結局子供は正しい

ある日の出来事だった。
子供がいつも食べているブロッコリーを「食べたくない」と残したのだ。
子供の好き嫌いは流動的に動くので今まで食べられていたものを急に嫌になったのだと思い、「好き嫌いせずに食べなさい!」と言った。

少し食べてはベーと吐き出すので、「食べ物を粗末にしてはいけません❗️」とかいいながら、少しだけでも食べさせたのだが、あとで僕も食べてゾッとする💀

確かに美味しくなかったのだ🥦

普段は妻が湯がいてくれていたブロッコリーをその日は安い冷凍のものを出していたのだ。少量ずつ湯がくのも面倒だからと冷凍のものに変えたところだった。いいものだとそうでもないのだろうが、その時は安物ので少しべちゃついていた。
確かに美味しくないことを認め子供に謝罪した。

次の日にまた湯がいたブロッコリーを出したら食べたのだ。
やはりただ美味しくなかったのだ。

そのほかのタイミングでも同じように急に食べたくないという時は美味しくなかったし、もともとよく食べる子供がさらによく食べる時がある。
その時はやはり食べ物が美味しいのだ。

最近身体の使い方やバランスについて色々研究していて、身体の感覚や感性が大事という結論に達したのだが、子供は言葉ができないもしくは流暢ではない分、身体の感覚で動いている。

結果子供は正しい判断をしているのだ❗️

食べ物にしても身体の動かし方にしてもだ。
しかし、条件がある。
それは正しい環境にいることが条件だ。

例えば、美味しくないものを食べなくて、美味しいものを食べる。
これは正しく思う。

しかし、甘い物ばかり食べて虫歯だらけになり、栄養が偏るという状況の子供は進んで甘い物を食べる。そしてドンドンバランスを崩すのだ。

これは正しい環境にいない。その中で脳がハックされて取り憑かれているのだ。
これでは当然正しい判断はできない。

大事なのは親も正しい判断ができるようにしつつ、
子供には自分の判断を押し付けるのではなく、正しい環境だけ与え、
判断は自分でさせるのだ。

僕は子供に対してリスペクトを持って接するべきだと考えている。


この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?