あなたのモンテッソーリは誰のモンテッソーリ?
AMIモンテッソーリ小学校課程のトレーナー、フィリス・ポティッシュールイス先生のご経験を1つにまとめた集大成のような本です。
70才で小学校の先生を引退されるまでも、されてからも、クラスを担任する傍ら、世界中をトレーナーとして、コンサルタントとして、また試験官として飛び回っていらっしゃいました。
私は先生が70代後半~80代前半のレクチャーに横浜で3度、3年ごとに参加し、講義内容はもちろん、お会いするごとに若返っていく先生にも魅了されずにはいられませんでした。
先生のもとへ丁稚奉公する夢は叶っておりませんが、まずはこの本を写経の如く全写してみました。そして今読み下していっているので、これから少しずつご紹介していけたらと思います。
ルイス先生のトレーナーやメンターは実際に生前のマリア・モンテッソーリ博士と一緒に働いていた方ばかり。
前書きではその方たちの紹介に言及されています。
モンテッソーリメソッドが広まるほどに本質が見失われてしまう、という現象は日本でも、北米やヨーロッパに続き起こっていることかなと思います。
ルイス先生は【自分流】に原則をねじ曲げ、にっちもさっちも行かなくなったクラスをたくさん見てきた上で、私たちの"good idea!"に警鐘を鳴らします。
モンテッソーリメソッドの源流にほど近い先人たちの教えと、ご自分の教室での実体験を合わせて
《モンテッソーリのモンテッソーリ≫
を行う重要性を説くのが本書です。
-『謝辞』-
”何よりも、この奇跡のような試みの中で学ぶ特権を与えてくれた子どもたちに感謝を述べたいと思います。
私にとって、究極の教師は子どもたちです。
子どもたちはモンテッソーリ博士の教育原理が正しいのだということを証明してくれました。
新米のときはもちろん、苦心しながら私の道をつくり上げていく時も、私はこの仕事の技術を子どもたちから学びました。
少しずつ、私を天職である教師にしてくれた、子どもたちの忍耐強さ、辛抱強さ、そして寛大な心に感謝しています。”
”Most of all, I would like to acknowledge the children from whom I have had the privilege to learn in this marvelous endeavor. For me, they were the ultimate teachers. They verified for me that Dr. Montessori’s educational principles truly work. As a novice, I learned my craft from them even as I forged my way through a path that at times were rife with my own unwitting missteps and blunders. I am grateful for the children’s patience, endurance, and forgiveness, as they gradually shaped me into the teacher I was destined to become. ”
#生きがい といえば、
AMIの乳児コースが5月からあきる野市で開催されるんですね。
”生きがい”になる職業です。
AMIでモンテッソーリを学べるチャンスを掴んでくださーい!!
@montessori_akiruno
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