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にゃんこ隊長は迷探偵 俺様の定位置

定期パトロールから帰った俺は猫用ドアを通り家の中へ。

明かりが消えているところを見ると、ご主人様はもう眠りについたようだ。

さみしがり屋のご主人様は、俺の腹毛をモフりながらじゃないと眠れないと言うので、定期パトロールは早めに行っているのだが…

今夜は早めに寝る事にしたのだろうか?

足ふきマットでチャームポイントのひとつであるピンクの肉球を綺麗にしたら、ご主人様のベッドルームに向かうのだ。

起こさないように忍び足でね。

部屋の扉はどうやって開けるのかって?

俺様の肉球で勝手に開く仕様だよ?

肉球が登録されていてセンサーで確認されるとか、何とか言ってた気がする。

詳しくはご主人様に聞いてくれよな。

今夜も無事にご主人様の元へ帰ってこれて良かった。

最近、ここら辺は物騒らしくて猫仲間がいなくなる事件が多発しているんだ。

まぁ、俺様はただの猫じゃないからいいんだけどさ。

俺のチームに入ってるヤツがいなくなるようなら考えないとな…

さぁ、気持ち良さげに眠っているご主人様の隣に入りますよ?

もふもふ入りまーす!

俺は布団の中に潜り込んでいく。

ご主人様にピッタリくっつくと、寝ているはずなのに俺の背中をもふもふしてくるのはいつもの事。

ついでに、腹毛もこねくり回してくるんだが…

本当に寝ているのかな?

しっぽをギューするのはやめて?

俺が遅く帰ったから拗ねてるのかな?

可愛いヤツめ…

俺も眠たくなってきたから…

おやすみ!

また、明日な!

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