![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109007446/rectangle_large_type_2_c77ba10e1e7992439872cccad2b90edf.jpeg?width=1200)
必要なものに、ちゃんと出会えるようになっている
むうです。
前回の続き
チケットを取り、
私は長野に向かった。
到着したのは10時頃。
まずは長野県立美術館へ向かう予定だったが
なぜか先に、善光寺というお寺に向かうことにした。
どこを回るとか
見所とか、全くリサーチをしていない。
当日案内地図を見て、
気になったところへ足を運んだ。
ふらふらと見て回った後、
なんとなく惹かれ、
善光寺史料館へ行ってみた。
そこには仏像がズラっと置かれていて、
「あれ、ここあんまりだったかしら」と
一瞬よぎったが
絵も飾ってあることに気がつく。
よくみると
千住博の絵だった。
驚いた。
数日前に見た春夏秋冬シリーズがあったのだ。
「また会えたね」と
嬉しい気持ちになった。
そして、ふと目線を横にやると
その隣には彼女の絵が。
一番見たかった近年の作品で、
ライブペイントの絵だった。
![](https://assets.st-note.com/img/1687519238947-w8zA2cwG5H.jpg)
そんなこと、
パンフレットにもHPにも載っていない。
思わず
「えーー!?!?」
と、声を出してしまった。
周りにいたお客さんもびっくりだ。
数年前に善光寺でライブペイントを行い、
展覧会もあったそう。
それも後に調べて知った。
色鮮やかで力強い。
絵は3枚に分かれていて、
両端には珍獣、真ん中はエネルギーの高い
人間か、自然か、大いなる存在か。
その中央に、仏のようなものがいる。
「皆神様であり、創造主」
そんな感じがした。
ー こんなこと、あるんだろうか ー
「千住博の雲龍が、
この絵を引き合わせてくれたんだ。」
そう思った。
「私はやっぱり、行かなくてはいけない」
その声に抵抗しながらも、従ってみた。
自分の感じたものを信じるということの本質を
教えてもらった気がした。
その後、美術館に向かい、
小松さんの絵を見に行った。
![](https://assets.st-note.com/img/1687518584597-ov86H2MIz1.jpg?width=1200)
作品名は「灯し続け、歩き続け」
![](https://assets.st-note.com/img/1687518266658-oWfOrXkYxR.jpg)
この絵について小松さんは
「私がこの絵に込めた想い、
人の魂の輝きが、どの時代でも劣ることなく
輝き続けるということです。」
と語っている。
私もそう願っている。
そして必要な人に伝えたいと
改めて思った。
私はやっぱり、行かなくてはいけなかった。
自分を信じれたよ。
いろんな存在が
ここに連れてきてくれたと思う。
導いてくれて、本当にありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?