さよなら幼なじみくん。また逢う日まで。

友達は両手で数えられる程もいない私にとって、今尚繋がる、いつでも会える人の存在は偉大です。それも暇なら「明日会う？」くらいのテンションで連絡できる人は貴重なのです。

その1人が幼なじみくん。
幼稚園からの知り合い、私が小学校3年生で引っ越すまではほぼずっと同じクラス。お互いの家にもよく行って、よく遊んだ。私の初恋の人で、告白した唯一の人であったりもする。(内緒)

引っ越してからも、ママ友の縁のおかげで、中学3年生の受験イベント、高校生になってからは元の地元のお祭りに誘ってもらったり。その頃にやっとLINEを交換して、大学生になってから年1で会う仲。

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ほんとになんでも話してくれるし話すし。

男女の友情はあるのか知らんけど、私としては友情として関係は続いている。

きっと小中高大、どこであっても普通に出会っていたら絶対話さないよなって人だから、「そんな世界知らない笑」ってことが多くて、だからこの縁が続いているのが面白い。

そんな幼なじみくんが先日、地方へ飛び立った。
私は浪人しているからズレているんだけれど元は23卒の代。社会人でいうと2年目。昨年夏に久々会ったときにお仕事が大変そんな話や、ママ経由でもいろんなことを聞いてはいたけど、冬には仕事を辞め、そしてお母さんの実家へ、地方移住のために最近まで転職活動をし、そしてついに晴れて飛び立ったのだった。

私は神奈川生まれ、神奈川育ち。
友達は少なくて、その友達もだいたいがいい感じの大手に就職していた。そしてみんな「地方かも」とか言いつつも結局は地元勤務できて、私の友達たちはみんな地元の神奈川にいる。実家暮らしが多い。

だから幼なじみくんは、私の仲の良い友達としては初の地方移住となった。初めて遠くに行ってしまった。

私は去年からずっと「広島に住みたい」とか言ってるけれど、実際に地方移住する人は見た事が無かった。だから、いざ行ってしまうとなんだかものすごくさみしい。自分がもし行くとなったら、そう思うのかなぁと想像する。
でも自分が場合は意外とさみしくないかもとか思う。こうやって残された側は帰ってきてくれないと会えないから、さみしいのかなと思う。

去年の夏にはじめて広島に行って、市街も宮島も尾道も福山も、好きだなぁと思って、この春改めて好き！と感じて、私も行きたくてたまらない。

でもその前に、私は日本中旅したいし、なんなら海外にも行きたいし。そうするなら賃金高いところで働いて、パソコンスキルを身につけて、パソコン1つで働きながら旅して、いつかそのスキルで地方に役立てるといいなと思い、その選択をした。

でもやっぱり、好きな土地にいく幼なじみくんを心の底から「いいなぁ…」と思う。でも私はここでしばらく頑張ろうって思う。私のモチベーションアップのためにこまめに連絡取ってやろう！と思っている。

幼なじみくんだけじゃない。
みんな、自分にとっての最適解を考え抜いて、選択して進んでいるんだ。それは簡単なことじゃないし、とっても大変だけれど、そうやって楽しくても苦しい方を選んで頑張る人たちが、楽しく幸せに生きていけるといいな。私もそう在りたいな。

幼なじみくんの健闘を祈る！
おいしいケーキご馳走様！次はご馳走するよ！