五輪強行の方が与党票が伸びる?

テレビで与党よりの発言をされる政治関係者の方が、「五輪強行して感染者が増加しても中止するよりは与党の得票には有利」という意味のことをおっしゃっていました。

五輪強行で感染者が増加すると仮定します。何が生じるか推測してみましょう

①医療従事者の負担期間が延長する

→しかし、選挙に関して考えれば「医師会所属の開業医さんや私立病院の医師(A会員の方々)」で「新型コロナの重症病床」などで働いていらっしゃる方は少数でしょう。(勤務医の先生が所属するB会員は会費が安い代わりに発言権が少ないのです)つまり五輪に関係なく与党に投票してくれるのでしょう。

②経済規制が延長して飲食店などが窮地に陥る

→しかし、飲食店のオーナー達が共同会見しなければ無らないと言うことは、その分政治に太いパイプがないことを意味していると考えます。つまり初めから飲食店に関しては与党に投票してくれることを最初からあまりあてにしてないのでしょう。

③五輪商人(五輪を行うことで利益が出る職業の方々)は利益を得る

感染者が増加しても、五輪を行わなければ五輪商人は利益が出ませんね。当然、政府と以前から関係が強いことが推測され、五輪を中止すれば利益が出ず、相当数の票が寝返り、野党に流れる可能性もあるのでしょう。

このような下衆な推測なしに「五輪強行する意味」を科学的側面から擁護するのは至難の業でしょう。

五輪を強行すれば感染者数増加→重症者増加→死亡者増加となり

五輪によってお亡くなりになる方は0人には出来ません。

しかし、次回衆議院選挙で「五輪強行の方が有利と与党は考えている」と与党よりの発言をされる政治関係者の方が「はっきり」おっしゃいました。

「安全」や「安心」は「人の命や健康を全く損なわない」ときに達成されるものと考えます。

現在の与党は

「生命や健康」より「五輪強行」で

それは「次回の衆議院選挙で有利になる」ことにもつながるようなのです。

どんなに

「五輪強行で感染が拡大してお亡くなりになられる方々が増加しても」

「五輪強行で経済規制期間が延長しても」

「与党に大多数の方々が投票してくれる」と与党の方々に「日本国民が見下されている」のではないでしょうか?

次回の衆議院選挙が「与党の思惑通り」になれば「現在よりさらにやりたい放題」を現在与党の方々が行えることになってしまうでしょう。そうなれば、現在「既得権益」を得ていない国民にとってはますます住みずらい国家に、日本はなってしまうことでしょう。また、一般的に、このような権力者は「必要性が無くなった身内」を平気で切り捨てるものです。「自分に有利」と投票しても、裏切られる確率が高い人の方が多いと推測されます。

「権力がずっと同じところにある」外国が現在どんな状態になっているか見てみて下さい。

日本がそうならないためには、アメリカの様に例え失敗しても「選挙で権力を移動させること」以外に方法はないと推測します。

今回失敗すると、少なくとも「今後10年の日本の方向」や「さらなる権力の集中(現権力の増強)が進行」することでしょう。

日本国民の賢明な判断を期待しております。

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