Mondgiro

読めない文字に出くわすと、ワクワクして、いつか読んでみたいと思う衝動あり(でも、積ん読…

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読めない文字に出くわすと、ワクワクして、いつか読んでみたいと思う衝動あり(でも、積ん読と同様、往々にして読めないまま。。。) 田舎育ちなので、人のいない原っぱで雲や星を眺めていると、なんと心が安らぐことか。。。

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暖機

おしゃべりは美徳でないと知りつつ、訪問された方に敵意がないことを示すため、以下 敢えてつらつら書きましょう。 興味関心は尽きないけど、敢えて挙げればこんな感じですかね: 音楽(守備範囲広し。特に幾つかの国の歌謡曲愛好) 言語 歴史/地理 生き物全般 思索/禅的思考 心理学 理解できる範囲の科学/学術 映画/TVドラマ(時代劇含む昭和の名作、及び英米系Sitcom) 貧乏旅 オートバイ 各種競技観戦 等々。

    • 音楽: Ballad #1 | Taylor Dayne - Love Will Lead You Back

      ふとある時 街角や喫茶店で無限リピートされている 未詳の古い楽曲が 耳から忍び寄ってきて 妙に気になることがある というお話です。 ひと月ほど前の飲食店で流れていたBGM。 80年代後半頃の とあるバラード。 薔薇色の将来をお気楽に夢想していたような泡沫経済ニッポンの一角に MTVを経由して現れるアメリカの女性シンガー達の歌唱があった。 小説の内容ではなく「存在の耐えられない軽さ」という二つ名が似合う あの時代。 こういった曲を聴くと 条件反射的にあの頃の浮かれすぎた世相

      • 雑記: 伝聞 #1 | ニューロマンサー TVドラマ化

        Google Newsの切れ端に 馴染みの画像がチラっと目に入ったのは 数日前。 10話構成のTVドラマ化か、、、、、、。 映画化の方は御破算になって久しいようだが これは完成に至るのか? "氷破り" や "中国製ウィルス" 、"マトリックス" のような『電脳世界』 の抽象的な描写をどう映像で表現する? そして どこまで原作に忠実な脚本にするのか? 面白きことのない世のやや先に こうして様々な期待感が湧くのは ちょっと気分がいい。 リンゴ印の公式サイトには 現時点では

        • 草枕: 京都 #1a | 泣きぬれず墓参旅

          京都への小旅行についての備忘です。 (ひとり語りで 本文の言葉遣いに愛想がありませんが ご容赦ください。) 実家への帰省の度に 通過してしまう 京都。 そこで待っているだろう伯母の墓参をしなければ、と思いつつ 日程都合で途中下車はままならず。 そのため 京都を越える西への移動に 長い間罪悪感を抱えたままだったが 今月 連休を利用して 漸く 足を運べることになった。 気付けばなんと数十年振りの古都訪問。 観光客が長い列をつくる京都駅前のバス停に 早々と見切りをつけ 地下鉄

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          読書: #6a The Reluctant Fundamentalist | Mohsin Hamid

          お気に入りの対談番組『BBC HARDtalk』に出演していた作家 Mohsin Hamid氏。 その番組を見るまで自分と接点ゼロの作家さんだったのですが これがHARDtalk の面白いところ。様々な持ち味の人物を世界各地から抽出し 彼らが棲息する世界の内側を ホストとの丁々発止のやり取りを通じて ちらりと覗かせてくれます。 うろ覚えでは数年前の放送だったのですが 実際は随分古く 2018年3月にUKで放送された番組のようです。対談の内容は 氏の著作『Exit West

