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適応障害になった背景を言語化する

転職活動中、どうしても休職期間については言及されるし、同じことを繰り返さないために、という意味では自分でも伝えておきたいと思う部分でもある。

ただ、なかなか体調のことなので難しい。
休職は、履歴書等に必ずしも書かなければいけないわけではないけれど、面接時などに聞かれた時には答えなければならないし、そこで事実と異なることを言ってしまったらそれはNG、というもの。

だから、転職活動を進めていく上で適応障害になった背景を言語化しないといけなかった。

役に立ったのは、やっぱりキャリコンでの先生たちの言葉や、民間のエージェントさんに退職理由を正直に伝えたタイミングで「どのように伝えたらよいか」と聞いたこと。

それぞれが、それぞれの立場で客観的な言葉に言い換えてくれたり、事実の部分をピックアップした表現を提案してくれました。(ありがとうございます!)

聞くタイミングによって、私自身の伝え方や悩みも異なっていたので、少し前には抜け落ちていた視点を補うこともできたし、新たにでてきた疑問を解消することもできた。

そしてそれをもとに、自分なりの「事実」だけにフォーカスした背景を描写するための言葉を増やすことができた。

役に立ったのは少し大きめの付箋。

1つの付箋に、事実を1つ書く。順番も内容もまずはランダムでOK。
書き出したら、関連性の高い順であったり、経過にそってノートに貼る。
貼りながら思い出したり、別の表現が思いついたら足す。

すると、最初の1、2枚をまず伝えて、詳細を聞かれたときに話すトピック、というのが分けられるようになった。

もちろん、自分でもう少し先に対処することができたかも、ということもあるので、そこは事実というより「振り返り」であったり、当時「実際に実行していたこと」や、「実行しようとしたけどうまくいかなかった反省」は別途書き出しておいて、適宜事実と併せて話をする。

そうすると、最初の頃の面接では曖昧な、言葉を濁した伝え方しかできなかったことが、少しずつ、当時はこうで、今はこうです、と伝えられるようになってきた。
心療内科からの薬は服薬していなかったことや、通院を終えた時期についても言及してみたら、面接官の方が安堵されているのもわかった。

ようやく客観的に、事実だけを伝えることができるだけ、自分のなかで整理できてきたのかなとも思う。時間はかかっているけれど、前進できている証拠として、これからの糧にしていきます。

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