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ヨーロッパを旅した100の感想:62.ドイツ文化の極端なバランス

決して一言で好き!とは言えないドイツ…。

ここでは私が3週間ドイツに滞在して感じた、疑問に思っているドイツの文化について吐き出したいと思います。

合理的

よく分かります。合理的であったほうが世の中スムーズに進むことが多いのは事実です。しかし、感情を持つ人間はそればかりにとらわれて生きていけないのもまた事実。

デートに行くとなればお洒落したくもなるし、山に行くとしても少し明るい色のスポーツウェアを着て登りたくなるんですよ、私は。

しかし、ドイツ人にそんな意見はあまり通用しない。

基本的にドイツ人はいかに合理的か、に重きを置くのでダサくたって動き易ければそれで良いのです。だから、ドイツ人は他の近隣諸外国に比べてダサい。すこぶるダサい。と言うよりもあまり着るものに頓着していない。

色のある服?そんなものはなんのためにあるの?ぐらいにしか思ってなさそうなドイツ人。夏場なんてパジャマだか部屋着だかよくわからない服を切ることもしばしば…

しかし、冬服のコートは意外と可愛かったりするから本当に謎です。

環境破壊とは?

ドイツといえば瓶ビールやペットボトルのリサイクルも盛んで、環境問題には結構口うるさく物申す国と言うイメージがあったのですが…

ドイツ人ってもちろんビール大好きでよく飲むんですよ。本当によく飲む。ドイツのビールをグラスで頼むと大抵同じ大きさのグラスで運ばれてくることがほとんど。しかし、屋台などに行くと瓶でビールが売ってることも多いので、よくそれをお店で買って飲み歩きをしたりもしました。

加えて、そういったビール瓶は指定の機械に回収すればお金が戻ってくるシステムでとてもエコ。お小遣い稼ぎのような感覚にもなります。

なのに!

ドイツ人は酔っ払うと、そのビール瓶を地面に叩きつけて割るんですん。テンション上がって瓶割るってパフォーマンスでギターを叩き壊すバンドマン以上に不気味です私からしたら。もう、なんで!?って思いました。

犬の散歩や自転車も日本よりも多く走っている国。なので、散歩中の犬がk怪我をしたり、自転車もパンクしやすんじゃないかと思うじゃないですか。もちろん、自転車はよくパンクするそうです。

道を歩いていても度々割れている瓶が道に落ちているのを見かけました。誰も片付けないんですよね。なんなんだろう…

日本は同じ敗戦国だと思っている

間違いないんですよ。ドイツとイタリアと日本は第二次世界大戦期に日独伊三国同盟として同盟を組んでいたので、同じ敗戦国同士です。

そのせいか、旅先で出会うドイツ人は第二次世界大戦の話をふっかけてくる人が多いように感じました。

といっても、ドイツは猛反省の態度なんです。日本は(あまり良くないことかもしれませんが)どちらかと言うと第二次世界大戦に関しては被害者意識が強くないですか?なぜなら世界で唯一の被爆国だからです。

なので、このドイツの視点はもちろんあるべき視点なんですが、同じ熱量で語れない日本人の私がいたんです。

もちろん日本とて実際はドイツのように、(という言い方をすると語弊があるかもしれませんが)他国に対して結構ひどいことをしてきた歴史もたくさんあると思うんです。しかし、きちんと受け止めきれていない自分もいるんですよねそれに関して。

ドイツはというと、そんな私の心情など関係なく意見を求めてきたりするんです。

加えて、他の国の人がドイツが第二次世界でしたことを知らなければ怒ります。第二次世界大戦に参加していない国からしたら、もっと大きなその国での歴史的な出来事があるかもしれないので、知らなくても怒る必要はないと思うのです、私は。

しかしドイツ人はなぜそんな大事なことを知らないんだ!と強く声高に叫ぶんですよね。

私があまりにも無知すぎた故だとは思うのですが、ドイツ人の謎の1つでした。

違和感が納得に変わる瞬間はない

色々書きましたが、ドイツにいたことはもっと驚いたり疑問に思っていました。しかし、振り返ってみると結果いい思い出だったのかもしれません。

今でも納得はしていないんですけどね。笑

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