日記文学について考えるーー高山なおみ著『日々ごはん 1-12』を読んで
高山なおみの『日々ごはん』の一巻目を始めて読んだのは今年の一月だったのだが、そこから毎回図書館に行く度に一冊ずつ借りてきて、こつこつと12巻すべて読み切った。早く最近の発売された本までたどり着きたい。最近のブログの日記を読んでみようとは思ったけど。
途中8巻目くらいでいや、わざわざこの本を全部読む必要はないのではないかい、とふと思ったが、活字を目で追うという行為をするのにちょうどよい本だと思った。
以前、私が働いていた図書館の児童書のコーナーに「子育て」という子ど