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行動分析学memo④

おはようございます。今日も少し進めていきます。
天気は良いですが、部屋に入ってくる風は少し冷たいですね。

嫌子消失の強化
雨が降っているとき、大体の人は傘をさす。なぜ、傘をさすのか。雨が降っているから?そうではなく、その答えはメガネをかけるのと類似している。
傘を指す前は、体が雨で濡れてしまう。しかし、傘をさせば濡れずに済む。
①直前:雨に濡れる

②行動:傘をさす

③直後:雨に濡れない
上記の状況の変化が起こる。これが、行動随伴性からみた傘をさす理由である。メガネをかけるといった行動と類似しているとあったが、状況の変化はやや違う。
①直前:よく見えない

②行動:メガネをかける

③直後:よく見える
どちらも直前から直後にかけて状況が変化するが、変化の方向が逆である。行動が強化されるときに行動の直後に消失するものは、「好子」の逆であるため「嫌子(けんし)」と呼ばれる。人間の行動の2番目の法則である「嫌子消失の強化」と呼ぶ。
※「嫌子」も著者の造語である。

嫌子出現の弱化
小さい頃にガスストーブに触れて大やけどをした子どもがいたとする。その子どもが大人になってからもガスストーブの近くにさえ近づかなくなった。これまでのようにに例えてみると
①直前:熱くない

②行動:ストーブに触る

③直後:熱い
というようになる。ストーブに触ると熱くて火傷をし、痛い思いをし、経験をしたことでストーブに触る行動に変化が起こったの。行動が繰り返し行われることを「強化」と呼ぶが、逆に行動をしなくなることを「弱化」と呼ぶ。この際に直後に起こることは、「嫌子」であることから「嫌子出現の弱化」という人間の3番目の法則となる。

これまで3パターンの法則があることが分かった。
また時間を見て更新していきます。

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