見出し画像

理系女子の溢れんばかりの魅力を伝えたい!

どちらかというと文系脳の私が理系に進んで、そのことを誇りに思っていました。「数学嫌いでも理系になれた!」なんてやっぱり簡単じゃない。
そんな私が理系を辞めようとしています。
だからやめてしまう前に、理系の魅力を伝えたいと思います。

なぜこんなことを伝えたいのか。私は元々「数学嫌いかつ超苦手」だったけど一心不乱に勉強し、なんとか理系になれた人だから。理科は好きだけれど数学はちょっと…って人めちゃくちゃ多い。(私もそうだし塾講師しててもそう。)そんな人たちが理系という選択もしていいんだよって伝えたい。


✎︎___________


私は圧倒的文系脳です。興味も得意も。

  • 小学生の時は休み時間に読書しすぎて友達がいるか心配されていた(お友達はたくさんいました)

  • 小学生高学年で伝記漫画にハマり、歴史好きになる

  • 中学生の百人一首大会は表彰台常連

  • 高校の日本史はほぼクラス5位以上(当時すでに理系)

  • 大学で世界遺産検定2級取得

一方の理系は、

  • 小5の割合で算数を挫折

  • 中2まで数学で平均点を取れない

  • 中2の化学が面白かった▶︎理科へ興味を持つ

  • 中3めちゃくちゃ勉強して90点台取り出す

  • 高校〜理系の人のイメージ定着

  • 化学はほぼクラス5位以上

と、文系は「好きで得意」理系は「興味はあって努力した」という感じ。元々は本当に数学できませんでした。なんなら算数の段階で躓いているし。

数学を正しい方向に、めちゃくちゃ努力して、理系へ進むことができました。だから今、理系を捨てるような就職先に「もったいない」とよく言われます。私もそう思う。でも、理系と文系では圧倒的に頭の使い方はちがって、かつ理系は数字にも強いので、そこを強みに働きたいと思っているので、私は良いのです。(企業さんもそこを買ってくれているっぽい)

私が理系を捨てるのは、嫌になったからとかではない。理系で培った能力と、自分の自身の持っているもので生きたいと思ったから。

大学の勉強も研究も、高校の専門科目の理科も数3も大変でした。どれもこれも苦労ばかり。それでも私は大変だったけれど、それ以上に楽しくて面白くてワクワクした世界と出会った。文系に進んでも良かったけれど、特に大学でのものづくりとかは理系じゃないと厳しい部分もあって、大学でないとできないこともあって、それを思い切りできたことは本当に楽しかった。新鮮だった。

こんなこと言うと怒られてしまうかもしれないけれど、理系を独学するのは難しい。でも文系であれば独学もある程度可能である。だから私は大学で理系を選んだ。好きな日本史や世界史、百人一首なんかはコロナ禍に独学した。そこから建築面白いな〜みたいなことや幼い頃からの興味があって、世界遺産検定を取った。歴史ある場所の背景を学び、そこを自分の目で見て確かめる旅は本当に面白い。

でも、プログラミングはまだしも、ものづくりを自分でやるとなるとかなりのお金と時間と労力がかかる。特に私は機械科だから実際のものづくりが基本。はんだをめちゃくちゃやる日があれば、プログラムに齧りつく日もあったり。幅広くものづくりを、体系的に学べるのは面白かった。

私は化学の方が実は好きなのだが、化学科の話を聞くと、憧れの白衣を着て、試験管に試薬入れて、中高とじゃできなかった実験もして、危ない薬品も扱って、なんだかとても楽しそう。やっぱり実験っていいな〜と羨ましくなってしまう。

◇◆◇

大学じゃないとやるのが難しいことはあるし、文転は簡単だけど理転は絶対そうはいかないし、なにより「好き」を数学のせいにして諦めてしまうのもったいないなって思う。

私自身、数学ができないことで苦労は多かったし大変だったけれど、それ以上に諦めないで数学かできるようになったからこそ、今見ている世界を見ることができて、その世界にいた大学生とても楽しかった。

数学を出来るようになることは決して簡単じゃない。日本史とかそういったもののようにはいかない。英語や国語と同じくらい、またはそれ以上の時間と労力がかかる。それでも私は「好き」は諦めて欲しくない。そんな労力を払ってでも「好きだからやりたい」と言えるのなら、私は苦手にも挑戦して、努力したから見える世界を見て欲しいなと思う。


この記事が参加している募集

学問への愛を語ろう

理科がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?