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「期待している」という言葉の呪い

お久しぶりです。
紅葉です🍁

去年の12月に新しい職に転職し、ちょうど1年が経とうとしています。
前職では営業をしておりましたが、
今は全く毛色の異なる現場管理のお仕事をしております。

入社した頃の刺激も落ち着き、
人間関係の大変さや仕事量の多さにあくせくしつつ、
営業時代よりもやりがいを感じている毎日です。



さて、話は変わりますが、
皆さんは

「期待している」という言葉

を聞いたことはありますか?

親から子供へ、先生から生徒へ、上司から部下へ、
家庭や、学校や、職場、あらゆる場で、
大げさに、もしくは密かに使われる言葉ではないでしょうか。

私は、新入社員時代、周りで言われている
同期を見たことがありますし、
私自身言われたことがあります。


そして私はしっかり怠慢になった


営業時代、入社してすぐに引き継いだお客様が
新車を購入してくださいました。
もちろん元々購入意思のあったお客様です。
私が何かを工夫したなんてことは全くありません。

それなのに周りから期待の新人だともてはやされ、
愚かな私は、自分はすごいんだと
恥ずかしい勘違いを続けることになりました。
自分は期待されるくらいの能力がある人間だと。

そして2年目、
店長が変わってからだんだんと売上を
上げることが出来なくなってしまいました。

その時に、私は自身の手で売上を上げていた
わけではなかったと知ったのです。


呪いの言葉


はてさて、私がいつ上司に期待させるような
言動をしたでしょうか。

入ってきたばかりの新人に、何を根拠に、
期待しているなんて言葉がかけられるのでしょうか。

期待しているという言葉は呪いです。
呪いと言っても、自信を持たせるためだったり、褒め言葉として使ったり、
悪意ある使い方をしているわけではないと思います。

ただし、
使い方や捉え方を間違えると私のような勘違い野郎が量産されます。(白目)


お願い

世の部下を持つ方々へ、
期待しているなんて曖昧な表現より、
何がどう良かったのかを明確に伝えてください。

世の上司を持つ方々へ、
期待しているなんて曖昧な言葉を
絶対にそのまま受け取らないでください。


そして私の元上司へ、


期待しているなんて言葉は今後一生使わないでください!!



最後に営業時代の私へ、



周りの根拠のない期待に囚われるな、
自分に呪いをかけるのは自分であれ。

その呪いはきっと、自分を肥やしてくれる信用できる呪いだから。


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