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勝海舟にいさん、椿

勝海舟記念館に行った。勝海舟さんは洗足池にゆかりがあって、あのあたりに暮らしたらしい。最後のほうまで。しかし勝海舟は名言製造機というか、ゆるくて強い名言をいっぱい言っていて、人物像が伺える。勝海舟さんの実物大パネルがあったけれど、姿形、身体スタイルもキャッチーでオシャレだった。小柄なおもしろ兄さんみたいな。
たぶん小柄でおもしろい兄さんだったんだろうと思う。

勝海舟記念館 涼しい

しかし勝海舟っていう名前、できすぎてる。名前負けとかそういうレベルじゃない。ところで藤川球児さん、阿部一二三さん、朝日ターボさんなど、名によって人生の道筋がバッチリと照らされた子供にとって、将来というのはどう見えていたのだろう。そう思うと「将来の夢」とかを書かせる無邪気な教育の一環は、それなりに残酷だと思った。自分の夢なんていう途方のない、うすら遠いものを意識させられて、さらに評価までされる時間。恐ろしい。夢というと耳ざわりはいい言葉だけども、実態としてはそんなキラキラと輝くPOPなものでもない。子供ほど親とか周りとか環境に言動を強く影響されそうだし。というより子供の頃ほど大人の顔というものをよく眺めていた気がする。

江戸時代なり明治時代なりみたいに、人生の節目節目で名前を変えていくシステムはその点では柔軟でいいのかもしれない。

「戦争を嫌う。日清戦争には、おれは大反対だったよ。なぜかって、兄弟喧嘩だもの。犬も喰わないじゃないか」

この言葉を勝海舟さんがどのようなノリで言ったのかは分からないけど、この視点で最近はリサーチをしている。しかし夏はリサーチに向かない。暑すぎる。その結果いつのまにか冷麺をさがすバケモノと化している。


限り


どこかの公園で見かけた「限り」という名前のツバキ。パワフルな名前だ。誰が、なぜこんな名前をつけたのだろう。

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