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ボンクラはみんな生きている

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主に少年時代のしょうもない考え、情けない話、エッチな妄想、本来なら蓋をして忘れておきたい話題など。
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2024年2月の記事一覧

演歌のあぜ道

浮世舞台のあぜ道は 見事なセットが組まれてる
一節うなって木梨がゆけば タライが落ちるし地面が陥没
タライに負けずに歩いてみても オチでは橋から水にドボン
歌っちゃならないも一度と 歌えばたちまち落ちてくる
居酒屋セットに逃げ込むが ほっとひと息つく暇もなく 落ちるタライのシルエット
カメラワークもお見事に 流れるマンボのNo.5

「そうそう、こういうのがいいんだよ」

「とんねるずのみなさんの

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本当のタモロスが始まる

「ブラタモリ」が終わるという。いつか終わるのは分かっていたが、秒読みが始まると寂しさを感じる。

「タモロス」という言葉が流行った頃、「タモリ倶楽部もブラタモリもあるのに何がロスだ」と思ったものだった。

 あの時はたかが「笑っていいとも!」が終了するだけの話であった。言っては悪いが自分から見れば「いいとも!」からは「タモリ的マニアックさ」が感じられなくなっていたので、どうでも良かったものであった

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「放送作家・鈴木おさむさん」トレンド入りについて

 放送作家の鈴木おさむ氏の発言が旧ツイッターでトレンド入りした。

 ソフト老害とかいう言葉が流行っているらしい。

 年齢で意見が違うのは当たり前だし、「老害」は実際には大体「声のデカいヤツ害」なのである(断言)。中学の先輩後輩ぐらいからあるだろう。もっと前からあるかもしれない。

 あと、是非はともかく、放送作家をやる程の人間ならば、発言が人々の琴線に触れるのは当たり前である。そうでなきゃ上の

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怪人ウンババについて

怪人ウンババについて

 関西では「オチの無い話」というのが嫌われるらしい。

 テレビのお笑い番組で演じられるものなど、間違いなくそうで、脚本を作り、それに沿ってセットを組み、小道具や衣装を準備する。観ている側はそう思っている。

 コントは大体「筋書き通りに最後までやって、そこで終わり」というものである。

 たまに、コントが終わったあと、「お疲れ様〜」とか言っている所まで放送され、ゲストが「いや〜結構大変でした」な

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全員戦隊キレンジャー

「空想科学読本」という本があった。シリーズになった。

 いわゆる「謎本ブーム」の中で出た本だったんだけど、どうも本文パートが対象に対する愛が欠けている印象で、あまり好きではなかった。

 自分では買わなかったんだけど、知り合いから借りて読んではいた。イラストパートは結構好きなものもあった。その中の1冊に出ていたネタに、イラストパートだけのネタだったのかもしれないけれど、「全員戦隊キレンジャー」と

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