2020_予想

2020年 美容室で広告収入を得られる時代が来る!

2020年代がもうすぐ幕を開ける。そこで美容業界における2020年。もしくは近いそれ以降の業界の「変化」について予想してみたい。

先にズバリ予想を述べる。

2020年の美容室は広告収入時代の幕開けとなる。

美容室経営者が「広告」と聞くと美容室側がサロンの広告宣伝を行うイメージしか持っていない場合が多いのではないか?

これからは逆に広告費を払ってもらえる時代になると予測する。

さらに言うと美容室で動画を流して広告収入を得ることが出来る時代が来るということだ。タクシーの後部座席で流しているデジタルサイネージ広告をイメージしてもらうとわかりやすい。

2020年 美容室で広告収入を得る仕組み

では早速、美容室で広告収入を得る仕組みについて解説していく。

押さえておきたいポイントは以下の3つ

5G時代における動画コンテンツ業界の飛躍
美容室顧客の可処分時間へのリーチ
美容室が持つターゲット層の詳細なデータ

5G時代における動画コンテンツ業界の飛躍

2020年から始まる5G回線は話題にもなっているので詳細は割愛する。

周知の通りではあるが今まで以上に動画コンテンツは伸びていくだろうと誰もが予想している。皆さんも日常から動画に触れる機会は増えているのではないだろうか?通勤時やちょっとした空き時間にスマホを開いたときにSNSのタイムラインで動画を目にする方も多いと思う。youtubeでお気に入りのチャンネルを観たり、Netflixでドラマの続きを観たり様々な形で動画に触れる機会が増加している。

2020年以降はより多くの動画コンテンツが立ち上がり今以上にユーザーは面白く、為になる、癒しの動画にアクセスすることができる。それは広告も同様で動画広告産業は右肩上がりの成長をなすはずだ。

広告動画コンテンツを大きく分けると

・映像+音声 ・映像+音声なし(字幕) ・音声のみ

の3つがあるが、美容室に相性がいいのは「映像+音声なし」の動画広告コンテンツだろう。

美容室のセット面ごとにタブレットを設置してそこで動画配信を音声なしで流しているところをイメージして欲しい。


美容室顧客の可処分時間へのリーチ

サブスクリプション(定額制サービス)の普及に伴い、各コンテンツ媒体はいかにしてユーザーの可処分時間にアクセスするか?ここに労力やアイデアをつぎ込んでいる。これは非常に重要なポイントである。

あなたの1日に例えるとわかりやすいが、24時間の中で自由に使える時間はどのくらいあるだろう?

通勤や通学時間、家に帰ってきて寝るまでの数時間。おそらくそれくらいだろう。ではその数時間にあなたは何をして過ごしていますか?

テレビ、スマホ、読書、エクササイズなどなど。人それぞれだと思うが、コンテンツ企業はそういったユーザーの時間をどうやって奪うか。さらにはもっと他の隙間時間を利用した自社サービスの宣伝はできないか?そういった「時間」に対する価値というものは非常に高くなってきている。

では、美容室に話を戻すとどうだろうか?美容室は多くの顧客の時間を常に預かりながら技術やサービスを提供している。しかし、顧客は全くの受け身で顧客自身は特に何もしていない時間が多い。担当と会話したりスマホや雑誌を観て過ごす人がほとんどだろう。

つまり美容室は今、非常に価値がある「時間」を有している。その顧客の「時間」を広告主に提供することが出来るわけだ。


美容室が持つターゲット層の詳細なデータ

さらにもう一点、美容室におけるデジタルサイネージ広告の有効性をあげると「顧客の詳細なデータ」がある。

冒頭で述べたタクシー業界での広告のターゲットユーザーは比較的ランダム要素が強い。一方で美容室ではそのサロンが抱える顧客データは「性別」「年齢」「年間売上」「来店頻度」「滞在時間」などが考えられる。これらのデータに予約システムの概念を加えると、「いつ」「誰に」「何分間」リーチさせる。ということが明確になる。

例をあげると、20代30代の女性客が多いサロンであれば「コスメ系」や「サブスクファッション」などの広告主には魅力的な環境だ。さらに担当美容師と顧客の間でその広告の話をしてもらえれば広告効果は大きくなるだろう。


以上が私の考える2020年以降の美容業界におけるビジネスモデルの変化予想である。

収入源が増えれば従業員や顧客に利益還元することが出来るので、価格や人件費に変化が起こると期待している!




#2020年代の未来予想図

読んで頂きありがとうございます♪ サポートして貰えたら泣いて喜びます♬ よかったらTwiterもフォローお願いします!https://twitter.com/teigo_mori