大学は出会いと体験を得られる場所
ここでも話してるけど付け加えたくなりました。
それから “大学” って場所に限定しても書きたくなりました。
大学は社会に出る最後の学生の場
学部卒でも院卒でも、就活しなくても、生きていくためには “働く” ことや “お金を稼ぐ” ことがどうしても必要です。だから大学生のうちは 「いかに良い手段で働くか」を考え “何者になるのか” 決めて行動しないといけない場でもあると思います。
表現は違えど、みんなきっとそう考えていると思います。
だからどうしても「どんな職業につくのか」「どんな業界に足を踏み入れるのか」を考えて、その結果が「何者になりたいか考える」のが就活になると考えがちだと思います。いや、きっとほとんどの人がそう考えているのだと思う。だってこの世の中、何者かにならないと、お金を稼げなくて生きていけないから。それはあたりまえのことなのです。
社会に出ていない、アルバイトしかしたことのないただの大学4年生がこんなこと言うのはどうかと思うんだけど、働くことで得る “何者” は単なる “肩書き” に過ぎないと思います。
社長
取締役
経営者
部長
課長
コンサルタント
人事
超私の偏見込みの偉そうで凄そうな職業ときいたことあるなーみたいな役職とかを並べてみたました。ここに属する人もいればいない人もいるのは承知の上で、まあなんとなく「偉そう」「すごそう」って印象持てると思うんですよ。
ここに属する凄そうな人たち全員、 果たして幸せでしょうか?
毎日ハッピーに生きているでしょうか?
絶対に答えはNOですよね。
肩書きはその人の今やっていることを示す “単なる肩書き” に過ぎないのです。だから何者になるのかを考えるのは、1位くらい大事かと聞かれるときっとそこまでじゃない。
もちろん、自分の得意や強みが生かせるようなものであれば幸せにハッピーに生きていく可能性は上がるし、逆に苦手や不得意を避けるのもまた、幸せやハッピーに繋がるでしょう。
そういった意味でも “何者になるのか” 考えて行動することは必要で大切です。
でも大学は “何者=肩書き” を探す場では無い。
私はそう考えます。
大学に行く目的はたくさんあります。
でも “何者=肩書き” を探す場にすることは違うって言いたいです。
そうじゃなくて、大学は “何者=どんな人になりたいか” を探す場であると思うんです。
大学はたくさんの人が集まる場です。
学部学科も多種多様
生まれ育った場所が違えば文化・価値観・思考が違う
それなのに年齢は基本は大きくてたった4つしか離れてない
そんな人たちと共に同じものを学び、それに対する感じ方が違うから、違う生き方を選択する。
その選択を私たちはどこかのタイミングでしなければならない。
その選択をするためには、道が必要で、道が多ければ多い程比較して、より幸せでハッピーに生きる可能性を大きくすることかできます。
比較するために、人と話し、共に過ごし、たくさんの体験を得るために、挑戦することが必要です。
大学はきっと、それらだけを考えれば良い、最後に与えられた機会なんだと思うのです。最後のチャンスなのです。
だって、考えてみてください。
例えば大学での学び
必要単位数は同じです。この単位取得のためには100点満点の内60点必要です。60点取れば単位はもらえてしまうんです。
私はこれをいかに100点に近づけるか考え努力しました。理由は最大限知識や経験を得たかったから。
でもそうじゃない、60点ギリギリを狙う人もいます。アルバイトを頑張ってお金を稼いで好きなことをしたい。あるいはサークルや他の活動を頑張りたいから勉強は最低限できればいいって考えの人もいる。
この考え、あなたはどちらが近いですか?
前者ですか?後者ですか?
それを考えるには少なくとも自分ともう1人存在しないと比較できません。比較対象が無いということは自分の考え、自分で作った常識の中でしか物ごとを考えることができません。
これでは幸せハッピーな生き方を選ぶのが難しくなると思うんです。
大学はそれだけを考えれば良い、最後に与えられたチャンス期間です。それを最大限活かすためには
だから大学生になる人とか、現大学生とか、なんなら小中高の学生さんも含めて、このチャンスを逃しちゃダメなんです。
たくさんの人と出会って、たくさんの失敗と成功をするような、学生生活を送ること。
就活を頑張る前に、まずは自分の学生生活をより豊かにすることが大切なのではないかと思います。
というのも私の一個人の考えに過ぎないので「自分にとっての大学という場は?」「大学をどんな場にしたい?」と考えて比べてみてください。答えは絶対にひとつじゃないから。
春だから考えたいことにぜひ。
そして書いてて、これが私の思考で生き方なんじゃないかと思いました。
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