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現代の子供が発達障害が多い理由
あくまで個人的見解なので、そこは加味して読んでいただきたい。
昔と違って病名がつくようになったからだというひともいるが、
僕はそれだけではないと考えている。
まず結論から言うと
僕が考える現代の子供が発達障害が多い理由は
大人のエゴ
だ。
どういうことかと言うと、発達障害というのは基本的に脳や身体の発達不全で起こる。それがなぜ起きるのかということだ。
脳や身体はありとあらゆる刺激によって成長する。
刺激はストレスとも言い換えられると思うが、
適度なストレスが成長には必要なのだ。
過度なストレスはマイナスに働くし、
ストレスがないということも発達の妨げになるのだ。
その中で、子供は特に3歳以下の子供は脳が刺激を欲している欲求に純粋だ。
歩けるようになれば子供は歩く。ただただ、歩く。
それは健康のためとか、今後の人生でこれが必要だからとか考えていない。
歩きたいから歩いている🚶♂️
のだ。
それは脳が欲している刺激で、それに素直に動いているのだ。
それなのに、親や大人の都合でバギーに乗せられてばっかりの移動になると、
脳が欲している刺激が脳に行かない。ストレスが発生していないので、脳の成長は当然緩やかになる。本来ポテンシャルがあるレベルまで育つことはない。
10ヶ月ぐらいの子供は立つ子供もいるが、ハイハイをしたりガサガサずっと動いている。これは立つための準備として体幹を鍛えている期間だ。これを危ないからといってバンボのような動けなくなるような椅子に無理やり座らせると、正しい姿勢でも座れないし、運動も足りないので体幹が鍛えられない。
結果こけやすくなるし、最悪座っている姿勢すら維持できない子供になる。
どういうことかは
子は親を選べない
を参考にしてください。
親や大人が子供を扱いやすいようにすることによって、
子供の発達障害が作られている場合があるということだ。
夫婦の共働きなどの社会的な背景もある。
仕方ない部分もあるだろう。
しかし僕はそれらを踏まえてもなお
大人のエゴ
だと思う。
子育てに必要なのは
子供の脳が欲している刺激を
なるべく安全に取らせることであって、
大人が育てやすいように子供を育てることではないのだ❗️
今は親や大人が育てやすいように子供を育てる環境を作れる道具が増えて、
それが間違いの原因になっている。
親や大人が子育ての中心になっていて、本来の中心であるべき子供を蔑ろにした結果が発達不全という形に現れていると僕は思う。
子育ての道具の中心はあくまで子供であるべきで、
子供がしたいことをしやすい環境を作るための道具を作るべきなのだ。
子育て世代のみなさんは自分のエゴで子供の可能性を潰していないか、
意識してみた方がいいかもしれない。
昔に発達障害が少なかったのは良くも悪くも放置されていたので、
子供自身がしたいことをできていたということだと思う。
事故などで大きい怪我や、場合によっては死にいたるようなこともあっただろう。
いいことだとは思わないが、そこで自然に淘汰されてきたのだ。
おのずと、発達障害の数は減っていたのだと思う。
不妊治療が保険診療に入るとのことだが、これも発達障害の子供を増やすことになると僕は考えている。
子供が欲しいという気持ちはわからなくはないが、子供はあくまで縁のものなので、それを科学の力でなんとかしようというのはかなりのエゴを含んでいる。
幸せになるならないはまた別の問題なのだが、
果たしてどこまで大人のエゴを通すのかという問題は
かなり難しい問題を孕んでいると僕は考えている。
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