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矯正下着をやめたい話(なんじゃそら)-服薬治療で太った話-

momonagaです。
タイトル?はい、適当ですみません。今日は私が服薬治療で太った話と今の進捗について書きます。ダイエットの話?いえいえ、何を隠そうズボラな私。そんなたいそうなことは書かないんで気軽に流し読んでいってください。


蒸し暑いですね

なにそれ太文字にする価値ある言葉だった?
でも実際それに限る…!それがタイトルの「矯正下着をやめたい」に繋がるわけです。私がしばらく愛用していたのはキャミソール型の着圧ブラトップなのですが、夏の衣服の窮屈さは不快極まりない。締め付けがウリな分こういう季節はやっぱりベタベタした肌に張り付いて気持ちが悪いのです。


服薬治療で太った話

単刀直入に話します。
半年…いや一年?の間に13kg太りました。
元々が159cmの50kg代普通体型。そもそもおしりが大きい貧乳体型なので、体重より下半身は大きく見えるタイプでした。それでも数値で見ると標準体重にはまだ余裕があり、今から考えると羨ましいスキニーパンツを履けていた。その体型を元々は10年くらいキープしていました。


治療

一度持病について触れると、私は約3年前に心療内科で「双極性障害」に患っていることを申告されました。最初は適応障害で療養していたけどどうも症状として出てきたものが躁状態とうつ状態を繰り返す双極性障害というものだったみたいです。それで薬を飲み始めたのですが、今でさえ落ち着いたものの最初は自分の身体やその時の状態に合った薬を探すのが大変で、副作用に苦しみながらいくつもの薬を試し飲んでいました。その中で主治医から「肥えると思うけど試してみようか?」と勧められたのがチエノベンゾジアゼピン系に分類されるある薬でした。(※人によって効果や身体に合う合わないが違うため、偏った誤解を生まないように薬名はふせます)

先生の「肥えるけど」が最初聞き取れなくて、「こ、こえ…?どういう意味?」とポカンとしていたのですが話を聞いているうちに「太る」と言ってることが分かり、しょぼーんとしてしまいました。
先生『大丈夫よ、肥えても旦那さんは可愛いって言ってくれるよ〜』
そんなこと、わからないよ!!!怖いなぁ。

病院ではそんなやりとりをして薬局で受け取ったこの薬こそが私がどんどん太っていくきっかけとなった薬でした。


食欲

今思い返せば食欲増進の効能(副作用)が私には出てしまったんだと思います。(もちろんそれが体質的に出ない人もいるでしょう)
一度の食事量が極端に増えたわけでも爆食いするわけでもなかったのですが、病気をしてからより夜中の度重なる中途覚醒に悩んでおり、眠れなくなると一度リビングに起きてきて買い置きのシリアルがバーになった個包装のお菓子を毎度つまみ食いしていました。
そもそもは家で療養生活になってひとりでいると食べることへの興味が薄くなり、ほおっておくと夜夫が帰ってくるまで何も食べないような日もあったので、何も食べないよりは食べやすいものをストックしておくのがいいだろうと思い買い込んでいたシリアルバー。それが、気づくと不安定な時に気分を紛らわせる為に食べるものとして定着してしまっていたのです。
「でも栄養はあるはずのものだし、これならいいよね」
が積み重なって、ちょうどこの「太りやすくなる」と先生に言われた薬がスペシャルに作用したのでしょう。気づいたら3kg…6kg…、夜中のシリアルバーを封印してからも体重増量は歯止めがきかず最終的に13kg。あっという間に貧乳デブ(口悪い)になってしまいました。


努力

ダイエットの話なんて書かないよーと冒頭で言いましたが、美意識低いなりに気にして食事の際の白米を少量にしたり、夫が横でお菓子を食べていてもできるだけ手をつけなくなったり、夜寝る前に足パカ運動をしてみたり(続かなかった)、ダイエット系YouTubeでエクササイズしてみたり(続かなかった)、近所をウォーキングしてみたり(続かなかった)、ステッパーを買って、家にいてもできる運動を試みたり(続かなかった)、最終的に近所にできたチョコザップに通ったりしました(続かなかった)。

…なんて滑稽な文章でしょう。「続かなかった」のオンパレード。その時その時は確かに本気で取り組んでいたのですが、どれをやっても数字で成果が出てこないのでやる気を無くしてしまいました。


