お金は幻想。木こりのジレンマ。web3でお金を再発明してみる?

こんにちは。

先日お金について話していました。

お相手がですね、
こんなことを言うんですね

お相手
「労働=お金じゃないですか?働かないとお金もらえないじゃないですか。」

わし
「(え?そうなの?)うん、まぁ、そうっすね」

お相手
「お金のせいで苦しんでいる人が多いから、お金を無くそうと思うんす」

わし
「(!)・・・!(きょ、極論!)」

世の中には、嫌な労働をしてお金を稼ぐだけじゃなく、
お金に働かせてみたり、経験を得るついでにお金を稼いでみたり
お金の捉え方はさまざま。

そんな話をすると、「あんたは別」で強制終了。

カンカンカーン!試合終了!

対立軸の話はまとまらないから避けた方が・・・と言うけど、
根底のところではきっと分かり合えるはずと思っちゃうのです。

木こりのジレンマ

木こりのジレンマってのは、
効率の悪い仕事の寓話」です。
考えた先人、天才。

斧を研げば101の仕事ができる。
現状ならば100の仕事。

1日休んで斧を研ぐと、1日だけ0になる。

100日後に斧研いだ価値が出てくる。簡単すぎる計算。
でも毎日疲れて「斧研げねぇ〜!」ってなっとると、ずーっと100。

斧がボロいことは心理的にも萎えるけど、
斧研いだら一流の木こり〜!って気分も追加されて気分がいい。

お金は発明品

昨日みた夢の話だと、
お金は5000年ぐらい前に発明されたのだそうです。

地球や人類の歴史からしたら、お金の歴史はどれぐらい。

地球ができて46億年ぐらいらしい。
24時間換算しますと人間が出てきたのは最後の1分チョイ前ぐらい。

人類誕生は500万年前。

お金が生まれたのは0.077秒。

ピュン・・・!なのか、チュン・・・!なのか。

「え?いつ出てきた?」レベル。

こんなにも最近のツール。

web3の時代において、
活動の価値とお金の多様性について、たくさん実験しているのが現在。

労働だけがお金を生み出すための手段だと言うことはなくなってきている。
むしろ手を加えるべきなのは、「労働=お金」と考える人が多いという社会状況のほうなのかもしれない。

そして、その「お金のあり方」を変えてくれるのが、トークン。

様々なものをトークン化しようと言う動きがあって、
今までは専門家のお仕事が見えづらく、証明しづらかった。
いつの間にかどの専門家のお墨付きがあるのかよくわからないまま、
ものの品質が変わったり、物自体がすり替わったりしていたところを
全部記録できる、たどることができるようになったのがブロックチェーン技術。

超ざっくり言えば、トークン化すると信用度が強固になるみたいなイメージ。

お金のあり方が変わりそうなweb3的なものとして

・ReFi(Regenerative Finance):再生金融
地球環境の再生を経済活動やお金の力を使って解決する。

と言うのがあります。

で、結局何すんの?ってね。

環境問題、今だとカーボンオフセットをトークンを使うのが主流か。
ヨーロッパだと、環境意識が高いので、
カーボンニュートラル活動に取り組んでいるなどが
投資を募る際にも重要だそうで、積極的に取り組まれているみたいです。

お金を再発明するとは

今のお金の問題って、
人間の動きに価値が変動していること。
必要なのに価値がつかない行動が多すぎることが問題。

名もなき家事」と言うのがある。
畳んだタオルをしまうとか。
洗った食器を戻すとか。

今まで経済価値を産まなかった人間の行動に価値をつけやすくなるのが、
ブロックチェーン技術の可能性。

今までだと誰かが具体的に買ってくれるものとか、
少なくとも買ってくれそうと言う可能性を予想できたものにしか
お金としての価値がつかなかったのが、トークンという形で取引がしやすくなります。

再発明とは「信用」の付け方が変わること

web3でのポイントは「信用」です。

お金において人類はずっと「信用」という部分を
あの手この手で補償してきました。

はみんな好きだ!という信用
難しい技術モリモリで作ったから、不正しづらいだろう!という信用
あのでっかくて1番の国がすごいっていうんだから!という信用。

今度はブロックチェーンという「デジタル技術」「数字の仕組み」が
補償してくれるようになる。

さらにこの使い方を金持ちだけじゃなくて、
多くの人間が実験に参加できるのが
web3の新しいところ。

「価値を決める物差し(価値基準)」は、
もう莫大な金持ちだけのものじゃなくなるということなのです。

睡眠もトークン化されはじめないかな!


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