          読書: #6a The Reluctant Fundamentalist | Mohsin Hamid

          雑記: 日常 #1 | よろずお話 伺いたく候

          日常生活の断片についての備忘です。 学生時代は 新宿や御茶ノ水、ときどき八重洲ブックセンターで 主に勉強用の本を探していました。 当然 ネット通販なんてサービスは無く 例えばAmazonが保有する膨大な書籍情報に基づいた書籍群の品定めができない有り様で 望みの書籍があるかどうかは店の棚を探すまでわからないのが当たり前、 などと若い人が聞けば 「超無駄でコスパ悪い時代だったんですね」と呆れられるでしょう。 いや 全くもって その通り。他に手がないんで。 博打のようなその場の僥

          雑記: 日常 #1 | よろずお話 伺いたく候

          雑記: 他愛無いもの #2 | 欧州のお菓子(Hanuta/ハヌタ)

          「お気に入りに再会した」というだけの記事です。 今日 たまたま雑貨屋を冷やかしていたときに 長年親しんだけど最近やや距離のあるお気に入りとの偶然の再会が。。。。 ドイツでは小規模のスーパーやKioskみたいなところで必ずと言っていいくらい見かけるチョコ菓子の『hanuta/ハヌタ。』 なかなか日本では見かけないので 以前は欧州出張の度に わざわざ探して買い込んでました(基本的に お店に置いてあるのはドイツだけだったかも。) 同じFerrero社の『Kinder』シリー

          雑記: 他愛無いもの #2 | 欧州のお菓子(Hanuta/ハヌタ)

          学習: アフォリズム/英語 #1

          William Lonsdale Watkinson”Better to Light a Candle Than to Curse the Darkness.” 買い物に出たら この言葉が書かれているカップ入りのろうそくを見かけました。 DeepL翻訳: 闇を呪うより、ロウソクを灯した方がいい。 こちらのサイトに簡潔な解説がありましたので引用します: DeepL翻訳: 闇を呪うよりも、ロウソクに火を灯す方がよい。このことわざには、ジョン・F・ケネディを筆頭に何人か

          学習: アフォリズム/英語 #1

          学習: ドイツ語 #1 | 独検の昏い森 (Teil II. 独検一級 二次試験 2)

          初回で強調したのが 『二次試験不合格 = 一次試験からやり直し』 程度だったので 試験対策の情報を探し求めてこの閑古鳥サイトに辿り着いた人は中味の薄さにいささか落胆されたかもしれません(すみませんね。) ですが 、初回記事のもう一つのポイントは下記でした: (今読み返せば ”考えましょう” などと 何を偉そうな。。。 書きながらつい余計な力が入ってしまったようで 失礼。) ただ この ”ご自身でまずよく考えること” をされなければ 今回の記事は腹落ちしないだろうなぁ と

          学習: ドイツ語 #1 | 独検の昏い森 (Teil II. 独検一級 二次試験 2)

          競技: ボクシング #1 | ”The Monster” Naoya INOUE 世界スーパー・バンタム級 4団体統一

          いちボクシングファンの ただのトラッシュトークですが 節目とあっては書かざるを得ません。  大谷翔平のMLBでの大活躍という嬉しい話題で持ち切りの昨今ですが 彼よりも前から日本国民に自信を与えてきてくれた 井上尚弥 の偉業も もっと世間の知るところであって欲しいです。 日本発 世界最高品質 最強無敗のプロスポーツ選手 井上・モンスター・尚弥 本日の4団体統一戦は これまでよく観てきた一方的に優位な展開とは異なり 素人目には若干不穏な匂いがする展開だったものの やはり『モ

          競技: ボクシング #1 | ”The Monster” Naoya INOUE 世界スーパー・バンタム級 4団体統一

          TV: 時代劇 #1 | どうする家康

          備忘のような ただの薄味感想記事です。 情報の新規性は全くありませんので あしからず。。。 TVの時代劇は 民放各局ではもはや 再放送枠以外はほぼ新作がない ”オワコン” 状態となっているため 観る人が減り 京都などの老舗撮影所やかつら製作なども 関連業界の苦境を導いている と認識しています。 でも 年齢のせいでしょう 多種多様な雑音や活動に溢れた現代から 余分なものが削ぎ落とされた日々の生活と それに伴う静謐な時間の上に語られる台詞を とても心地よく感じます。 勿論 

