見出し画像

なんだかなー④ナビサイトのデータは・

報道、ネットニュースでよく見ますよ・インターンシップ。
「3月時点で早くも30.5%の学生が内定を持っています!」
「8月で就活はすでに終えたという学生が、80%も!」
これを皆さん、どのようにとらえてますか?

おそらく、ほとんどの方は、
「へーそなんだ、就活早期化ってやつか」と思うのが普通でしょう。大学関係者でも同様の感想の方多いと思います。でも、ここに就活支援会社=民間企業、だから・・・というマヤカシがあります。

画像1

このマヤカシのカラクリ簡単です。
・早い時期から就活サイトを利用している学生がアンケート回答している。
 当然、早く内定を獲得する。ひとりで複数内定持っている場合もある。
・母数が少ない場合が多い。分母が少ないため、内定を持っている学生の割
 合が高くでがち。
・調査エリアが限定されている場合がある。
全国に大学生は何十万人といるはず。そのうちの、上の3つのような対象者で出てくるデータって、いかかがなものでしょうか。ほんとに少ない母集団の調査多いですよ。こわっ(-_-;)地域や業界によっては、

じゃあ、なんで早くから就活活況だーってナビサイトは言いたいのでしょうか。これも簡単。
・早くから企業にナビ利用掲載をして欲しい。掲載期間が長い方が料金がア
 ップする。
・同時に学生も早くから利用していると企業に言える。企業への営業トーク
 になる。
わっせ、わっせ、
「うちのサイトは早くからいい学生が集まってるんです。いい学生を早期に確保するためにも、早くから掲載しませんか!」って感じ。

付け加えます。
ナビを利用する企業が最近減少傾向にあります。つまり、売り上げが下がっている。さて、どうしようと次に考えたのが、次の2点。
・インターンシップという新商品を売りだして、企業の利用減の穴埋め。
・企業の掲載期間短縮にともなう、売り上げ減を後ろでなく、企業の掲載危難をを前に伸ばすことで売り上げダウンを補う。
・インターンシップと就活とセット販売して、抱き合わせの売上額アップ。

学生のナビ使用頻度も減っています。

学生のかたに伝えたいは、
ナビに多額の金額を払って、人を「集める」会社は、
人が「集まらない」から投資するという見方ができるということ。
そもそも、毎年、何十人も採用している会社って、
何十人も辞めてる会社かもって考えること。
もちろん、定年もあるから可能性としてだけど。

ナビサイトは人を集めるものであって、内定に責任をもってくれない。
あなたがどこに就職したか、ナビサイトは知らない。

最後までお読みくださって、ありがとうございます。
ご意見、ご感想よければお待ちしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?