ヨーロッパを旅した100の感想:64.マルタでのイギリス英語コンプレックス
私ははじめ、マルタは日本人も少なく、それでいて英語を公用語とする国で英語を学びやすいため留学に適していると聞きました。なので、一度は行ってみたいと思いマルタに行ったというのがあります。
しかし、実際に行ってみると聞いていた話と違うことがたくさんありました。何より、マルタはかつてはイギリス領、なのでイギリス英語なのだとマルタ人の先生から説明を受けます。
しかし、実際私が聞いても彼らの英語はどう聞いてもイギリス英語ではありません。
あくまで、私の中でイギリス英語とはイギリスでよく使われる単語や言い回し、表現などを含めた英語の発音で構成されると思っています。
確かに、英語を話した際の単語や言い回しはイギリスでよく使われるものが多いです。しかしそれだけなんです。一番印象を左右する発音は?と聞かれると明らかにイタリア語訛りなんですよね。
マルタ語はそもそもイタリアと中東のアラビア語圏の国に挟まれた国です。なので、マルタ語もイタリア語とアラビア語を足して二で割った言語になるんです。そのマルタ語に引っ張られた英語になるので必然的に発音もイギリス英語とは全く違う音になることが頷けると思います。
ただ、マルタ人たちは絶対にそのことを認めたりはしません。なんとしてでも自分たちはイギリス英語を話しているのだ!と思っているので、英語の授業でもしつこくイギリス英語を話しなさい!と訂正してきます。自分たちがイギリス英語を話していないにもかかわらず。
バレッタなどの都会に行けば確かにイギリスの名残を感じることができます。
戦争の名残や、イギリスにある通りの名前がマルタにもあったりするので。
マルタ人の中で、イギリスに縁があるということはとても誇り高いことなのかもしれませんね。
余談ですが、たまにイギリス人もいます。親の代でマルタに来てイギリス人として育ったのだという人ですね。そういった方はイギリス英語を話しています。しかしマルタには英語を教えてあげるからデートをしようといってくる輩もたくさんいます。
特にそういった輩は自分が綺麗なイギリス英語を話していることを武器にしてくるので、もしいやであれば気をつけるべきですね。
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