投げやりで始めてみた矯正下着生活

最初は元々持っていた着圧スパッツを履いてみました。そしたらなんということでしょう!太い頑丈なゴムで縫製されているそのスパッツが片脚を入れてみただけでビリリリと華麗に裂けたのです。「これってこんな簡単に裂けるものだったっけ!?」さすがにショックを受けましたが、その頃持っていたボトムは大体のものが入らなくなっていたし、もちろんお腹のボタンもしまらないし数字上の増量だけでなく私の身体は紛れもなく「肥えて」いたのです。今まで着ていたものが着れない。もちろんスキニーパンツなんて履けなくなった。お腹の部分がゴム製のパンツを選んでも太ももはパッツパツ。
見たことない形になっていく自分の身体に恐怖を感じつつ、戒めに撮影しては記録に残していました。

そして、私が体型のことを気にしているのがAIにバレたのかスマホを見ていてもSNSの広告に出てくるのが矯正下着やダイエットサプリばかりに…!そしてついに手を出してしまったのが今使っているブラトップタイプの矯正下着です。
PRではないので商品名はふせますが、広告では上はボンッ!ウエストはキュッ!となるもの…。最初に着てみた時はキツくてキツくて…胃の辺りからしっかりきつめの着圧がかかっているので苦しいのなんの。でも、ボンっと(下が)突き出た私のお腹はそれなりに収納されて、これを着るだけでボタンがしまるボトムがいくつかあり私にとっては革命でした。

しかもバストはしっかり支えてくれるからこれ一枚着ればいいのにお腹もしっかりホールドされて寒い時期は腹巻きをしているように温かい。そこが割と気に入って、私の下着はこの商品の着回しに。さすがにパンパンのお腹にキュッ!としたくびれができるというのは誇大広告でしたが着心地にも慣れ、気に入って着るようになりました。


引っ込んできたぞ…お腹がッ…!

1年ほど愛用していたでしょうか。上下お揃いの可愛い下着を着るという女性らしさのある生活からは完全に退場しましたが、その内側に徐々に効果が見え始めました。
正直矯正下着の効果なのか、それとも他の要因で見た目が変わってきたのかは分かりません。ただ、これだけ言えるのは見た目を少しでも取り繕う為だけにこの下着をつけていただけで、他のダイエットは何もしていなかったし体重もさほど変化はありませんでした。矯正下着の味方をしてコメントするのであれば、着圧効果によって若干お腹に力が入るようになって姿勢を意識するようになったこと。
とはいえ私は猫背&反り腰の二代ブス姿勢野郎ですが(この姿勢のせいだけでも太る原因にもなり得る)、ちょっとでもこの下着が私の姿勢を支えてくれていたのだとしたらナイスですよね。


でも、暑いんだ〜〜〜ッ!!!!

はい。そんな季節がやってきた今、私はプライベートで色々あったせい&環境の変化もあってか久しぶりに乗ってみた体重計でギリ60kgをきりました。やっと戻ってきたよ50kg台!もう戻らないでね60kg台!!!
数字にすると4kgほどですが減量に成功しています。
でも見た目の方がもっと痩せた気がする…そう自分では思っている今日この頃。数字より見た目を信じることにしました。
思い切った写真を載せます。小汚いので見たくない方はスクロールせずにここでご退場をお願いします。









劇的ビフォーアフターほどじゃなくてすみません


こんな感じ…!
ビフォーの方も足の太さが分かるものがあればよかったのですが、素足の写真が見つからず。今回は主にお腹と、おまけで二の腕を曝け出してみました。
まだまだ身長別の標準体重にはほど遠いし全然満足はしていないけど、確実に戻りつつある自分の身体に少しほっとしています。
それで太字の暑いんだ〜ッ!!!に戻りますが、そろそろ矯正下着を着るのがただただしんどくなってきました。だって暑いんだもの!ただただ暑いんだもの!

卒業をして、久しぶりに少しでも見た目が可愛い下着でも買って気分をあげようかなぁと思いつつ、時々ユニクロの軽いキャミソールを着て力を抜いている毎日です。



何の話?

何の話、って思いましたよね。私もそう思っていますが、私と同じように精神疾患の服薬治療で太ってしまったという方は結構多いんじゃないかなと思ってこの記事を書きました。なんのアドバイスでも商品のPRでもないけれど、「私はこんな風に闘っていたよ」「こんなものを試したらこんなことがあったよ」「長い目で見ていけば減量できる可能性も残っているよ」とそんな仲間に伝えたかった。そんな感じです。
私もこの先、ぐちゃぐちゃに落ちてしまった自己肯定感を上げることを目標にさらに減量(とはいっても見た目が大事)を目指して生活していきます。まずは前回の趣味の記事でも書いた散歩かな。新生活で歩く距離は増えたのでそれを軸にぼちぼちと頑張っていきたいと思います。


なんだかんだいい文字数になりました。
今回は軽い内容の記事でしたが(下着下着連呼してすみませんでした)ここまで読んで下さった方がいたら嬉しいです。恥ずかしがらずにスキをください。

ありがとうございました!


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