【6】コーチを仕事にするために必要なたった1つのこと
【ひとり起業の流儀】ことはじめ編。
第5回までで、有料クライアントを獲得し、プロコーチへのスタートラインに立つところまでお話ししました。
「コーチになる」ことと「コーチを仕事にする」ことは、まったく別の話、まったく別のスキルだということ。じわじわとわかってきたでしょうか?
もうしっかり、身に染みてわかったでしょうか?
さあ、ここからが本当の始まり。
第6回は、コーチを仕事にするために必要なたった1つのこと、をお伝えします。
起業して10年、専業で続けてきた自分自身の経験と、たくさんの起業迷子さんのご相談にのってきた経験と。理想論ではない現場感覚からお伝えしたい、コーチを仕事にするために絶対的に必要なたった一つのこと。
それは、お金のセンスです。
■コーチを仕事にするために絶対必要な『お金のセンス』
『お金のセンス』という言葉を聞いて、「うぎゃ~~~」となったり、このページを閉じたくなったら要注意。
「なんだよ、こいつ!」とムカついたら、もっと注意(笑)
ここから逃げている限り、プロにはなれません。
だって、プロってお金をいただくことですから。
そして一番、要注意なのは、
「お金じゃないから…」
こんな心のつぶやきです。
「お金じゃないの」という逃げ
会社員なら、あたりまえに毎月給料をもらいますよね?
「こんなに働いてるんだから、もっと給料上げてよ!」とか、思ったことはないですか?(笑)
「お金のためじゃないです。高給はいただきません」
「なるべく安い給料で、会社のために働くことが私の理念です」
こんなこと言いますか?
こんなこと言う人がいたら、「はぁ~???」ってなりますよね。
なのに起業となると、こんなおかしなことを言ってるんです!!
「仕事の対価としてお金をいただく」ということにおいて、会社員も起業も違いはありません。
ここ、ホントしっかり、頭に叩き込んでください。
好きなことで起業した人、本当に本当にここが苦手。99.9%、ここでつまづくので(笑)
■お金のセンスとは、プロ意識
「お金じゃないんだよ」
私もそう思います。
そう思ってこの仕事やってます。
でも、「だから数千円しかいただかない」とは思いません。
そのものの価値に見合った対価をいただくのは、プロとして当然のことですから。
「お金のためじゃない」ということが、どうして、「安い金額しか受け取らない」に結びつくのか、私にはむしろナゾです。
プロとはその仕事で食っていける人
私にとっての仕事の定義は、人ひとり食っていけてあたりまえのもの。
オトナが本気でほれて打ち込んでやっている仕事で、食っていけないなんてありえない!
そう思ってます。
1回1万円のセッションをしていたら食っていけない、ということは、足し算と掛け算が出来ればわかります。
だから、安定した収益の出るビジネスモデルを作らなければなりません。
そして、料金以上の価値をお客さまに感じてもらえるよう、スキルアップや自分を整えるための努力をする。そこにお金と時間と自分のエネルギーを使うのが、「仕事にする」ということです。プロということです。
お金から逃げない。
だからプロ意識が育っていきます。
■お金のセンスとは、お金の使い方
「お金の稼ぎ方」を教える人はたくさんいるけれど、「お金の使い方」を教える人はあまりみかけません。
きっと、お金を稼ぎたい人の方が、圧倒的に多いからでしょう(笑)
でも、お金を稼ぎたかったら、「お金の稼ぎ方」ではなく、「お金の使い方」を学ぶ必要があります。
なぜならば、ビジネスというのはお金を稼ぐことではなく、お金を循環させることだからです。
起業家と労働者、違いはお金の使い方にあらわれる
お客さまからいただいたお金は事業資金。
次の『投資』にまわすものです。
「申込みが入った!ウェーイ!ホテルでランチしちゃおうヽ(^。^)ノ」
じゃないんです(苦笑)
それでは、おこづかい感覚。
お客さまからいただいたお金を、『消費』してしまっている。
労働者のお金の使い方です。
起業家のお金の使い方は、消費ではなく、投資。
スキルアップのため、次の商品を開発するため、お客さまにより高い価値を提供するためにお金を使います。
もちろん、経費をまかなうために、貯めておく必要もあります。
税金の支払いもあります。
「自分にごほうび」をするのはそのあと、利益が出てからです。
おこづかい感覚のままでいると、おこづかい程度しか稼げません。
だからまず、お金の使い方を身に付けましょう。
投資は常に先払い
「なる」と「仕事にする」は違う。
くどいほど繰り返してきました。
コーチを仕事にしたかったら、「仕事にするスキル」を学ぶ必要があります。
「いつか稼げるようになったら、コンサル受けたいです!」
そう言ってくださる気持ちは嬉しいのですが。
残念ながら、それは起業家のマインドではありません。
投資というのは、常に先払い。
稼げるようになるために、プロから学ぶ。
この考え方が出来ないと、いつまでたってもおこづかい感覚。アマチュアのままです。
落ち着いて、よーく考えてください。
「いつかコーチングできるようになったら、コーチング受けます!」
こんなおかしなこと、あります?(笑)
コーチングを出来るようになりたいから、投資として先払いして、プロから学びましたよね?
まったく同じことです。
そして、思い出してください。
無料では人は本気にならない。
まったく同じことです。
ビジネスの学びにお金と時間を投資しないということが、どれだけ矛盾した行為なのか。
ここはしっかり、逃げずに考えてください。
私も最初は無料の情報ばかり漁っていました。
商売の経験が無いからあまりに無知すぎて、集客や起業の勉強にお金を使うという発想が無かったんです(笑)
だから、そこそこ。鳴かず飛ばずのセラピストでした。
「もっとセッションしたい!」
「もっとたくさんのお客さまと出会いたい!」
本気になって、やっとあたりまえのことに気づきました。
「仕事にしたいのなら、ビジネスのことを学ばなければダメだ。
ちゃんとお金を出してプロの助けを借りなければ、素人の私にはムリ!!」
一人で頑張ることは、決して正しい努力ではないと悟ったのです。
■「仕事にする」とは、自分の弱さと向き合うこと
「コーチになる」ために、お金と時間を投資すること。
「コーチを仕事にする」ために、ビジネスの学びにお金と時間を投資すること。
この2つにどんな違いがあるのでしょう?
なのにどうして、集客やビジネスやお金という言葉に拒否反応を起こしたり、見なかったことにしてしまうのでしょう?
「なんとなくイヤ」というあいまいな言葉で、きちんと考えることから逃げてはいないでしょうか?
起業というのは、自分の中の弱さと向き合うことでもあります。
今まで気づかなかった、自分の中の誤った価値観や思考パターンに遭遇します。見たくなくて、思わず逃げてしまうかもしれません。
でも逃げていては先に進めない。
それに向き合わざるを得ない!
そんなことがチョクチョク起きます。
その代表選手が、「お金」です。
コーチという仕事は、クライアントの人生に少なからず影響を与えます。
そのコーチ自身が、お金に対する誤った価値観や思考パターンを持っていたら、それは無意識にクライアントに伝染します。
だから、プロコーチを名乗るのなら、お金から逃げない。
お金のセンスを磨きましょう。
そして、堂々と胸を張って(笑)
稼げるコーチになりましょう!
それがクライアントのためです。
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