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看護師として働き出して気がついた自分のメンタルの弱さ

こんにちは、こんばんは、ももパンダ🐼です。

看護師に限らずだと思いますが、毎日毎日仕事に行くのって本当にしんどいですよね。
特に嫌な上司がいたり、嫌なことがあったり、ミスした翌日とか…

今回は私が感じた自分の気持ちの変化や、それをどう対処するのかということを書いていきたいと思います。

はじめに

私は大学を卒業して、働き始めてから自分って意外と弱い人間だったんだなと気がつきました。
病院に就職してはじめの1ヶ月ほどは、バタバタした環境の変化に適応するのに必死で、そんなことを考える暇もありませんでした。

しかし時間が経ち、1日のルーティーンが決まってきた頃から今まで感じたことがない身体の変化が出ました。
それは出勤前になると止まらなくなる「嗚咽」です。
朝起きて、ご飯を食べて、服を着替えてと準備する間や、家を出て病院に着くまでの間もずっと嗚咽が止まりません。
息つく暇なく忙しくしていれば仕事中に出ることはありませんが、ふと我に帰るとまた出現します。

そこで気付きました。
「あれ?自分は意外とストレス耐性ないんだ」と。

今までの自分

そうしたときに、自分のいうものを見つめ直してみました。
大学までを振り返ると、割と勝負強さには自信がありました。
大事な試合や試験など、ここぞという場面では結果を残してきた気がします。
実際に試合などでも、そういった場面を思い出して自分に自信を持たせてきました。

ただ神経質というか、細かいことが気になる性格だとも思います。
大学時代には潔癖症じゃないのと友人に言われたこともあります。
私は潔癖症ではありません。
友達と食事に行って直箸で食べることもできますし、人が飲んだものを飲むこともできますから。
ただ、ポテチを食べた手で自分のゲームのコントローラーを触った人には怒っただけですし、脱衣所が汚い温泉に入ることができなかったり、自宅の風呂のシャンプーなどのポンプがみんなきれいに同じ方向を向いてたりするだけです。

あとたぶんスポーツしてきた中で、サッカーではディフェンスの1番後ろだったり、野球ではキャッチャーをしていたりと、全体をみるポジションをしてきたせいか、人を観察したり、その人が何を考えているか気になったり、全体を俯瞰していたりすることはあると思います。

働きはじめて

働きはじめてからも、基本的に上記のような性格は変わりません。
慎重派なことがうまく働き、気が付いたら一人で声出し確認をしていたり、何度か確認したりすることもあり、幸いインシデントというものを起こしたことがありません。(環境要因もあると思います)

ただ気になることが多すぎるのは問題です。
「この先輩機嫌悪いな」
「この人忙しそうだから声かけにくいな」
「この人に嫌われたらめんどくさくなるな」
などと人間関係で気になることがたくさんあります。

また、自宅に帰ってからも「あのときこうしておけばな。」
「明日の受け持ちはあの人だけどどうしよう」
などと考えが止まらずなかなか寝付けないこともしばしば。

気がつくと、ある日自分の脈拍を職場で測ると120回/分でびっくりしました。
こんなに自分に負荷をかけて仕事してたら死ぬと感じました。

元々自分のやりたいことと違い、限界を感じ退職しました。

美容クリニックに行ってから

美容クリニックにいっても多少は人間関係で気になることはありますが、日々出勤する場所が変わり、人も変わるため「明日だれがいるんだろ?」くらいで、自宅で考えることを少なくなりました。
また患者も誰が来るかわからない状態なので、「明日どうしよう」とほとんど考えなくて済みます。
時間もスケジュールも決まっているので「あそこでこうしておけば」ということもないです。

唯一あるのは自由診療故に起こるクレームくらいです。
理不尽なことには「なんでやねん」とイラつくことはありますが、病棟時代に比べるとはるかに良くなりました。

精神科訪問看護にはいってから

訪問看護を始めてから、また患者に対して考えることは増えました。
特に精神科の訪問看護は話すことがメインのため「明日何話そうかな?」とか「先週調子悪かったしどうかな?」とか「すごいイライラしてたからなぁ、行きたくないなぁ」とか。
ただ経験を重ねると、行ってみないと何もわからないということが定着し、考えることをやめるようになりました。
実際に色々考えて気負って行ってみると、全然状態が変わっており、気楽に帰ってくることも度々ありました。

人間関係については、元々職員が少ないことや、朝出発すると関わることがほぼないため、あまり気にすることはありませんでした。

移動中はYouTubeを流しながら移動していると、次の患者のことや、前の訪問のことなど考えずに済んだので、病棟のように一日中自分の心臓に負荷をかけることはなくなりました。

あと精神科未経験の方には多いと思いますし、私もそうでしたが、鬱の方の話を聞いたり、患者さんと関わっていると自分の気持ちもそうなってしまわないかということ。

これについては人にもよると思いますが、私は一切ありませんでした。
その場では本人の気持ちを考え、ただうんうんと聞いているようですが、頭の中では「なんて返そうかな、この単語は違うな」などとグルグル回転していますが、仕事と割り切っているからでしょう、家に帰って考えることはありませんでした。

おわりに大事なこと

私の考える仕事を続けるメンタルの構築は

「行ってみないと分かんないし、考えることをやめることです」

ただこれには実際にそうだったという裏付けが必要だと思いますし、その環境も必要だと思います。
そもそもの人間関係や、働く環境がそれで解決できない場合はそこから適切なところに変えた方がが良いかもしれません。

人の気持ちとは脆いものです。
自分の一言で簡単に壊れてしまう人がいること。
「感情的になりやすいから受け流してね」
といっていた上司にも是非理解してもらいたいものです。

今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また宜しくお願いします🤲

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