Mondgiro

読めない文字に出くわすと、ワクワクして、いつか読んでみたいと思う衝動あり(でも、積ん読…

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読めない文字に出くわすと、ワクワクして、いつか読んでみたいと思う衝動あり(でも、積ん読と同様、往々にして読めないまま。。。) 田舎育ちなので、人のいない原っぱで雲や星を眺めていると、なんと心が安らぐことか。。。

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暖機

おしゃべりは美徳でないと知りつつ、訪問された方に敵意がないことを示すため、以下 敢えてつらつら書きましょう。 興味関心は尽きないけど、敢えて挙げればこんな感じですかね: 音楽(守備範囲広し。特に幾つかの国の歌謡曲愛好) 言語 歴史/地理 生き物全般 思索/禅的思考 心理学 理解できる範囲の科学/学術 映画/TVドラマ(時代劇含む昭和の名作、及び英米系Sitcom) 貧乏旅 オートバイ 各種競技観戦 等々。

    • 読書: #7a 世界は「関係」でできている | カルロ・ロヴェッリ (冨永 星 訳)

      人が何かについて書き置こうとする心の動きは様々だと思われますが 今回の投稿は 豊かな読後感に恵まれた喜びと満足感を 誰かに共有したい気持ちに基づいています。 * * * * * 平易な言葉で 人文学の造詣に基づき物理学を語る著作群で有名な イタリア人理論物理学者 カルロ・ロヴェッリ / Carlo Rovelli 氏 。 この著書は 量子論を題材にしたものです。 私が氏の名前を知ったのは 邦訳著書の『すごい物理学講義』が欧州で人気と聞いた時でした。書店で少し立ち読みし 

      • 雑記: 伝聞 #1c | ニューロマンサー TVドラマ化 (Enter the Razor-Assasin...)

        ミーハーの宴会ノリ投稿は続きます。 7/1に ようやく 動きがあった様子です。 主人公ケイス/Case と道行きを共にする モリィ/Molly(通り名は ネコ母さん)の配役が決定したとのこと。 複数のソースがあるので ガセネタではないのかな? この情報、ハリウッド関連サイト ’Deadline.com’ の手によるスクープのようです: 小説『Neuromancer』の断片を拾って推測するに Mollyは白人女性として描かれていました(たまたま手脚を白い肌に改造してたのか

        • 音楽: Jazz/Blues/Rock #1 | Tom Misch - Movie

          Tom Misch の才能に遭遇したのは YouTubeの "Mahogany" というChannelで紹介されるミュージシャン達のPromotion Videoのひとつから。 彼が出演するPVの楽曲は 他のミュージシャン達とのコラボレーションものも含め 粒揃いだなぁ と驚かされました。 * * * * * 初回は フィクションと現実と回想が重なる 物語仕立ての 『Movie』 を。 冒頭に挿入される独白が 重く扉を閉じた後 お馴染みのエレキギターが 間合いを計る

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        • 読書: #7a 世界は「関係」でできている | カルロ・ロヴェッリ (冨永 星 訳)

        • 雑記: 伝聞 #1c | ニューロマンサー TVドラマ化 (Enter the Razor-Assasin...)

        • 音楽: Jazz/Blues/Rock #1 | Tom Misch - Movie

          時事: UK #1 | UK総選挙2024

          この投稿は こちら に基づきます(時間経つと消えるかなぁ。。。) *BBCの4つの記事をまとめて日本語に編集したものみたいですね。 英国国民の審判は下馬評通り。 誰にも驚きはなかったでしょう。 保守党スナク首相の一手は ’威勢のいい死に体’ にしか感じられませんでした。 素人目には 保守党の不祥事や劣勢が伝えられている時に なぜわざわざ総選挙を打ったのかが釈然としません。対岸のマクロン氏にも通じる不可思議さ。。。。 問題山積の斜陽国家を変えていくのに 保守党ではもう手詰

