見出し画像

ぐっすりねんねの味方ラビーを選ぼう!

すっかり春めいてきましたね。
お散歩には気持ちの良い季節になりましたが、なにかと変化も多い季節で心がざわざわ。
この記事では「いつもと違う」ことに敏感な赤ちゃんの心の安定につながるラビーをご紹介します。

■ 心の安定とぐっすりねんね

4月は変化の多い時期ですが、みなさんはいかがでしょうか?
わが家は夫婦ともに育休から職場復帰し、子どもは保育園に通うことになりました。
これからどうなることやら。。。

お子さん自身に変化がなくても家族に変化があるご家庭も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんは大人が思っている以上に親の感情に敏感です。(詳しくはこちらの記事をご参照ください。)

ご家庭の変化がワクワクであってもストレスであっても、お子さんにとっては「いつもと違う」ことは心の不安定につながり、睡眠トラブル(寝つきの悪さ、夜泣きなど)を招きます。

例えば、私は小さいときディズニーランドに行く前日はウキウキしすぎて眠れませんでした(笑)
旅行などの楽しいことでも一時的に睡眠に悪影響を与えます。

逆も然りで、パパやママの転職や異動でも緊張した気持ちがお子さんに伝わってそれがお子さんの寝つきの悪さにつながることもあります。

なので、環境に変化があるタイミングでぐっすりねんねができなくなるのは当たり前!

赤ちゃんは機械ではないので、ねんねにアップダウンはあります。
一喜一憂しないで見守りましょう。


■ 不安を和らげてくれるラビー

ラビー(Lovey)って聞いたことありますか?

幸福度について書いたこちらの記事でラビ―をご紹介しましたが、今日は深掘りしていきます。

ラビー(Lovey)はねんねのときに子どもが持っていると安心できるねんねのおともです。
Peanautsに出てくるライナスの青いブランケットのような存在。

「安心できる」と言ってもわかりにくいと思うので、ラビーの効果について一例をあげておきます。

▼ラビ―(Lovey)の効果
 ・ラビーを持つと泣きやむ(または泣きが弱くなる)
 ・ラビーを持っていればママやパパが近くにいなくてもご機嫌でいられる
 ・ラビーがあればひとりで寝られる!

ラビ―を与えてから効果が出るまでに時間がかかることがあります。
また不安を感じていないと必要ないかもしれません。

うちの子も生後10ヵ月くらいのときに使い始めたのですが、まったく興味を示さなかった(むしろ、投げ捨てられてた。。。)ので一度は使用を中断しました。
分離不安が強くなった1歳半に再導入したところ、たった3日でラビーになつきました。
今では寝るときにラビーがないと「らびー ない」と言って要求しますし、朝起きたときは必ず握りしめています。



ラビーはねんねのときだけでなく、特に心が不安定な時期は日中にも持たせてあげてください。
言い方に語弊がありますが、弱っているときこそねらい目です(笑)

なお、ラビ―をベビーベッドに入れて一緒に寝るとのは1歳以降が目安です。
それまでは窒息の危険もあるのでベビーベッドの中には赤ちゃん以外何も置かないでください


■ さっそくラビーを選ぼう!

ラビー欲しくなりましたか?(笑)
ここではラビーの選び方をお伝えします。
難しく考える必要はないので、以下3点を参考に選んでみてください。

1.シンプルな布でOK!

ラビーはシンプルな布でOKです。
おすすめは肌触りのよいハンドタオルです。
ハンドタオルくらいの大きさだと持ち運びが便利なので、旅行の時はもちろん、車や電車の移動時にもバッグに忍ばせておくと活躍します。

こだわりがでてくる2歳以降は好きなキャラクターのぬいぐるみなどでもいいと思います。
この時期は親が勝手に決めるのではなく、楽しく一緒に選んでみましょう。
ただし、ボタンや長いひもがついているものは事故につながるので、安全なものを選びましょう。

ちなみにわが家は愛波文さんのラビーを愛用しています。

2.必ず同じものを2つそろえよう!

握りしめたり、チュパチュパする可能性が大なので、洗い替え用に2枚は必要です。

わが家もラビ―を2枚用意しているのですが、先日、誤って同じタイミングで洗ったときはお昼寝までに間に合わなくて、ドライヤーで乾かしました。。。

同じものと言いましたが、全く同じサイズ、同じ素材、同じ色、同じ柄を2枚は購入しておきましょう
気を利かせて違う色にすると、そのうち「あっちの色のラビ―がいい」と親泣かせなことを言うようになります。

3.ママとパパの匂いをつけよう!

購入したラビ―はすぐにお子さんに渡さないでください。
ママやパパが2~3日一緒に寝て、ママとパパの匂いをつけてみましょう。
母乳やミルクをつけるのも効果的です。
赤ちゃんは匂いでもママとパパの存在を感じて安心します。

プラスして、ラビ―を「Little Mommy / Little Daddy(ちいさなママ/ちいさなパパ)」としてお守り代わりに渡すのもいいアイディアだと思います。
いつも一緒だよ、大丈夫だよ、ぐっすりねんねしようねと言って安心させてあげましょう。


今日のぐっすりねんねポイント
 ラビ―(Lovey)はねんねのときに子どもが持っていると安心できるねんねのおともです。心が不安定になるときにはじめてみましょう。


参考文献
 『ママと赤ちゃんのぐっすり本』 愛波 文著
 『the no-cry sleep solution for toddler and preschoolers』 Elizabeth Pantley 著


  • 赤ちゃん及び保育者(ママ、パパ)に関して不安や心配がある場合は、医師等の専門家に相談しましょう。

  • 本記事の内容については注意を払って記載していますが、アドバイスを実行する際は読者の方の判断で行ってください。

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?