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有馬真一@編集者
2020年9月28日 17:00
今週の放送で、いよいよ、光秀が織田家に仕えるようになるまでの物語が動き出しました。先週で武家の棟梁足り得ないと見捨てた義昭ですが、落ち着いて語らうことでその意見を改めたようですね。ただ、信長と光秀の、世を平らかにする手法の差もちらりと見えて今後の波乱も感じさせました。さて、これまで大河ドラマ劇中の場面から、戦国時代のお金についてずっとnoteでは語ってきました。それは金や銀、あるいは銭の話が中
2020年9月23日 17:10
第24話『将軍の器』は、今後の展開の要となる話でしたね。光秀は、平和な世を望むだけで「死にたくない」とのたまう覚慶を「次期将軍の器ではない」と見做したわけです。「戦えないが、平和を望む」「死にたくはない」ということ自体は、為政者として悪くないように思いますが、やはり光秀の中には古式ゆかしい武家の棟梁たる、理想の『将軍像』があることが垣間見える場面でした。ドラマでこの後、信長のもとで義昭を奉じて
2020年9月17日 14:26
麒麟がくる第23話「義輝、夏の終わりに」。現在は剣豪将軍として、異様な人気を誇る義輝の、侘しさ、無念さを描いた回でした。義輝という将軍にここまでスポットを当てたドラマは、よくよく考えると珍しいのではないでしょうか? アニメや漫画、パチンコなんかではありましたけれどね。実際の義輝は、この時代もう少し若いのですが、まあ、それは置いておいて。何故、室町幕府はこれほどまでに弱体化したのかという話を。
2020年9月5日 15:34
先週放送が再開されていることを忘れたので、今の再放送でみました。麒麟がくる第22話「京よりの使者」。丁度、放送休止中と桶狭間語の十兵衛の浪人生活が、重なったようなつくりがして、ちょっと感慨深いものがありました。第2部開始のお話としてもよいスタートでしたね。足利義昭という今後のキーマンも登場し、しかも予想外のめっちゃいい人設定で今後が気になります。我らが十兵衛は、越前(現在の福井県)から京へ