよくわかっていない人がバッジをつけてなにか難しそうなことを言っている時代だが、紙を作った人や自然にありがたみを持ってたくさん使わせていただこう。こんなに贅沢な恵まれた時代に生まれたのだから胸を張って文明の恵みを受けよう。
紙数十枚より楽しく生きる方が断然重要である。

最後に

長々と約6000字の記事を読んでくださりありがとうございます。果たして全てのタスクを完了し2024年をいい年にするための準備はできたでしょうか。

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