          時事: UK #1 | UK総選挙2024

          音楽: Brasil #4 | Jorge Vercillo - Final Feliz

          たまたま短い期間にラテン系?な投稿を連続させたせいで なんだか 暖かい南風が吹いています。 当たり前ですが 南ドイツの夏風とは違った心地良さです。 先日 ある個人的な記念日を迎えて 久方振りに 控え目ながらとても楽しいひとときを過ごせました。 :D その折に「こんな時にはとっておきの曲を!」 と YouTubeから 泣く子も喜ぶ Jorge Vercillo に降臨していただきました。 # 感動が薄まる気がして 普段は敢えて聴かないでいるんですけどね。 彼のお気に入り曲

          音楽: Brasil #4 | Jorge Vercillo - Final Feliz

          聴書: #1 Gómez Palacio | Roberto Bolaño

          *** (カテゴリ跨ぎの)言語: Media/英語 #1 の続きです  *** 10年以上前に The New Yorker -- FICTION Podcast で朗読された チリ人作家 ロベルト・ボラーニョ の短編『ゴメス・パラシオ』の 紹介と ’聴’後感 を。 続きから まずは 心地良い雰囲気のPodcastの感じを こちらで: 南米で ”貪り読まれる" ロベルト・ボラーニョ 作家/Alarcon氏の朗読が始まる前 番組ホスト/Deborah Treisma

          聴書: #1 Gómez Palacio | Roberto Bolaño

          音楽: Live #1 | Gipsy Kings at 昭和女子大学人見記念講堂 240524

          寄る年波のせいで焼きが回ったんでしょう。 一期一会の場の共有に価値を認め 多少は投資する時期かなと 近頃 好みの音楽人達の公演情報を事前収集し始めました。 音楽版 絶飯 を逃したくない、みたいな切迫感も手伝って。 そんなこんなで 金曜夜のチケットを大事に握り 三軒茶屋まで。 久方ぶりに眺める人見記念講堂のステージに御座しますは ドラムセットとベースとギター3本。フラメンコで使う脚踏み台みたいな四角い打楽器?も闇に潜んでます。 見た所 管楽器ゼロ。グランドピアノは勿論なし。

          音楽: Live #1 | Gipsy Kings at 昭和女子大学人見記念講堂 240524

          競技: ボクシング #2 | 鬼ヶ島の五月晴

          この投稿の殆どは 既に世の中で語り尽くされているでしょうけど 書くことで開放したい自分の頭の中の気圧を なるべく字数を絞り 収めてみました。 格闘技への感覚を共有できる人は この仮想社会の中では少数派でしょうけど 「そうだよね」 と感じてもらえる人が一人でも居れば いいかな。 五月 ゴールデンウィーク最終日の東京ドーム。 かつて日本人チャンピオンとのタイトルマッチに 二度も”いわく”をつけた メキシコ人ボクサー。 その日本ボクシング界への非礼のため 日本での試合禁止となっ

          競技: ボクシング #2 | 鬼ヶ島の五月晴

          言語: Media/英語 #1 | The New Yorker -- Out Loud (podcast)

          不確かな記憶に基づく個人的備忘です(誤解/誤記/偽情報を見つけられましたら御指摘あれ。。。) The New Yorker Out Loud -- 瀟洒なアメリカ文化の万華鏡 ちょっとした感傷も手伝って 英語やドイツ語のNewsをお気に入りのPortable Music Playerにやたらとダウンロードし 通勤時間やスキマ時間に聞き流していたのは 確か 2000年代中盤からの10年くらいだったでしょうか。 その頃 提供されていた ’番組/プログラム’ のひとつが Th

          言語: Media/英語 #1 | The New Yorker -- Out Loud (podcast)

          雑記: 伝聞 #1b | ニューロマンサー TVドラマ化 ( Maguromancer? :} )

          この記事は まだ観ぬお祭りを前にして血が上ったミーハーの宴会ノリ投稿でしかないです。 でもね こんな他愛ない時間の無駄も 生き物の本能/業として必要かも。。。 暫くは (或いはドラマ化が頓挫するまで) 配役などの胎動に同期して 関連ニュースを投稿し 自分のカラ元気発動用の竈に焚べる薪にしてみますか。 ということで まずは前回記事の空気から: ドラマ化の噂は徐々に現実化しているようで 一昨日 こんなネット記事が: 引用元はこれ ↓ なのかな? 情報量が少しだけ多いです。

