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【飲食業界】餃子の王将vs日高屋 (コロナ禍でも売上を上げたのは)

こんにちは、あじたんです!

今回から新しく企業分析シリーズをやっていきたいと思います❗️

本日は『【飲食業界】餃子の王将vs日高屋 (コロナ禍でも売上を上げたのは)』というテーマで話していこうと思います🥟🍜🍥

実はこの2社、同じ飲食業界ですが、一方は黒字、もう一方は赤字となっています💦

コロナ禍での2社のビジネスモデルの違いを比較していこうと思います🚀


解説

知らない人はいないと思いますが、一応2社の紹介をしておきます!

餃子の王将

株式会社王将フードサービスが京阪神地区を中心に全国展開する餃子を売りにした中華料理チェーン。

日高屋

埼玉県さいたま市大宮区に本社を置く外食企業。低価格ラーメン・中華料理チェーン店「日高屋」を主力事業とする。東証一部上場企業。

どちらも中華を売りとする飲食業界です。
しかし、コロナ禍で餃子の王将は黒字日高屋は赤字となっています⁉️

この違いはなんなのか?
3つに絞ってビジネスモデルの比較をしていきます!


比較

2社の違いは主に以下の3つとなります。

・商品
・立地
・スタッフ

上記の説明の前にまず、コロナ禍で儲けている飲食業界の特徴を先に説明しておきます。

簡単に言うと、デリバリーをやっているかどうかです🚴‍♀️

上記の3つの違いにはすべてデリバリーが絡んできます📦
餃子の王将はデリバリーをやっているのに対し、日高屋はデリバリーをやっていません。

その理由が上記の商品、立地、スタッフの違いです。


✅商品

日高屋はラーメンがメインですが、ラーメンはデリバリーに向いていません。

ラーメンを配達すると麺が伸びてしまい、到着した頃には美味しい状態になっていません。

一方、餃子の王将は餃子やチャーハンなどが主力商品です。

そのため、餃子やチャーハンなどは冷めても、電子レンジなどで再度温めれば美味しい状態を確保できます。


✅立地

デリバリーを事業とするには、バイクを設置するスペースを確保する必要があります🛵

スペースの確保には立地が必要です。

日高屋は駅前にお店を構えているのに対し、餃子の王将は駅から少し離れている広い土地にお店を構えています。

そのため、日高屋はバイクを設置するスペースがなくデリバリーができません。

一方、餃子の王将はコロナ禍の前から広い土地を確保していたため、デリバリーに対応することができたのです。


✅スタッフ

デリバリーを行うには商品を届けてくれるスタッフが必要です。

しかし、このスタッフにはデリバリーだけやらせると費用対効果が悪くなってしまいます。

つまり、デリバリーと店舗の両方をこなせるスタッフの教育が必要になってくるのです。

しかし、日高屋はコロナ禍での柔軟な対応ができず、スタッフの教育に費やす暇がありませんでした。

一方、餃子の王将はコロナ禍の前からデリバリー事業をやっており、スタッフの教育も以前から行ってきました。


この3つの違いから同じ飲食業界でも、黒字と赤字に分かれたのです⤵️

面白かった、役に立ったと思った方はぜひスキやコメントしていただけると幸いです^ ^

今回の記事が好評でしたら、また企業分析シリーズをやっていこうと思います❣️


〈引用・参考文献〉


〜まとめ〜

私は受験時代にお世話になった日高屋派です❣️


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