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ひやむぎ体験談

なかなか夏の麺で、最初に上がらないけれどみんな知ってる麺といえば、ひやむぎではないかと思っています。

素麺より少し太いけれど、うどんではなくて、赤とか緑とかの麺が混ざっている、素麺に似たあの白い麺です。

僕は子どもの頃にひやむぎをほとんど食べた記憶がなくて、でもお店では見かけることから、何か特別なことがあるのか(高い、面倒臭い、味が特徴的など)と思っていましたが、そんなことはありませんでした。

素麺を食べながら、ひやむぎも食べてみたいなと思い、お店で探してみました。素麺の定番にして高級ブランドの「揖保乃糸」に、ひやむぎもありました。

余談ですが、子どもの頃「いぼのいと」という名前を聞いて、麺にイボがあるのかと探したことがありました。水を張った容器から、面をとってタレにつけて食べる方式だったため、持ち上げて観察していたりしました。

素麺と同じ値段でしたが、ひやむぎの方が多く入っていて、少し驚きました。麺が細い方が手間がかかるのは分かりますが、ひやむぎは4人前、素麺は3人前、麺の束ね方も違うし、茹で時間も思っていたより長く、大人になってからのひやむぎ体験は、発見の連続でした。

実家では、素麺やひやむぎに、缶詰のみかんを浮かべていたという話を子にしたら、俄然「美味しそう」となり、ひやむぎに浮かべてみました。

これはデザートなの?と聞かれたので、ひやむぎと一緒に食べる具みたいなもの、と答えました。実際は、何なのでしょうか(笑)

食べ終わって、子に素麺とひやむぎのどちらが好きか聞いてみました。答えは、ひやむぎでした。麺が太く、食べるのが簡単(素麺の方が箸が難しいとのこと)ということでした。

僕は、浮かべた缶詰のみかんが、子どもの頃に食べたものより大粒になった気がして、少し嬉しくなっていました。

手掴みで豪快に食べる下の子は、素麺もひやむぎもスタンスは変わりませんが、後片付けで落ちている麺の本数の少なさは、ひやむぎです。

コスパからして、当面は“ひやむぎ”でもいいんじゃないかな、と思った連休最終日の昼下がりでした。


#料理 #夏休み #揖保乃糸 #素麺 #冷麦 #比較 #みかん

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