          雑記: 伝聞 #1b | ニューロマンサー TVドラマ化 ( Maguromancer? :} )

          ボヤ記: #1 | 遅れてきたアイツのお陰で春が跳ぶ

          駅前の量販中華料理屋で テーブル席の間に しつこく居続けた 間仕切り目的のアクリル板。 飲食店や商店の入口に置かれた アルコール消毒剤の噴霧器。 (日本のコンプライアンス体質とその見えない周辺をガチガチに意識した結果なのか)ご高齢のドイツ人先生が 対面授業で常に着用し続けたマスク。 この4−5年 なにかにつけて目にし 意識にへばりついたままのこれらCOVID19/コロナ対策小道具が 桜の訪れとともに ついぞ消え去ったかのように思える この春。 一方 どういうわけか 我

          ボヤ記: #1 | 遅れてきたアイツのお陰で春が跳ぶ

          音楽: Ballad #1 | Taylor Dayne - Love Will Lead You Back

          ふとある時 街角や喫茶店で無限リピートされている 未詳の古い楽曲が 耳から忍び寄ってきて 妙に気になることがある というお話です。 ひと月ほど前の飲食店で流れていたBGM。 80年代後半頃の とあるバラード。 薔薇色の将来をお気楽に夢想していたような泡沫経済ニッポンの一角に MTVを経由して現れるアメリカの女性シンガー達の歌唱があった。 小説の内容ではなく「存在の耐えられない軽さ」という二つ名が似合う あの時代。 こういった曲を聴くと 条件反射的にあの頃の浮かれすぎた世相

          音楽: Ballad #1 | Taylor Dayne - Love Will Lead You Back

          雑記: 伝聞 #1a | ニューロマンサー TVドラマ化

          Google Newsの切れ端に 馴染みの画像がチラっと目に入ったのは 数日前。 10話構成のTVドラマ化か、、、、、、。 映画化の方は御破算になって久しいようだが これは完成に至るのか? "氷破り" や "中国製ウィルス" 、"マトリックス" のような『電脳世界』 の抽象的な描写をどう映像で表現する? そして どこまで原作に忠実な脚本にするのか? 面白きことのない世のやや先に こうして様々な期待感が湧くのは ちょっと気分がいい。 リンゴ印の公式サイトには 現時点では

          雑記: 伝聞 #1a | ニューロマンサー TVドラマ化

          草枕: 京都 #1a | 泣きぬれず墓参旅

          京都への小旅行についての備忘です。 (ひとり語りで 本文の言葉遣いに愛想がありませんが ご容赦ください。) 実家への帰省の度に 通過してしまう 京都。 そこで待っているだろう伯母の墓参をしなければ、と思いつつ 日程都合で途中下車はままならず。 そのため 京都を越える西への移動に 長い間罪悪感を抱えたままだったが 今月 連休を利用して 漸く 足を運べることになった。 気付けばなんと数十年振りの古都訪問。 観光客が長い列をつくる京都駅前のバス停に 早々と見切りをつけ 地下鉄

          草枕: 京都 #1a | 泣きぬれず墓参旅

          読書: #6a The Reluctant Fundamentalist | Mohsin Hamid

          お気に入りの対談番組『BBC HARDtalk』に出演していた作家 Mohsin Hamid氏。 その番組を見るまで自分と接点ゼロの作家さんだったのですが これがHARDtalk の面白いところ。様々な持ち味の人物を世界各地から抽出し 彼らが棲息する世界の内側を ホストとの丁々発止のやり取りを通じて ちらりと覗かせてくれます。 うろ覚えでは数年前の放送だったのですが 実際は随分古く 2018年3月にUKで放送された番組のようです。対談の内容は 氏の著作『Exit West

          読書: #6a The Reluctant Fundamentalist | Mohsin Hamid