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結局すべて自律神経が解決してくれるらしい

適応障害になってからというもの、めまいなどのこれまであまりなかった不調に悩まされる日がある。
「天気病」とも言われる低気圧による偏頭痛やめまいなどの不調もこれまであまり気にしたことがなかった。
それがここ最近、雨が近づくと頭の多さとめまいに襲われることが多いと気づいて最近ではnoteでも教えてもらった小林製薬のテイラックを飲んでなんとか対処している。

自律神経という言葉は割と昔から聞いたことがあったが、これもまたあまり意識していなかった。というか自分に身近なことではないと思っていたんだろう。
しかし適応障害になってから自分の変化に敏感になった。
元から人混みが苦手だがここ最近は特に苦手だ。
元から疲れやすい方ではあるがここ最近は特に少し頑張ると疲れてしまう。
そこでなんとなく「自律神経乱れてそうだな」と思ったんだ。
少し前まで他人事だと思っていたものが、思っているより身近に感じるようになった。

何か対策できるならしたいと思い「自律神経 おすすめ 本」で検索してみた。
すると小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)の『結局、自律神経がすべて解決してくれる』という本が多く出てきた。
小林先生自身も感じた心と身体の不調の経験も交えてとても読みやすく書かれてある本だ。

私はこの本を読むまで大きな勘違いをしていた。
自立神経は”交感神経”が優位になっていてリラックスできていないから乱れているのかと思っていたので。
実際には本来”交感神経”と”副交感神経”は同じレベルで交互に優位になる必要があり、副交感神経のみが優位になり過ぎてしまっている状態も良くないとのことだった。
そのため朝起きたら日光を浴び交感神経を起こし、活動を始め寝る2時間ほど前にぬるめのお風呂に15分ほど浸かり、スマホを見ずにベッドに入り入眠。これが良いとのこと。
熱いお湯は交感神経を刺激するため熱いお湯に長く浸かるのではなく、徐々に副交感神経を優位にするためにぬるめのお湯。
そして寝る直前に入ると体温が下がるのが遅くなってしまい眠りに入りづらくなるので2時間ほど前に入るとちょうど良いらしい。
疲れたなと感じるとダラダラしたり、なるべく刺激を受けないように過ごしがちだけれど、副交感神経が優位になり続けるのも良くない。
ダラダラのしすぎには気をつけよう…

そしてもう一つ驚いたのは、腸と自律神経が深く関係しあっていること。
なんだかお腹が不調だという人で食当たりや食べ過ぎが当てはまらない場合は自律神経が乱れているサインかもとのこと。
そう言われると私はよく緊張したり何かストレスが掛かることがあると、昔から便秘になりがちであった。
疲れると消化不良にもなりやすい。
腸は第二の脳とも言われているらしい。
最近よく聞く”超活”。
これが健康につながるというのは、こういうことなのかもしれない。

要は自律神経を整えれば、身体のなんとなくの不調は大体解決するとのことだ。
ここ2年ほどで自分が避けた方が良い場所、近づかない方がいいことがわかってきて、事前に自分で対処できるようにもなってきた。
それでもやはり全て避けられるわけでもない。
これからも敏感なセンサーを持つ自分と向き合っていかなければいけないのだから、自律神経をうまく操れるようになりたい。
多少のストレスは避けることができても、どうしてもストレスというのは発生してしまうし、疲労も感じる。
でもそれらを感じた時に体がどんな状態でどんな反応をしているか、そしてそれに対してどんなことをすれば解消されるのかわかったらかなり健康的に過ごしやすい。

この本は分量があるように見えるが思いのほか多くなく、読みやすいので退屈しない。
言われてみれば確かに…と思う項目も私は多かった。
とりあえず一通り読んだので、日常に取り入れられるものはやってみようと思う。

自律神経をうまく扱って、健康で楽しい日々を過ごしましょ〜!
本が気になった方はコチラ↓から概要等ご覧ください!



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