見出し画像

実は根が深い⁉「幸福度」とぐっすりねんね

赤ちゃんにぐっすり寝てほしいとまず目がいくのは「テクニック」。
背中スイッチを発動しないための魔法を探しがちです。
でも、赤ちゃんのねんねに効果があるのは目に見えないものだったりもします。
「幸福度」は「度」という割に数値化できないのでわかりにくいのですが、実は赤ちゃんのぐっすりねんねにとっても大切なのです。

■ 睡眠の土台「睡眠環境」のおさらい

睡眠の土台には3つの要素があり、すべてを整えることがぐっすりねんねへの近道だと「睡眠の土台」でご紹介しました。
3つの要素には、睡眠環境」「幸福度」「ねんねルーティンがあります。

▼睡眠の土台のおさらい
 1.睡眠環境を整える
   光:寝室は真っ暗にする
   音:赤ちゃんが寝ている間はホワイトノイズをつけっぱなしにする
   温度・湿度:温度は20~22℃、湿度は40~60%に保つ
   服装:肌着+パジャマ+スリーパー
   安全性:ベビーベッドを使用する
       ベビーベッドの中には枕や掛け布団などは置かない
 2.幸福度を高める
 3.ねんねルーティンを行う

睡眠の土台を整えるだけで睡眠問題の予防や改善に効果を発揮します。

今回は睡眠の土台の一つ「幸福度」について深掘りします。

■ 幸福度ってなに?

幸福度というのは、個人の心がどれだけ満たされているかです。
赤ちゃんは親の感情に対して敏感なので、赤ちゃんの幸福度は親の幸福度とリンクしています。

つまり、ママとパパがハッピーであれば、赤ちゃんもハッピーで心が満たされます。
逆に、ママとパパがイライラしていれば、赤ちゃんにもその気持ちが伝わり、不安になってしまいます。

そして、この「幸福度」がねんねに大きく関係してきます。

例えば、ママとパパが寝かしつけにイライラして「あー、どうせ今日も寝ない」と思えば、その気持ちはお子さんに伝わり、お子さんは寝なくなるという負のスパイラルに陥ります。

ママとパパの心に余裕があれば、「上手におねんねできるよ」「おねんねしたら元気になれるよ」といったポジティブな声かけができるようになり、お子さんも自信をもっておねんねできるようになります。
(実際に声に出す必要はなく、心の中でつぶやくだけでもOK)

幸福度が高いと赤ちゃんは安心してねんねできます。
赤ちゃんのぐっすりねんねのためにも、ママとパパはハッピーでないといけないんです!

ぜひ、フレッシュしたり、リラックスしてください。
そのためには家事代行サービスやベビーシッターサービスをおおいに利用してほしいです。
(各種サービスについてはこちらの記事を見てください。)

これに罪悪感を抱かないでほしいし、お子さんのことを第一にかんがえるからこその立派な育児(家事)の一環だと考えてください。


■ 幸福度アップの秘訣♡

幸福度はちょっとのことで意識的に上げることができます。
時間をとってあれこれするのは大変だと思うので、「量より質」、これを心がけてやってみてください。

1.スマホなしのお話しタイムをつくる

スマホなし、テレビなしでお子さんと向き合う時間を作っていますか?
1日1分でもいいので、スマホなし、テレビなしの1対1で話す時間を作ってください

お話しできる子であれば、その日にあったことを聞いてみてください。
お話しできない子であれば、ママやパパがその日にあった楽しかったことやうれしかったことを中心に話してみましょう。

ねんねルーティンに入れるのも良いアイディアです。
寝る前は笑顔で終われるようにしましょう。

2.スキンシップの時間を大切に♡

日本はスキンシップをしない文化なので、意識的にハグをして幸福度をあげましょう

お子さんを甘やかしているなんて思わないで、お子さんが求めるだけハグして、手をつないで、頭をなでてあげてください。

肌と肌のふれあいを感じることでお子さんは安心できます。
心は安定はぐっすりねんねにもつながるのでおすすめです。

3.ラビ―(ねんねのおとも)を選ぼう!

ラビ―(Lovey)とはねんねのときに子どもが持っていると安心できるねんねのおともです。

基本的にはねんねのときに持つことをおすすめしていますが、心が不安定な時期は日中でも持たせてあげてください。
Peanautsに出てくるライナスの青いブランケットのような存在です。

ラビ―についてはこちらの記事で使い方や選び方を書いたので、読んでみてください!


今日のぐっすりねんねポイント
 ママとパパがハッピーでいるとお子さんの心も満たされ、ぐっすりねんねにつながります。


参考文献
 『ママと赤ちゃんのぐっすり本』 愛波 文著


  • 赤ちゃん及び保育者(ママ、パパ)に関して不安や心配がある場合は、医師等の専門家に相談しましょう。

  • 本記事の内容については注意を払って記載していますが、アドバイスを実行する際は読者の方の判断で行ってください。

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?