見出し画像

ヨーロッパを旅した100の感想:1.留学するならやっぱり好きな国がいい

三ヶ国留学

まずは留学について。私はマルタのセントジュリアン、イギリスのロンドン、そしてアイルランドのダブリンに英語の勉強のために語学留学していました。

留学と言えば最近に特に人気なのはフィリピンのセブ島や、私も行ったマルタが、物価が安い上に日本人が少ないと言うことで人気なのではないでしょうか。実際に私が留学にいく前に聞いた留学国の話をまとめます。あくまで事前情報です、私の体験談ではないです

フィリピン・セブ留学:安くで行ける。マンツーマンなので英語力が身に付く。バカンス気分が味わえる。ただ、治安が悪い。銃を向けられたら命を守るために所持品はすぐに差し出さないと、躊躇なく銃で撃たれる。

マルタ留学:他の有名留学地に比べて日本人が少ない。バカンス気分が味わえる。猫が島中にいるので猫好きにはたまらない。元イギリス領なのでイギリス英語が学べる。マルタ人は話すスピードがゆっくりなので英語初心者にはちょうどいい。

イギリス留学:英語発祥の地でもあるので、本場の綺麗な英語を学ぶことが出来る。ただロンドンの場合は物価が高い。マンチェスターや他の地域に行くと英語の訛りがあるが、ロンドンよりもゆっくりとした英語を話すので英語が苦手な日本人にはちょどいい。

アイルランド留学:他の有名留学国に比べて日本人が少ない。自然がいっぱいで落ち着く。「緑の多い日本」と言われるくらい日本と同じくらい治安がいい。

カナダ・アメリカ留学:やはり留学国としてとても人気。だからこそ日本人が多い。ただ、行っている人たちはみんな楽しそう。

ニュージーランド・オーストラリア留学:まるで眼中になかったので何もわからない。ただ、ニュージランドに関しては羊しかいなくてやることがないが、一周回って退屈であることが好きになるとは聞いたことがある。

と言うことですね。私は学生時代からイギリスが好きだったので、どうせ英語を学ぶならイギリス英語を学びたかったし、何よりヨーロッパの歴史に興味があったので、必然的にアメリカやオーストラリアなどの地域は留学候補から除外していました。なのでその辺の詳しい情報がないのです、みません。

そしてセブ島に関してもアジアじゃん!と言う気持ちが強かったので、あまり真剣に説明を聞かずとも選択肢に上がることはありませんでした。

そんな感じでマルタ・ロンドン・ダブリンに留学することに決めました。

実際三ヶ国留学行ってみて

実際行って思った率直の感想は、「行くなら絶対1ヶ国に絞って行った方がいい」ってことですね。

別に国に観光がてら行きたいと言うのならいいんでしょうけど、別に国をまたいで英語するのは効率的に全くよくないと言うのは感じました。なぜなら英語のレベルも学校のレベルも、なんなら先生も国によって変わるからです。

海外の語学学校にはクラスによってレベルが存在し、入学前にはレベルチェックテストを行います。レベルはそれぞれA1〜C2まであり、Cに近いほど英語の力が高いことを表します。

画像1

私が行って思ったのは、この英語のレベルも国によって学校によって採点基準が違うんですよ。なので、マルタではA2だったのにアイルランドではA1だったなんてことがあるので一概には自分のレベルが測れませんが、一貫して一つの物差しで測られていたら目標も立てやすく自分の英語力が可視化しやすかったのではないかと思わなくもないです。

それぞれの国の感想

個人的に三ヶ国行ってみたそれぞれの国の感想にも触れておこうと思います。

マルタ

画像2

確かに猫はいっぱいいます。そして海も綺麗で美しいです。

ただ、私は絶望的にあいませんでした。国が小さすぎて1週間で飽きてしまったし、誤解を恐れずに言うならば、まるで刺激的でもなんでもない国でした。

何より腹が立ったことは、マルタは日本人だらけです。特に日本人の女性。語学学校にも学校の寮も日本人が多く在籍しており、街にも日本食レストランがたくさんあるし働いているのはほぼ日本人。何が日本人が少ないだ、と正直情報の不正確さにちゃぶ台があればひっくり返してましたね。

そして、マルタ人はイギリス英語を話してません。

マルタの公用語は一応マルタ語と英語の二か国語ではあります。しかし、マルタと言う国の土地柄、マルタ語はイタリア語とアラビア語を足して二で割ったような言語です。そして、同じように話されている英語も当たり前にマルタ語にひきづられて、私からしたらイタリア語訛りの英語にしか聞こえませんでした。と言うか初めて聞いたときは、イタリア語だと思って聞いてました。

