30日 知識量

今月もあと2日ですね。

身体能力、知的能力は20代の人が1番優れているはずですが、ビジネスの世界で20代で活躍している人はそんなに多くいません。

結局のところ知識の量で、仕事をうまく回せるかどうか決まってしまいます。

知識の量も、結局のところ、経験で決まります。
同じ期間の経験した場合でも、知識量に個人差が出ます。

この差は何か?

与えられた仕事の量で決まります。

仕事を与えられるというのは、当事者にとってみれば、降ってくる仕事かもしれませんが、与える側はかなり気を使います。

仕事を与える側は責任を持って、仕事を受けてきているため、限られたリソースの中で、リスクが最小になるように割り振りを決めます。

簡単に言うと、出来るヤツに割り振るということです。

出来るヤツに業務が集中します。
なので、「こんなに忙しいのに、これも私が担当しなきゃいけないの?」ということになります。

暇そうな出来ないヤツに仕事を割り振ると、結局、出来なくで、出来るヤツが尻拭いをすることになるだけです。

だったら、最初から出来るヤツに割り振った方が、多少の遅れ程度で済みます。

ということで、知識の量は、仕事を割り振れる量で決まり、割り振られる量は、出来るヤツか出来ないヤツで差が出ます。

なので、自然と仕事ができるヤツだけが生き残って、仕事の出来ないヤツは、消えていくということになります。

知識の量を増やすためには、本を読むとか、セミナーにいくとか、勉強するとかは正直あまり効果的ではなく、お金と時間だけが消費されて、忘却曲線に従い、消えていくことになります。

知識を増やしたければ、できるヤツになって、いっぱい仕事を割り振られるようになることが重要です。

業務で身につけた実体験は、忘却曲線通りには忘れませんので、ここでも差がついていきます。

1つの仕事しかできない人は、1つの仕事をどう処理するかしか考えません。

一方で、常に複数の仕事を抱えていると、どの順番でやるのが良いのか?最短経路はどこか?など、1つの仕事しかできない人が考えていないことも考えるようになります。

そうすると、どうすれば良いか色々調べることになり、それが知識になります。

どんどん差が広がって、出来るヤツ、出来ないヤツが明確になります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?