五輪継続では「楽観的バイアス」は無くならない!

例1

「近所のお祭りに来ています。近くで火事があり、お祭りの会場に近づいているとします。」

①お祭りを継続する

②お祭りは中止する

この時、お祭りから速やかに帰るのは明らかに②と考えます。

例2

「近所で花火大会があります。いつもの会場への入場は出来ません。テレビ中継しますから、自宅でテレビを見てください。」とアナウンスしておきます。

①花火大会を開催する

②花火大会自体を中止する

この時、花火会場以外への外出が少ないのは明らかに②と考えます。

「楽観的バイアス」は直接オリンピック会場やモニュメントへ行くことだけにとどまらないのです。

「オリンピックが開催出来るのだから」

→帰省しよう

→旅行に行こう

→友達と飲み会をしよう

→外食に行こう

となるのです。

1番驚くのは、五輪のモニュメントを見に来た人が「もっと感染者が減れば良いと思っています。」と答える時ですね。

「あなたのその不要不急の外出が、テレビを見ている人の外出に対する抵抗感を減少させているのですよ。」と教えてあげたいですね。

このように「スポーツのお祭り」を「日本で行える感染状況なのだな」という「楽観的な印象」を与える結果になっていることが「人の出の減少」につながりにくいということですね。

政府は五輪強行継続予定のようですので、「地獄」が待っていることでしょう。

ご愁傷様でございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?