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文具マーケットで手帳メイクWSに参加したはなし。

 先月、文具マーケット日本手帖の会のワークショップに参加してきました。

先生作のリフィルストッカー

 作るものは2種類から選べるのですが、私は「レジェンド石井式リフィルストッカー」にしました。
 手帳のリフィルを50枚選んでブロックメモ化し、ハードカバーの本の表紙みたいなケースのポケットに差し込むものです。

材料、型紙、道具

 手帳リフィル、表紙の紙、内側の紙、ポケットになる封筒を選びます。表紙は可愛いたんぽぽ柄の薄い紙にしました。

厚紙を切断したところ

 まず、手帳リフィルのサイズに合わせて厚紙を切り出します。

「厚紙を切る時は切り出す側に定規を置き、定規は動かないようしっかり押さえるが、カッターは力を入れず撫でるように何度も同じところをなぞって切る」

 このワークショップでは様々な学びを得られたのですが、上記が最も重要でした。ほんと目からウロコが落ちました。

少しでもたわんでいたらクリップを填めなおす
ボンドを背側に乗せたところ

 続いて、選んだ手帳リフィルを束ねて歪みやたわみが出ないようクリップで固定します。クリップの間と間にボンドを塗って平らに均し、ブロックメモ化します。これで中身は終わり。

 ボンドは細ノズルと幅広ノズルが便利な先生オススメの品。店頭じゃあんまり見かけないらしい。

切り出した厚紙
封筒は表にして上と左をカット
内側はMDペーパーを貼る
Lサイズで角をカット

 続いて配布された型紙に従って厚紙、内側の紙、封筒を切り出します。封筒はポケットの差し込み口側の角を角丸パンチで丸めます。

 このパンチ、丸めサイズが3種あって便利そうだったので後日自分でも買いました。

手持ちのシャーペンに入ってる芯が赤だった

 表紙の紙は裏側に厚紙を貼るためのガイドラインを引きます。

厚紙を貼り付けたところ

 ガイドラインを引いたところにボンドを塗って厚紙を置きます。表紙の紙が薄いのでボンドの水分で反り返っちゃってますね。

表紙の紙を内側に折り込む
内側の紙を貼ったところ
背表紙の隙間もしっかり接着するようボンドの蓋の角でこする

 四方の紙を内側に織り込んだら内側の紙をボンドを薄く塗って貼り付けるのですが、この「薄く塗る」の基準がどうやら私はかなり甘いらしく、後で先生にめちゃくちゃボンド扱き取られました……貼ったらシワシワになっちゃうし……。

ポケットを貼ったが……
上下逆さま!

 最後にポケットとなる封筒を貼って完成! なのですがここで上下左右を間違える痛恨のミス! 表紙が上下のはっきりしたタンポポ模様なのでごまかしが利きません。

何とかカバーできた……?
リフィルを差し込んだところ

 先生が封筒をもう一枚くださったのでもう一度切り出して貼り付けました。トホホ……。

先生が作った作品と
リフィルの厚紙に記念スタンプ

 乾燥しても表紙の反りが激しかったので、帰宅後に母が買いだめしている豆乳の箱の下に敷いて強制的に平らにしました。

表紙のシワシワは残った
文字を書いてみた

 初めてハードカバー作りましたが大変楽しかったです。そのぶん時間もかかりましたが、やはりいずれは製本やってみたいですね。

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