であるにも関わらず、マルタ人はイギリス英語を話していると思っているんですよね。なんなんだろうあのプライド。

イタリア旅行の際に会ったイタリア人曰く、「マルタは100年前のイタリアだから」とのこと。

そしてマルタ出身のイギリス人曰く、「バカンスにはもってこいの国だが全ての機能が古臭くて保守的だから住むのには向いていない」だそうです。

ちなみに、物価も日本とそんなに変わりません。

なんなら商品の質がそんなによくないので、他の国よりも高いような気がします。コスパが良くない。もちろん物によります。

イギリス

画像3

私は1ヶ月ロンドンに滞在していたんですが、やはり都会的なところは便利で楽しい。

一番居心地がよかったですし、一番英語の勉強になった国だと思います。バスに乗っていても、カフェにいても聞こえてくる英語の全てが勉強になります。私はよく、歩きながらでも聞こえてきた単語で分からないものはメモして辞書で引くということをしていました。もし、それを不審がって「何しているんだ?」と聞かれたら会話のきっかけとして当たり障りのない返事をしてその人たちを友達になることも出来ます。

無料なのに一番身に付く勉強法でした私にとって。

物価も怯えるほど高いわけではありませんでした。

これは東京もそうなのですが、首都ではこういったことがよく起こると思います。物がたくさんあるが故に選択肢がたくさんあるんです。なので、安い物を選ぶことができるし高いものも選ぶことが出来る。

要は選択次第です。

もちろん、外食しようものならそれなりの値段がします。それは東京だって一緒です。そして、家賃やホテルもバカみたいに高い。でも、それもシェアハウスやAirbnbなど自分の中の譲れないポイントを削っていくと涙が出るほど残酷な出費にはならない場合もあります。

東京と言う街を知っている人ならば、不用意に怯える必要はないと思います。

ダブリン

画像4

マルタ、ロンドン、ときて最後がダブリンだったので比較がとてもしやすいですが、シンプルにマルタとロンドンのちょうど中間といったところです。

全てが中間でした。

ダブリンという街はアイルランドの首都であってもそこまで大きな街ではありません、もちろん東京やロンドンと比べると。

なので観光をしようと思えば一日あれば出来ますし、バスやトラムで巡ることもできますが歩いてでも十分巡れる街だと思います。

しかし、これはイギリスで耳にタコが出来るほどいイギリス人から注意された言葉ではあるのですが、アイルランド人はイングリッシュを話しません。アイリッシュを喋っています。

なので、もちろん語学学校に行っている分には問題ないでしょうがパブや街中の人と話そうものならまるで何を言っているか分かりません。まだ、ダブリンは大きな観光地なのでそこまでコテコテのアイリッシュを振りかざす人はいませんがパブに行こうものならきっちりと洗礼を受けるのでお気をつけて。

日本語で例えると、沖縄の方言に近いのではないでしょうか。単語がそもそも違うので本気で話されても会話になりません。しかし、相手はこちらの英語を理解しているので返事はちゃんとしてくれます。

もちろん、日本人も比較的少ない方ではあると思います。

しかし、ブラジル人がめちゃくちゃ多いです。なので授業中も下手したら英語よりもポルトガル語が常に聞こえてきたりします。ブラジル人にとっては働きやすく居心地のいい国のようですね。

私がどうしても許せなかったのは、アイルランド人の酒癖の悪さですね。

これは近隣諸国の中では有名な話のようで、お酒を飲む時間も夕方4、5時から飲んでいるんですが彼らは酔うと気が大きくなって攻撃的になります。

街を歩いていて、急に怒鳴られたり殴られそうになったことは何度かありました。

そう言った意味でも、決して治安の良い国ではないと思いますね。ジプシーや、今は落ち着いてはいますがIRAなどもいるという話も聞いたので。

物価に関しても、牛がめちゃくちゃ有名なので牛肉や乳製品はとても安くて美味しいですが他のものはそんなに日本と変わらない気がしました。下手したらロンドンよりも高いものもありますね。

まとめ

画像5

つまり、モチベーション的にも好きな国で生活しながら英語を勉強する方が絶対自分の為になります。

私の場合はイギリスでした。私はもともとイギリスという国や住んでいる人たちがとても好きだったというのが一番大きな理由でしょう。ロンドンが好きかどうかは置いといて、一番英語の勉強になったのはロンドンでの1ヶ月だったと思います。

住めば好きになる、という方がいるかもしれませんが私はマルタを好きになることはなかったですし、アイルランドでは生まれてこのかたあそこまで怒ったことがないくらい激怒しました。

土地との相性は確実にあります。

なので、いく前にそれを知るのは大変だと思いますが少なくとも興味があるならばいく前に良い情報も悪い情報も調べてからその国にいくべきですね。

一番注意するべきなのは、天気です。

これは意外と情報として薄いかもしれませんが、絶対に調べた方がいいです。天気は体にもろに影響してきます。

アイルランドにいい印象を抱かなかったのも天気が気まぐれ、私の体がなかなか順応しなかったことが原因の一つにあると思います。

もうこの先英語圏に留学することはないとは思いますが、今となってはなかなか面白い経験が出来たなとは思っていますよ。


もしいいなと思っていただけたら、いいねやフォローお願いします!!

Twitter @momusplay  @MoitiEMoitiE4

Instagram @moitiemoitie.frjp

インスタではフランス人の友達とフランス語一緒に配信しています!Twitterでは日々のフランスの様子や2人の好きな映画や料理のこともつぶやいているのでどうぞよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?