<連載第7回>移民の家と移民を支援する人々|北澤豊雄「野獣列車を追いかけて」
<連載第6回>列車に乗ること自体が野獣のように危険はこちらから
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自らの国を出てアメリカを目指す移民たちの間で『野獣列車』と呼ばれている列車がある。貨物列車ゆえに乗車ドアも座席もない。移民たちは、屋根の上や連結部分にしがみつき、命の危険にさらされながら祖国からの脱出を図る。『野獣列車』、それは希望へと向かう列車なのか、それとも新たな地獄へと向かう列車なのかーー。
メディアス・アグアス駅に着いたが、これ以降の5駅は移民たちに