22日目 自分の後継者

今月、課長になったばかりですが、後継者の話です。

出向や異動、昇進、退職で今の課長という状態から、離れる時は必ず訪れます。

専門性の高い課の課長の場合、業務に精通している課のメンバーを昇進させることが多いと思います。

そのため、自分の課のメンバーから、後継者を見定めて、候補者を定めておく必要があります。

管理職はプレーヤーではなく、マネージャーなので、業務を完遂する能力ではなく、業務を他の人を使って完遂させる能力が必要です。

また、能力だけでなく、管理職としての条件を満たしておく必要があります。

学歴を重視している会社では、高卒はだめ、大卒でないといけないとか

年功序列の会社では、課長は部長より年下でないといけないとか

営業経験がないといけないだとかなどです。

また、候補者を1人にしてしまうと、突然退職したり、異動したりすると再度候補者を見つけなければいけないので、複数人見定めておく必要があります。

実際、候補者を決めておけば安泰かというとそうでもありません。

条件を満たす候補者がいたとしても、組織の人事は基本的に押し出し方式です。

事業部長にがある部署の部長が昇進して、その部長の後継者として、ある課の課長が部長に昇進して、その課長の後継者として、、、と組織末端の人事は組織上部の人事によって、決まると考えてよいと思います。

自分が抜けるタイミングで条件のそろった後継者がいることが重要です。

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