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パラサイト隕石クッキーリベンジ。

 認めよう、「私が作ったのは『河原の石』だった」と。

月初に作ったパラサイト隕石クッキー

 クロサキナオさんの企画参加のために焼いたクッキーは、竹炭投入のタイミングが悪くクッキーが見栄えのよろしくない黒と灰のまだら模様になってしまいました。あとキャンディも足りなかった。

 何が「色がまだらなほうが石っぽいかと思い」だお前が目指したのは石質隕石じゃなくて石鉄隕石だろ!


 このまま引き下がるわけにはいかない。


 せめて色が均一なグレーのパラサイト隕石クッキーを作りたい!



クッキー生地づくり

クッキー生地の材料(-薄力粉)

 クッキー生地の材料は前回から変わりません。洗い物は減らしたいので薄力粉は粉砂糖を投入したあとに量る。


室温に戻した無塩バターを練る
粉砂糖を加えて混ぜる
卵黄を加えて混ぜる

 ステンドグラスクッキー生地はホント作るのラクですね……ここ最近は寒天に翻弄されてたので簡単すぎて怖いぐらい。


竹炭を投入

 さて、今回は卵黄の次に竹炭を加えます。前回の小さじ1/2は多すぎたので、更に減らして小さじ1/4から様子を見ましょう。


竹炭を混ぜ終わったところ

 小さじ1/4で十分ですね。かなり濃いグレーですが薄力粉を加えれば色が薄くなるでしょう。

薄力粉を入れて切り混ぜる
完成したクッキー生地(グレー)

……あんまり変わらないような?



キャンディを砕く

買い足したキュービィロップ
3袋から使いたい組み合わせをピックアップした結果

 前回はキャンディが足りなかったので、3袋買えばオレンジ・黄・緑のみの組み合わせは十分な量になるでしょう。

――って前回の1.5倍しか無かったんですけど!

 仕方がないので他の組み合わせからオレンジだけを取り出し、余ったピンクや水色はジップロックに集めました。


オーブンの上段・160℃で6分かかった

 前回はキャンディを並べた天板をオーブン下段に入れましたが、時短のため今回は天板をオーブン上段へ。2分しか削減できませんでしたが。


溶けたキャンディ
溶けたキャンディを更につぶす
薄くしたキャンディは冷凍庫へ

 あとはキャンディが柔らかいうちに潰して薄くし冷凍庫へ。ここまでが昨晩の作業。


麺棒でキャンディを砕く
砕いたキャンディは使う直前まで冷凍庫へ

 今日の昼休憩に作業を再開。前回は砕いたキャンディのベタつきに苦しめられたので、クッキー生地が焼き上がるまで冷凍庫に戻しておきます。



クッキーを焼く

先に穴を開けてから延ばす
2mm厚に延ばしたクッキー生地

 前回は生地を延ばしてから穴を開けましたが、穴に自然な歪みを与えるため先に穴を開けてから延ばし、また穴を開けて延ばし……を繰り返しました。


170℃で10分
オーブンから出したクッキー生地

 クッキー生地をいったん焼きます。ちゃ、ちゃんと均一なグレーになった……!

 これはこれで石っぽいと言われそうですが、さすがに金属光沢の再現は無理ゲーです。


砕いたキャンディを豪快にのせる

 砕いたキャンディを冷凍庫から出し、穴に詰めていきます。

 パラサイト隕石を画像検索すればわかりますが、スライスでもすべてのペリドットが透けてるわけではないのでキャンディははみ出す前提で豪快に載せます。


160℃で5分焼いたもの

 穴の高さまでしっかりキャンディで埋まりました。

後で割るためのガイド線となる切り込みを入れる

 ここで昼休憩時間が終わったので、次の休憩時間まで放置して冷まします。


ガイド線どおりには割れてくれなかった

完成!

パラサイト隕石クッキー(リベンジ版)

 前回と味こそ同じですが大幅に見た目が改善されたパラサイト隕石クッキーになりました!

 これ以上を目指すなら穴の数とカタチの追求ですね。クッキーではなくキャンディが本体になりそうですが。


当たり前だがちゃんと透ける!

 家に来ていた姪に食べてもらったところ、「ポテトチップスみたいだった!」という感想が。

 え!? 塩は一切使ってないんですが!?
 もしかして食感!? 飴をかじる食感なのか!?


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