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歯並びと姿勢と子育てと

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歯並びと姿勢の関係について投稿しています。
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2020年10月の記事一覧

育児は呼吸に全集中❗️4

さて、第4回になりました。 第3回では姿勢の維持ができない子供が多いという問題点が浮き彫りになりました。ある中学の先生は体感で言うと支援学級に30%は入れないといけないぐらいだけど、教室がないから普通学級に入れている感じだと言っていた。 実際の数字は6−7%と言われている。 それほど椅子に座ってジッとするということができない子供が多いというのだ。 特に小学生になってくると親の思惑とは別に自我が大きくなり、学校での友達の割合が大きくなる。そうなるとゲームが多くなる。そうすると

育児は呼吸に全集中❗️3

さて、第3回は座り姿勢について書いていこう。 座るということはいつ頃からしているだろうか? それは 離乳食を食べる頃🍴ということになるだろう。 では、離乳食を始めるのはいつ頃だろうか? それに関しては 悩まない離乳食を参考にしていただきたい。 離乳食を始めるのは生後6ヶ月と言われているが、これはあくまで目安だ。 子供の発育状況は個体によって大きく違う。それを6ヶ月という基準だけで離乳食を始めると大きく失敗して、子供にかなりの足かせをつけることになる。 離乳食を始めるポ

育児は呼吸に全集中❗️2

さて、第2回は姿勢について投稿していこう。 大人になれば姿勢を正すと言えば、背筋をピンと伸ばして、 背骨のS字をきれいに出すような意識があるかもしれない。 乳児幼児ではそれは変わってくる。 背骨のS字があるのではなく作る過程にあるからだ。 常にヒトという動物においてどの段階にあるかは意識しないといけない。 よく朝食は食べるなとか、1日1食がいいとかいうひとがいるが、 これは大人の話だ。それもホワイトカラーの職業と言えるだろう。 子供はよく動きよく食べるのが正しい。 子

育児は呼吸に全集中❗️1

子供の発育は呼吸に集約すると言っても過言ではない。 いかに子供にしっかり呼吸をさせるかということが子供の脳や身体の発育に関係することは間違いがない。 炭治郎や禰豆子のような子供を育てよう❗️では呼吸を良くする習慣とはなんだろうか? 生まれたばかりの子供に関してはまず泣くことになる。 泣くことによって腹圧を高め鍛えているのだ。 ここが鍛えられていないと、直筋系のスイッチが入らず、いつまで経ってもおむつが取れないとか、よだれが垂れまくるということが起きる。 あとは、哺乳が

姿勢スイッチを押せば、歯並びは悪くならない! 〜呼吸に全集中〜

はじめに僕は医療従事者なのでいつもケガや病気のひとを見てきた。その時に疑問を抱く。 『そもそもならない方が良くないか?』 これはどんな価値観宗教観でもある程度のひとが思うことだと思う。何かダメになってから処置をするのではなく、何もないときに何もならないような処置を考えるべきではないのか?ということだ。これの結論は 『姿勢』 であった。これを突き詰めればヒトという動物があるべき形に育つように遺伝子にプログラミングされている。そのスイッチを正しいタイミングで正しい場所を押

現代の子供が発達障害が多い理由

あくまで個人的見解なので、そこは加味して読んでいただきたい。 昔と違って病名がつくようになったからだというひともいるが、 僕はそれだけではないと考えている。 まず結論から言うと 僕が考える現代の子供が発達障害が多い理由は 大人のエゴだ。 どういうことかと言うと、発達障害というのは基本的に脳や身体の発達不全で起こる。それがなぜ起きるのかということだ。 脳や身体はありとあらゆる刺激によって成長する。 刺激はストレスとも言い換えられると思うが、 適度なストレスが成長には必要

膝に力を入れるな🦵

スポーツをしていると靭帯を切るということがある。 接触では若干の仕方なさはあるものの、接触のないスポーツ、接触のあるスポーツでも接触していないタイミングなのに靭帯を損傷したりする。 これは何が起きているのだろうか? 単純に考えて、ヒトという生き物が自分の力で靭帯を切るようにデザインされているわけがない。つまり、過度なバランスの不均衡がそこに起きて、もしくは繰り返されることによって、限界を迎え、切れたことになる。 基本的に身体の使い方が悪いということになる。 僕はケガな

育児や教育のなんたるか

ずっと子育てについて考えてきた。 親は子を守るものだ。 しかし、過干渉で何もさせなくすると失敗はないが、 自分で問題解決する能力の欠けた子供になってしまう。 子供のしたことに責任を持つのは親であるが、 子供になんでもさせてあげるのもまた 親の仕事であるように思うのだ。 ということで、勝手に自分の中で育児をする上での、 親の仕事を定義すると、 取り返しのつく範囲の失敗を安全に子供にさせることではないかと思うのだ。 取り返しのつかないというのは生き死にや、一生傷や、 犯罪な

子は親を選べない

先日ある矯正医から連絡があった。 「この症例を見て欲しい。」 何も言わずに症例写真だけ見せてもらった。 7歳ぐらいだと思われたのだが、写真で見てわかるほど筋肉がなく、 グニャグニャの身体をしている。 姿勢などヨボヨボのおじいちゃんのようだ。 実は3症例ほどあってこれは3症例目だった。 1症例目はああした方がいい、 2症例目はこうした方がいい。 3症例目はこれ、筋肉無さ過ぎないか? 矯正云々より筋トレした方がいいと思うけど。 みたいな状態だった。 よくよく話を聞くと、3