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大きい夢と小さな夢


偉大な人になりたかった。


何でもできるような人に、キャリアウーマンに、
みんなから尊敬されるような

そんな、大きな人になりたくて

学生時代、勉強も部活も、サークルも
何でも頑張った。

成績1位をとること
合唱の伴奏を3年間やること
卒業式に合唱の伴奏をすること
高校の吹奏楽部で下克上してコンクールにでること
アンサンブルコンテストで金賞をとること
ロケットを打ち上げること

そうやってその都度掲げた大きな夢や目標を、大きな挫折の中、叶えられなかったものもあるけれど、それでもたくさ叶えてきた。


大学生で『ロケットを作る』夢は果たされ、
副部長としてものづくりだけでなく、広報や組織作りなど、本当にたくさんのことをして、学んで、
そして今は自分の満足いく研究をし、本当に充実している。

燃え尽き症候群がある私は、ひとつのことにのめり込みすぎると一気にダウンしてしまうから、趣味にも力をいれて、大学生時代(今もだけれど)は勉強にサークルにバイトに恋愛に、めちゃくちゃ充実していると思う。


大きな夢をたくさん持って
その時の自分の最大限の努力をして
挫折をしたり、そして夢を叶えてきた。

まだ23歳のわたしだけれど、
そんな学生時代を過ごしてこれた自分を誇らしく思う。
と同時に、自分のことも尊敬している。
「すごいな」って、振り返ってみて素直に感じる。

学生時代を通してたくさん学んで、たくさんの経験をしてきた。そんな学生時代を振り返り、将来について考える毎日。そして思った。

偉大な人じゃなくて、周りにいる人を幸せにできるようにしたい。

大きなことを成している人はやっぱりかっこよくて、とても憧れる。でも、偉大になって大きなことをやったからといって幸せかというとそれは違うと実感した。ようやくそれが腑に落ちた。

今までたくさん大きなことを成してきた。それが落ち着いた今、これからは身の回りを幸せにできるような、そんな小さいかもしれない夢をもった。“身の回り”には自分も入る。自己犠牲が激しい私にとって難しいことなのはよく分かる。でも、私も含めて幸せになりたい。


大きいも小さいも関係ないひとつの夢

いまはこの夢を叶えられるように頑張る。

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