もう一度現行オフィシャルボトルと向き合う #007 バルヴェニー12年ダブルウッド編
未熟な筆者の個人的な感覚によるテイスティングノートです。共感できない箇所もあるでしょう。しかしお酒とは生き物だと考えています。まるで人間関係と似ていて相性や好み、先入観など沢山のものが入り交じります。
現行のオフィシャルボトル……それはバーテンダーの私にとっては家族や友達、同僚といった身近な存在です。そんな彼らともう一度向き合うノートなのです。なるべく教科書(専門書等…)にはないような表現を心がけております。長年の愛好者、これからウイスキーにチャレンジされる方にも楽しんで頂けると嬉しいです。
THE BALVENIE DOUBLEWOOD編
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注ぎたて
香り
マンゴー、パパイヤの皮、ピーカンナッツ、アーモンド、オーク、オレンジピール
味
ふくよか、パン、メープルシロップ、かすかにクリーム
加水
香り
先程のトロピカル感が弱まり、メープル感及び蜂蜜の甘ーいそれ
味
蜂蜜、ジャム、ナッツ、わすがな酸味はアップルビネガーに似る
ミニ氷
香り
先程までのあらゆる香りが閉じるが、メープルシロップはずっといる
味
甘みがのびーる。苦味エグ味が出ることなく安定している。
まとめ
特別な個性こそないが、甘み、香り、バランスにおいて納得の仕上がり。あらゆる飲み方に対応出来る安定感抜群の1本。家飲み用に1本買っても損は無いはず。筆者調べでは中国市場暫定1位の消費量。
擬人化すると、いつも無地の服、メイクはナチュラル系(薄いとは言ってない)のオシャレで地声がやや大きい30代前半女性。
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