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あえて修羅場に突っ込むスタイル(ゴミ屋敷清掃編)

おはようございます、ほっしーです。
(4月下旬のお仕事です)

最近ちょっと日雇いを楽しみすぎとる。
いや全然それでえーねんけど、もうちょい刺激というか、修羅場をくぐらんとあかんのんとちゃうんちゃう?
そう、わしはドMやから🤣
とはいえ、身体に致命的なダメージを喰らうと本業や家庭に支障をきたすから、それはアカン。
ならば、これならどーや。
ゴミ屋敷の清掃業務❗
どや、ゾックゾクしてくるやろ❓

いや、募集がポンッと出た時、めっちゃ迷ったよ。
テレビとかで見る分にはえーんやけど、リアルで見るのはまた別やしな。
まず臭いや。
そして、Gを総大将とする虫軍団や。

募集要項に載ってた画像

まあでも、時間が8:30〜10:00で一時間半しかあれへんねん。
正直よーわからん募集やけど、これくらいの時間やったら、なんとか耐えられるかもしれん。
それに良く考えたら、自分の本業が3Kの工場勤務で、多分普通の人より臭いにも強いと思うし、立派に育ったGなんかも工場にウヨウヨおるし。
なんか…
いける気がする🤣

なんとなくやけど。

てなワケで、エントリーすると速攻採用。
まあ、好んでこの仕事行く人も少ないやろしな。

ゴミ屋敷清掃って写真付きで募集しちゃう潔さが素敵

冷静に考えたら、こんな現場をリアル体験できる機会なんて中々ないわけやし。
むしろ臭いや虫よりも重い荷物のほうが、わしにとっては脅威かもしれんで。
それに家を追い出されたら、わしもこうなる可能性もあるわけやしな。
そしたら、こういう業者さんにお世話になる可能性がゼロではないわけや。
うん、何事も経験やで。

というワケで、家から一時間半掛けて現地にきましたよ。
実はこの現場、家からめっちゃ遠いの。
ほんまわし、何やっとんねやろね🤣
現場に付いたら電話してねって事やったから電話して担当者と落ち合います。
今日の業務は、ゴミ屋敷から持って帰ってきたゴミを処分する係。
なるほど、だから短時間やったんやね、納得。
現場ではすでにトラックとパッカー車が準備されてます。

このオジサンと二人でゴミをガンガン捨てていくらしい

一応、今日の仕事の流れを説明してくれたんやけど、なんか今回のゴミ屋敷はネコを飼ってたらしく、糞尿まみれのゴミも多いらしい…
ま、まあ想定の範囲内や💦

さて、トラックを開けて見てみます。

エグいって〜😱

もう開けたとたんに、なんとも言えないアンモニアを含む異臭がしてきて、思わず「へぶっ❗」って言うてもうたで…
臭い時って、「くさっ❗」って言うと思うんやけど、それを通り越したら人間って「へぶっ❗」って言っちゃうみたい。
ちなみに手前のカゴみたいなやつに堆積しとるのが、糞尿です💩
作業前に汚れるからって長靴貸してくれたんやけど、遠慮なく借りました。
だってまじでヤバそうなんやもん。

糞尿絶対踏むもんな…

さて、さっそく業務開始で、担当者のオジサンが出してくるゴミをパッカー車に放り込んでいきます。
いや、臭い❗重い❗
これは大変な作業です😱
割れたワレモノもいっぱいあって危険です。
とにかくガムシャラに作業していくんやけど、その時の様子を下に記します。
臭い!重い!暑い!臭い!へぶっ!重い!虫!危ない!暑い!臭い!埃!へぶっ!虫!
まあ、こんな感じ。
わかりますかね〜、現場の状況😅

とにかく必死に作業してたら、久しぶりにGを手で掴んじゃったよ🪳
まあでも飛んでこーへんかったら、コオロギやスズムシと対して変わらんやろ。
いけるいける。
それよりも臭いや。
これ、絶対糞尿だけやないで…
なんというか、腐敗臭というか…
タンパク質が腐った感じというか…
ん?タンパク質…?
アカンアカン、深く考えんとこ😱

でも担当者のオジサンはとても気さくな話しやすい人で、そこは助かったな。
世間話しや冗談も交えながら、しんどいけど楽しく作業できましたね〜。
そしてトラックの中が片付いたら、二台目のトラックがやってきます。

やっと一台目完了間近…

しかし、出てくるゴミを見てると、何とも言えない感情が入り込んできます。
タッチや3×3EYESといったコミックとか、お風呂に浮かべるヒヨコの玩具。
子供のシールがベタベタ貼られたタンスや、使い古されたソファーやゴルフクラブ。
そこには、人や家族が生活し、確かに生きてきた足跡がしっかりと刻まれてます。
全然知らん人やし、今はどーなんかわからんけど、幸せやったんなら良いんやけどな…
…ちゃうちゃう❗
涙目になっとるのは、汗と埃が目に入っただけや❗

そして、パッカー車の空き容量がなくなったら、ゴミ捨ては終了です。
ですが、担当者のオジサンが、
「もしよかったら、一時間ほど残業を…」
と言ってくるので、OKしちゃいました。
どうせヒマやからね😂

で、残った荷物を乗せたトラックで倉庫へと移動します。
倉庫に着いたら、オジサンが飲み物買ってくれて、一緒にタバコ吸いながら休憩です🚬

ありがてぇ〜🥤

そこで色々話してたんやけど、やっぱりゴミ屋敷清掃と特殊清掃や遺品整理は一心同体みたいやね。
今回がどうやったかは、あえて聞かんかったけど。
少しのんびり休憩したら、今度は倉庫に降ろしていきます。
リサイクル出来そうな物は置いといて、後で仕分けするんやって。

どれがゴミでどれがリサイクル品か、わからんけど😅

そしてトラックが空になったら終了〜。
なぜか一時間残業代、1600円もくれたわ💰
あざっす〜🙌

いやー、あえて修羅場に飛び込んでみたら、思いの外、いろんな感情に包まれましたね。
これからの世の中、高齢化も進んで独居老人とかも増えていくんとちゃうかな。
誰しもが綺麗に死んでいけるワケでもなく、生きてても図らずもゴミに囲まれてしまう状況になってまう事もあるわけで。
そういう意味では、こういう仕事ってのも絶対に必要な仕事なんやで。
そんな事を考えながら、自分の未来を想像して家路につきました。

さて、わしの部屋に隠しとる、見られたら恥ずかしいクッソエロいDVDとか、そろそろマジで処分しとかなアカンな🤣

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