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戦略の本

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note急成長のカギ、「グロースモデル」徹底解剖

note急成長の秘訣、それは「ひとつのKPIではなく、”グロースモデル” で、バランスよく施策をまわしたこと」かもしれません。 この「グロースモデル」とは一体なんなのか。noteの開発を語るうえで必須用語であるものの、全体像が語られることはありませんでした。 そこでnoteのプロダクトマネージャー(PdM)である石坂さんが、グロースモデル発案者でCXOの深津さん、グロースモデルに沿った開発と運営を先導してきたCEOの加藤さんに話を聞きました。 Amazon創業者ジェフ・

日本の大企業でユニコーンをつくる方法〜事業と組織の「らしさ」を言語化したCULTURE DECK〜

こんにちは、ライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」のプロダクトオーナー、水田です。 8月の頭にPocochaのCULTURE DECKを公開しました。 Pococha Culture Deck: PCの方はこちら:Figma スマホの方はこちら:Pococha CultureDeck これは、Pocochaの成長や事業内容はもちろん、チームとして独自に定義しているMission・Vision・Valueやカルチャーについて、とても真剣に言語化し、100ページ以上

一度は解散も考えた──BIOTOPEのカルチャーデック制作秘話

ここ最近、BIOTOPEには組織文化に関する問い合わせが増えてきました。社会をみたときにも、組織文化に注力する企業が増えてきているように思います。 みなさんも組織文化を物語の形で語るフォーマットである「Culture Deck (Doc)」と呼ばれるスライドや文章を見かけたことはないでしょうか。シェリル・サンドバーグに「シリコンバレーから生まれた最高のドキュメント」と絶賛されたNetflixをはじめとして、国内ならメルカリなどさまざまな企業が自社の組織文化を社内外に伝えてい

【書籍から学ぶ!】『戦略質問』 を要約。"10の質問"が経営者独自の思いを引き出し、事業を加速させる!

こんにちは!スキイキ広報担当です。 昨年11月からスタートした「書籍から学ぶ人材活用」の記事の第5弾をお届けします。 今回のテーマは、「戦略立案に必要な発想」についてです。 近年、様々な商品・サービスが世に送り出され、各社の違いがわかりにくくなっていく、コモディティ化が進んでいます。そのような状況下では、戦略を見直し、競合との競争に勝ち抜いていかなければなりません。 本記事では、金巻 龍一『戦略質問 - 短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく』を取り上げながら、戦略立

事業開発者・プロダクトマネージャーが知っておくべきフレームワーク7選

プロダクトマネージャーという仕事はビジネス・デザイン・エンジニアすべてのスキルが求められる総合格闘技のような仕事です。その分、やることも多く忙しくなりがち。 しかし、再現性の高いプロセスというのは仕事が変わってもそのまま活用できます。その代表例がフレームワークです。 今回は世の中に数あるフレームワークのうち、プロダクトマネージャー・事業開発者が絶対知っておいた方が良いと判断したものを厳選してみました。 プロダクトマネージャー向けフレームワーク4選1. Product P

(無料ダウンロード)新規事業の意思決定の壁を突破する『VALUE DESIGN SYNTAX』

こんにちは。NEWhのビジネスデザイナー・堀雅彦です。 2022年6月に『なぜ【ロジックだけ】で新規事業は実現しないのか? -100件以上のプロジェクト支援から導いた意思決定の“正解“-【実践編】』というセミナーを開催しました。 セミナー内で、紹介したVALUE DESIGN SYNTAXというフレームワーク、その背景にある考え方について、Twitter中心に、想像以上に反響をいただきました・・! 多くの人に興味を持ってもらえたようで、せっかくなので、自由に記入ができる

僕が「NOT A HOTEL」を始めた本当の理由

先日、ようやく「NOT A HOTEL」をリリースして、少しホッとしているところです。 「NOT A HOTEL」とはなにか? それは、自宅にも、別荘にも、ときにはホテルにもなる、まったく新しい暮らしの拠点です。 僕らが描いているのは「世界中にあなたの家を」という世界観。 地球上のあらゆる場所に「NOT A HOTEL」をつくって、自分の家が世界中にある状態がつくれたら素敵だな、と思っています。 住宅の「D2C」を実現するNOT A HOTELで特徴的なのが、各部屋

