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冒険ファンタジーは生きがいだ『ラピュタ』

ジブリは程々にしか見たことがない。

ラピュタは24歳になるまで見たことがなかった。
そう、私は先日の金曜ロードショーで初めて、ラピュタを見た。

見終わった時、後悔した。

これはこの歳になってから見るのでは少し遅い。
やっぱり感性豊かな10代に見たかった。


私の好きな本は冒険ファンタジー(自然多め)だと思う。一番好きな小説はたくさんある。その中の一つは上橋菜穂子さんの『獣の奏者』だ。この小説は主人公エリンが、2つの国の政治に巻き込まれていくと言うのが、一言での説明になるのだが、この2つの国には国を象徴する獣がいた。この獣たちは国の対立同様に対立するものだった。普通、人間は操れないことになっているのだか、エリンは獣の観察や幼い頃の教えから操れようになってしまう、というものだ。

この話は置いておいて、とにかく自然が交わる、想像上の生き物(意思のある生物)が登場したり、うわっとするような森や自然、普通の世界ではありえない自然の姿に惹かれるのだ。

画面で見ると分かりやすいが活字もすごく良い。むしろ好きだ。自分の頭の中いっぱいに「こんな形かな?」などと想像しながら読むのはとても楽しい。

そんな小説が好きな私にラピュタはドンピシャだった。「これ好き!!!」が最初の感想かもしれない。ラピュタの水の中に生きる世界がある描写、惚れた。「うわ〜っ!」と胸の高まりを感じた。

そして久しぶりにわくわくした。
どきどきした。
忘れかけていた冒険心を掻き立てられた。

シータとパズーの真っ直ぐさにすぐ好きになった。
私はジブリのヒロインが、その仕草や手の置き方一つ一つが好きなのだけれど、パズーの勇気に惚れた。

私はまだまだ子供だと思っていたけれど、新鮮さや純粋さはやっぱり、嫌だと思いながらも少しずつ減っていくのも実感してしまった。やっぱり「読むべき・見るべき年齢」が存在することを感じてしまった。それでも、まだこうやって思い出せるんだ。私の純粋さも大事にしたい。取っておきたい。

ジブリは深く考えながら見るのも好きだけれど、広く浅く、登場人物を好きになったり、描写や世界観に浸る時間も、私は好きだなと思った。


久しぶりのわくわくした時間
幸せを感じた。

そんな初見の浅い感想でした。
『獣の奏者』読もう。
冒険ファンタジー作品のオススメありましたら教えていただけると飛んで喜んで、すぐに見ます。♩

冒険・わくわくは生きがいだね。

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葵月みず
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