『外国人技能実習生制度』は日本の技術を教える制度ではないのでしょうか?

「今回、英国変異種が報告されてから、外国人の入国制限が遅れたのは『外国人技能実習生』の入国と関係があり、『外国人技能実習生』がいなければ成り立たない業種のことを考えれば仕方がなかった。」と与党よりの元政治家の方がテレビでおっしゃっていました。

『外国人技能実習生』というからには、日本の技術を教えてあげるためのシステムではないのではないのでしょうか?

『外国人技能実習生』がいなければ成り立たない業種の人が、日本の技術を教えてあげる「余裕」などあるのでしょうか?

上記の元政治家の発言は『外国人技能実習生』を『安い労働力』として見ているのではないかと勘違いするような発言ではないでしょうか?

入国制限が遅れたことの理由にすることも問題だと思いますし、『外国人技能実習生制度』も問題でしょう。また、『外国人技能実習生』が必要な業種が発生してしまっていること自体が今まで問題を先送りにしてきたツケなのではないでしょうか?

「みんなが満足しているかのような長期政権」では短期的にも長期的にも、重要な問題はなかなか解決出来ない可能性があるということではないでしょうか?問題を解決するときには大抵の場合誰かが「痛み」を伴うからです。長期間人気を維持している「政治体制」は「痛み」を伴う改革をしていない可能性が高いのです。

パンデミックの対応は「はっきり結果が短期的に見える」ため、「今までの方法」では通用しないでしょう。

哀れな日本国民の皆様、ご愁傷様でございます。


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