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【7】「かけだしコーチ」から卒業したければ今すぐコレをやめよう

【ひとり起業の流儀】ことはじめ編。
今回が最終回です。

この連載は、CTIジャパンで「コーアクティブ・コーチング」を一緒に学んだ仲間たちが、資格取得のために初めての有料クライアント獲得に奮闘する姿を見て、アドバイスしたことがきっかけで始まりました。

詳しくは、連載の第1回をご覧ください。

「コーチング」と書いていますが、カッコの中はカウンセリング、キャリアコンサル、カラーセラピー、タロットリーディング、アロマセラピー、整理収納、ファッションコンサル、ボディワークなどなどなど。ご自分のお仕事に読み替えてください。
ビジネスの基本の基本、原理原則はすべてに共通です。


最終回では、「かけだしのコーチ」から卒業し「プロコーチ」になるために、絶対に卒業しなければいけない2つのポイントをお伝えします。

もしかしたら、あまり心地よく思われないかもしれません。
ですが、これが起業して10年、プロとして続けてきた私からお伝えしたい、本音のアドバイスです。



■ 資格取得はゴールではない

  
まず初めに、アタマに叩き込んでください。

資格取得はゴールではありません。
資格を取っても、お客さんはやってきません。
はっきり言って、資格と集客は全く関係ありません。


ですよね!
ここからが始まり。
もっともっと精進します。勉強続けます!
  

もしも今、こんなことを思ったらキケンです。
このマインドでは、「コーチを仕事にする」ことは出来ません。

もちろん勉強することも大事です。勉強に終わりはありません。

でも、逆に言えば、勉強することなんかあたりまえなんです。

プロとしてやっていきたいなら、実践あるのみ。
勉強したことを実践の場でやってみて、自分のものにしていく。
特に「かけだし」のころは、勉強するよりも実践することが最優先です。


■ かけだしコーチからの卒業、「練習」を卒業する

   
コーチングを学ぶ人たちというのは、真面目で勉強熱心の人が多いようです。
だから、練習するのも好き。

でも。

もしあなたがプロのコーチとして食っていくことを目指しているのなら、もう「練習」はやめた方がいい。

なぜなら、練習をすることで、がんばっているつもりになってしまうから。

  
でも、練習は練習でしかありません。
  

お客さんは、教科書通りの反応はしません。
それに臨機応変に対応することがプロのスキルです。

なので、練習ではなく実践を!

仲間うちの練習は、もう十分やってきたはず。
だからもういい加減、練習は卒業しましょう。

「練習」をしている限り、あなたの意識はアマチュアのままです。

コーチングを全く知らない人、学んだことのない人とのセッション経験を積み重ねていくことが、プロとしてのスキルアップになります。


駆け出し、見習い、勉強中、修行中。
もしもこんな言葉を肩書に付けていたり、プロフィールに書いていたら、
即刻消しましょう!

勉強中の人からは、誰も買いたくありません。
本気で悩んでいる人、困っている人、自分の人生をしっかりと考えたい人は、かけだしや勉強中の人には頼みません。

本気のクライアントさんと出会わない限り、あなたのスキルはアップしません。
それより何より、本気の人しか、お金を払ってコーチングを受けようとは思いません。
だからまず、自分自身がアマチュアの意識を卒業しましょう。


■ かけだしコーチからの卒業、「モニター価格」を卒業する

  
プロとしての本格的な活動の前に、経験を積むためのモニターセッション。
私がお勧めする金額は、ズバリ!

///
5,000円
\\\

第4回でこう書きました。


これはあくまでも、「初めての料金設定」です。
経験を積むためのモニターセッションの金額です。

あなたがコーチになりたいのではなく、コーチを仕事にしたいのなら、とっとと正規料金をいただきましょう。
その金額は、これまたズバリ!

///
最低でも1万円以上
\\\


最低でも、です。
なぜなら理由はカンタン、1万円でも食っていくのはむずかしいからです。
1万円以下の金額では、生計は成り立ちません。
(1万円でも、はっきり言ってムリゲーです。)


自信が無いから。
スキルが無いから。
かけだしだから。

これ全部、言い訳。サボです、サボ(笑)

サボタージュとはクライアントが自らの人生に何らかの変化を起こそうとした時に、できない理由をあげつらい、それを引き止めようとする心理的な働きを指します。

「コーチング・バイブル 第4版」より


第4回でお話しした「初めての料金設定」と、結局同じなんですよ(笑)
「モニター価格」という言い訳は、なるべく早く卒業しましょう。


■ 労働者のマインドを卒業し、起業家のマインドへ


大事なことなので、何度でも繰り返します。

「なる」と「仕事にする」は違う。
   

「かけだしのコーチ」から卒業するということは、受け身で働く労働者のマインドを卒業し、自ら考えて動く起業家のマインドに変わるということ。

つまりは、精神的自立ということ。

本来、コーチングが目指しているのは、ここではないでしょうか?
クライアントさんを連れていきたい未来は、ここですよね?

ならばまず、自分が変わらないと!!

精神的自立が確立すれば、おのずと経済的自立も実現しているはず。
だからこそ、言い続けます。

しっかり稼げるコーチになってください!

応援しています(^^)/


ひとり起業の流儀・ことはじめ編。
これにて最終回、ですが、もう1本。
・なぜ私は起業10年目の今、コーチングの勉強をしたのか
・なのになぜ、資格取得の道を進まなかったのか
番外編を書きました。

「コーチを仕事にする」と決めた人には、きっと参考になると思います。


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