          TV: 時代劇 #1 | どうする家康

          読書: #5 Inspektor Takeda und die Toten von Altona | Henrik Siebold

          我流で訳せば 『捜査官タケダとアルトナの屍体』 でしょうか。 邦訳版はまだ出てなさそうです。 ミステリーの雰囲気に馴染むよう? 悪徳警官だか国策検察官だかに尋問されてしぶしぶ供述してる体で紹介してみます。 >> なぜこの小説 / 事件 に巻き込まれたのか? << はい、非常にマイナーな話なんですけど、年に一回だけ開催されるドイツ語の試験がありまして。 試験というより 会場のあちこちで受験者のため息が響いてくる 心霊現象体験会みたいな 不気味かつ陰険な催し って言ったほう

          読書: #5 Inspektor Takeda und die Toten von Altona | Henrik Siebold

          音楽: Jazz #2b | Hidefumi INO (et al.) - Love Theme from Spartacus

          *** 音楽: Jazz #2a の続きです *** YouTubeの門を叩けば 多様な『Spartacus』のアレンジが存在していることにちょっと驚きます。 人気があるんですね。 個人的には 単調な主旋律を活かしてあっさり仕上げたものが好みです。 買い物中にBGMで遭遇して、急いでGoogle検索して巡り合ったのが こちら INO hidefumiさん によるアレンジ。 Ahmad Jamal版の深く情感に訴える演奏より ぐっとテンポよく弾んだ曲調であると同時に 高く

          音楽: Jazz #2b | Hidefumi INO (et al.) - Love Theme from Spartacus

          音楽: Jazz #2a | Ahmad Jamal - Love Theme from Spartacus

          疲れたときに PCのスクリーンを閉じて 気晴らしに テレビのつまらない語りや その日の出来事を聞いたり 読みさしの本を開いたり 物思いに耽る という あれやこれやを 止めにして 何もせず 静かにじっと 音楽に聴き入ってみたい そんな瞬間が度々あります。 そして 音の並びが 我知らず 使われていない心のどこかに働きかけ 自分のなかの安定を取り戻してくれて あぁ この世界に音楽というものがあってよかった と 落ち着ける瞬間に変えてくれるときがあります。 自分にとって そんな曲

          音楽: Jazz #2a | Ahmad Jamal - Love Theme from Spartacus

          時事: イスラエル #1 | 2023年10月のガザ

          他愛のない記事を書こうとしても どうもなにかが気持ちに引っかかり その思いをどこかにしたためざるを得ない心持ちで過ごしています。 そして多くの皆さんも同様に しっくりしない日々を過ごされていると想像します。 この場で 社会に対し何の影響力もない自分が 何かを書くことが 自分自身の健全な精神衛生維持の効果以外に何の実効性も伴わず 無力な事なのは承知の上で 2023年10月にイスラエルで始まった惨事に対し 人命保護の常識的観点から 一刻も早く 一時的停戦と救命行為が ガザ地

          時事: イスラエル #1 | 2023年10月のガザ

          音楽: 歌謡曲 #1 | 細野晴臣イエローマジックショー

          偶然TVの番組欄を眺めているとき このNHK番組を見つけ録画視聴したのですが これは 知る人ぞ知る -- 特にYellow Magic Orchestra (=YMO)ファン垂涎の貴重なセッションを含む逸話だらけの -- コント+音楽番組だったようです。 きっと少なからぬ人がこの番組について思いの丈を述べることでしょう。 YMOが海外で脚光を浴び始める黎明期は 自身の多感な時期に重なっているため 多くの同時代人がそうであるように 私も いまもなおメンバーの動静に関心をもつフ

          音楽: 歌謡曲 #1 | 細野晴臣イエローマジックショー