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檸の日記

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日記:春の俯き

日記:春の俯き

2024.04.18

過ごしやすい気候になってきたのが嬉しい今日この頃。
目の痒さは若干気になるが、花粉もピークを通り越した。
先日、1月に設定した水温のままシャワーを浴びると、思わず「あつっ!」と声が出てしまった。慌てて水色の蛇口を捻ると、今度は「冷たっ!!」と叫んでしまう。水色の蛇口を捻り直して、元に戻すと、ちょうど良くて、笑みが溢れる。

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日記:曇りのち煙

日記:曇りのち煙

2024.03.17

朝から、頭が痛い。
痛くて、重い。
今日は出かける予定もなかったので、薬はお預け。
薬を飲まなくても、ギリギリ耐えられるレベルの鈍痛。

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額に左手を当てる。頭が痛い時によくやる仕草。
すると、脈が鳴っているのが左手に感じられる。
この感触が好きだったりする。
でもずっと当てていると、なんだか気持

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日記:囚

日記:囚

2024.02.02

2月になった。
毎年12月の寒さを迎える度に、「いやいや、2月の寒さなんてこんなもんじゃないから」と思ったりするのだが、意外とそうでもなく、最近は少し暖かくなって来ているような気がする。まだまだ寒いけど。
春はもう、すぐそこにあります。

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いつだったか、突然道で知らない人に話しかけられた。
「雨

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日記:スヌーズ

日記:スヌーズ

2024.01.24

夜明けて、時刻は4時32分。
こんな時間に文章を書くことなんて、滅多にない。
5:30に設定したアラームまで寝ようと思ったが、目も頭も覚醒してしまってどうしても寝つけそうにない。欠伸は出るのに。
正しい生活リズムを意識し始めたのに、どうせまた変な時間に眠くなってしまうんだろうな、なんてことを考えながら、noteを開く。

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日記:痙

日記:痙

2024.01.17

同じアプリを開いては閉じ、開いては閉じ、
気づけば今日も、空には月。

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何にも考えたくないから、今こうして文章を書いている。
頭を空っぽにする方法。なにがあるだろう。
なにがあるだろう、と考えている頭は空っぽにはならない。
無駄なことを書きたい。意味不明なことを書きたい。
誰にも分からない、分か

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日記:ささくれと帰り道

2023.11.11

気づけばもう11月。涼しくて心地が良い季節から、凍えて肩首背中の凝りが酷くなる季節へと移り変わる。どちらの季節も好きだけど、やっぱり秋はもっと長くていいと思う。金木犀の香りも十分にかぐことができなかった。私の住んでいるところには、今年も雪が降るのでしょうか。

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この時期に感じるのは寒さだけでな

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日記:夏に眠りたい

日記:夏に眠りたい

2023.07.23

頭が、ぼーっとしている。
最近、常に眠たい。時間にしてはしっかり寝れてるのに、何故だろう。特に平日はきちんと6〜7時間は寝ているのに、仕事に行くと、自分でも驚くぐらいに眠くなってしまう。本当にこのまま寝てしまうんじゃないかというレベルで。それで欠伸がたくさん出て、頭が痛くなって。デスクワークが向いてないんじゃないか、なんて思えてくる。いや、社会に向いてないんじゃないかって…

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日記:義務と欲求と

日記:義務と欲求と

2023.07.17

三連休最終日。きっとどんだけ充実した時間を過ごしたとしても、あるいはどんだけ休息に時間を充てたとしても、今日という日のこの時間に思うことは、「あっという間だったな。もう少し休みたいな。」ということだけだ。

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最近、休みの日でも自然と5時半ごろに目が覚める。今日もそうだった。予定のない休みの日だか

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日記:いつかの私へ

日記:いつかの私へ

2023.04.16

3月後半から先週ぐらいまで、仕事の関係でかなり気持ちが落ちていたが、少しずつ回復してきているような気がするので、何を書くか決めてないけど、久しぶりに記そうと思う。

他人という存在を疎ましく思うのは今も昔も変わらないが、その他人という存在の中には、形容し難い魅力を持っている人もいて、「あぁいつか話してみたいな」なんてことを一方的に思ったりすることがある。
昔は他人という存在

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日記:平穏に呆ける

日記:平穏に呆ける

衝撃の事実。最後に日記を書いたのは、まだ夏の頃だったということ。だいぶ空いてしまった。この3ヶ月間、何をしていたのだろう。何に苦しんで、悩んで、嫌になって生きていたのだろう。あまりにも穏やかで平和な3ヶ月だったと思う。そしてその平和は今も続いている。しかし、何か物足りない。

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この物足りなさの正体は、正の感情に対する欲

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日記:夏離れ

日記:夏離れ

1週間ぐらい前からずっと「何とかブログを更新せねば…!」という何とも言えないソワソワした気持ちで過ごしている。書きたいことが特段あるわけではない。なら無理して書く必要ないのだが、1ヶ月も更新していないっていう跡がこれからもずっと残るとなると、部屋の隅にある小さな埃も許せない潔癖症の如く、気になってしまうのだ。

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秋の気

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日記:風を掬う

日記:風を掬う

今日で7月が終わる。6月の怒涛の忙しさを抜けて、この1ヶ月は比較的穏やかに過ごすことができた。とても幸せな1ヶ月だったと思う。その幸せの隙間にも、希死念慮というものは常に存在していて、時々それを物凄く真面目に見つめて落ちてしまう癖は相変わらずだけれど、そんな癖を置いてけぼりにして、癒してくれるものが自分の周りにはたくさんいてくれているのだということに気がついた。
それは物語であったり、音楽であった

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日記:妄想350ml

日記:妄想350ml

今日は何かと頑張った1日だったので、ちょっとしたご褒美に近所に新しくできたスタバに行って本を読もうと思ったのだけれども、先ほど行ってみたら想像以上に混んでいたので、止めた。そして、代わりに、日記を書くことにする。

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気づけば、日記を書く頻度は以前より下がっている。特段減らす意識をしているわけではなく、単に書きたいと思う

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日記:ノイズの良悪

日記:ノイズの良悪

怒濤の1週間がもうすぐ終了する。喜怒哀楽がこんなに顕著に現れていた7日間は今まで生きてきた中でも、あまり経験したことがなかった。しんどかったなぁ。本当に。自分の中に幾つ人格があるのだろう?と疑問に思うことがある。気分屋と言われてしまえばそれまでだけども、心の上がり下がりを見窄らしいくらいに実感した。

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1週間前、「社会

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