『顧客起点の経営』のフレームワークで自社のマーケティングを振り返ってみた

暑い日が続きますが、今年のお盆はいかがお過ごしでしたでしょうか? 僕は、台風や猛暑でなかなか出かける気にもなれず、久しぶりにnoteでも書いてみようとmacbookを立ち上げたところです。 さて、先日、西口 一希さんの新著「企業の『成長の壁』を突破する改革 顧客起点の経営」(以後、『顧客起点の経営』)を読みました。暑さもぶっ飛ぶ面白さでした。そして、「早くこのフレームワークを使ってみたい」という衝動を止められませんでした。 ということで、今回は『顧客起点の経営』で西口さんが

【クリティカル・シンキング/議論】⑤ 『イシューからはじめよ』『ストーリーとしての競争戦略』を読み解く!

こんにちは、白山鳩です! クルッポゥ! マガジン『能ある鳩はMBA②  ビジネススキルで豆鉄砲』での、 ビジネススキルにまつわる情報の紹介です。 前回の記事はこちらです。↓↓↓ 今回の記事では、これまでの記事で紹介してきた思考法と、 ビジネス本の名著である 『イシューからはじめよ』 『ストーリーとしての競争戦略』 との関連しているポイントを見ていきます。 1つの記事あたり、だいたい5分で読めますので、お気軽にスクロールしてみてください! なお、全て無料で読

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名著『ストーリーとしての競争戦略』をスタートアップ経営に活かす方法(新規事例付)

はじめまして、ギバーテイクオール株式会社CEOの河野(こうの)です。 2021年11月17日、ジャフコ グループ様をリード投資家にお迎えし、シリーズAの資金調達を完了致しました。 2017年2月に創業し、スタートアップが陥る罠という罠、落とし穴という落とし穴にすべて嵌まってきた自信があります… ただ、そういった環境でもなんとか前に進むことができたのは、その時々に最適な良著・名著との出会いや気づきがあったからです。 今回は、私が何度も読み返した超名著『ストーリーとしての

【深く考えるシリーズ】メルカリの UI がダサい理由を考えてみた。

どうも、UIUX デザイナーのあきです。 先日、メルカリさんがIPOしましたね(IPOの申し込み落選してしまいました、残念)。 ところで最近、非デザイナーの友人から 「メルカリってデザインダサいけど、すごい人気だよね。何がすごいの?」 と聞かれました。 その際、「ちょいダサなデザインだけど、全部すっごいよ」としか回答できなかったので、今回はメルカリの UI について、いまさらですが考えてみました。 また最初に断っておきますと、この記事でお話しするのは「メルカリはダ

【25歳までに読むべき本】ストーリーとしての競争戦略

おすすめ読者・会社経営に関わりたい ・マーケティングに関心がある ・具体的にやりたいことが見つからない 誰が書いているのか?楠木建(くすのき・けん) 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。 戦略の神髄は、思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある。多くの事例をもとに「ストーリー」という視点から究極の競争優位をもたらす論理を解明。 何を書いているのか?前半は戦略にストーリーが必要な理由と、優れたストーリーを成立させる3つの要素「ゴール」「コンセプト」「クリティカル

10年経ったけど「ストーリーとしての競争戦略」はまだまだ新鮮

この記事は、2010年8月1日にアップしたものです。ほぼ10年前ですかね。このブログ内で、この本の理論は10年は通用する強度は十分ある、と書いてたけど、果たしてどうだろうか。 僕個人は、今もこの本は年に1度ぐらいは読み直してて、自社の事業や戦略の組み立てにすごく参考にしている。全然10年経っても、まだまだ新鮮だ。 この本は間違いなく、ここ何年かでボクが読んだ企業戦略、事業戦略について書かれたものでは圧倒的に面白かった。経営に携わる人なら絶対に読んで損はないと思う。 今後

優れた戦略をデザインする - ストーリーとしての競争戦略

どうすればもっと良いサービスを作れる? たくさん努力すればできる? 才能があればできる? 【結論】 努力も才能も必要。 しかし最も重要なことは、成功へのストーリーが見えていること。 そして、すべての戦略がそのストーリーの中で展開されること。 ストーリーとしての競争戦略は「成功へのヒント」を教えてくれる本。マーケティングはもちろん、UI デザインにもかなり応用できます。 実践するのは、なかなか大変ですけどね。 優れた戦略にはストーリーがあるすべての戦略がひとつのゴールに向